4年ぶり待望の来日!
アンドレイ・ボレイコ指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
- オーケストラ
<昼公演> 亀井聖矢 (ピアノ) 出演 *途中休憩なし
- 日時
- 2024年2月7日(水) 14:00
- 開場 / 終演予定
- 13:20 / 15:20
<夜公演> ブルース・リウ (ピアノ) 出演
- 日時
- 2024年2月7日(水) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
ラファウ・ブレハッチ (ピアノ) 出演
- 日時
- 2024年2月8日(木) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
ブルース・リウ (ピアノ) 出演
- 日時
- 2024年2月11日(日・祝) 14:00
- 開場 / 終演予定
- 13:15 / 16:00
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
「ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」東京・横浜公演のジャパン・アーツぴあオンラインチケットでの先行販売について
①ジャパン・アーツぴあオンラインチケット抽選先行受付 WEB
受付期間:9月1日(金)10:00~9月6日(水)23:59
結果配信:9月7日(木)18:00以降
- ② 9月9日(土) 10:00~9月15日(金)23:59 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット先着先行受付 WEB
※先着先行発売開始時より座席選択が可能です。 - ③ 9月16日(土) 10:00~発売 一般 TELWEB
- ④ 2024年1月7日(日) 10:00~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
2/7昼公演:S席¥11,000 A席¥9,000
2/7夜、2/8、2/11公演:S席¥14,000 A席¥11,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(東京公演はジャパン・アーツぴあコールセンターで、横浜公演は神奈川芸術協会で受付)
その他プレイガイド
- 神奈川芸術協会 kanagawa-geikyo.com 045-453-5080 (横浜のみ)
- サントリーホールチケットセンター suntory.jp/HALL 0570-55-0017 (東京のみ)
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000 (横浜のみ)
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 249-977(東京) 251-161(横浜)]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 32933(東京) 35379(横浜)]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
【曲目変更のお知らせ】(2023年1月19日現在)
2月7日<夜公演>・2月11日公演の演奏曲目の一部が変更となりました。 詳細はこちら
- 2024年2月7日(水)14:00 サントリーホール *途中休憩なし
- ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op. 11 <ピアノ>亀井聖矢
- ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op. 92
- 2024年2月7日(水)19:00 サントリーホール
- ルトスワフスキ:小組曲
- ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op. 21 <ピアノ>ブルース・リウ
- ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op. 92
- 2024年2月8日(木)19:00 サントリーホール
- ルトスワフスキ:小組曲
- シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54 <ピアノ>ラファウ・ブレハッチ
- ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 Op. 73
- 2024年2月11日(日・祝)14:00 横浜みなとみらいホール
- ルトスワフスキ:小組曲
- ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op. 21 <ピアノ>ブルース・リウ
- ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op. 92
- 2024年2月7日(水)14:00 サントリーホール
- ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53 ※亀井聖矢 ソリスト・アンコール
- パツェヴィチ:オベレック ※オーケストラ
- 2024年2月7日(水)19:00 サントリーホール
- ショパン:エチュード Op. 25-1 「エオリアン・ハープ」 ※ブルース・リウ ソリスト・アンコール
- ショパン(サラサーテ編曲):ノクターン Op. 9-2 ※ブルース・リウ ソリスト・アンコール
- バツェヴィチ:オベレック ※オーケストラ
- 2024年2月8日(木)19:00 サントリーホール
- ショパン:マズルカ イ短調 Op.17-4 ※ラファウ・ブレハッチ ソリスト・アンコール
- ショパン:前奏曲第7番 イ長調 Op.28-7 ※ラファウ・ブレハッチ ソリスト・アンコール
- バツェヴィチ:オベレック ※オーケストラ
公演によせてMessage
20世紀の始まりとともに創設され、数々の名演奏家との共演の歴史を積み重ねてきた、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団。ピアニストのための世界最高峰の登竜門、ショパン国際ピアノコンクールのファイナルで共演するオーケストラとしてもお馴染みの彼らが、音楽監督を務めるアンドレイ・ボレイコとともに、久しぶりに来日する。
ポーランド人の父とロシア人の母のもとサンクトペテルブルクに生まれたボレイコが同オーケストラの音楽監督に就任したのは、2019/2020シーズンのこと。以来そのシャープかつ的確なタクトで、ワルシャワ・フィルとの信頼関係を深めてきた。日本人の入賞でも話題となった2021年のショパン国際ピアノコンクールでは、ファイナルにおけるショパンのピアノ協奏曲で、若いピアニストたちを支える重要な役割を経験した。十人十色のショパンの解釈をしっかりと聴き、若者のやりたいことを尊重してオーケストラを寄り添わせる手腕は見事だった。
その意味で、今回2/7昼公演のソリスト——今、日本で人気上昇中の若きピアニスト、亀井聖矢とボレイコがどのようにコミュニケーションを取り、どんなショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏するのかは、とても楽しみなところ。
華やかな音と圧倒的な技巧を持つ亀井は、2022年秋にパリで行われたロン・ティボー国際コンクールのピアノ部門で優勝し、世界におけるさらなる躍進が期待される若手だ。この秋からはヨーロッパでの留学生活をスタートさせる。最近、ピアニストとしてのさらなる成長を目指し、コンクールへの挑戦も視野に入れながらショパンに集中して打ち込んでいるという。ショパンの国のオーケストラは亀井に何を与え、また逆に、亀井はオーケストラをどう刺激するのだろうか。この共演は、今聴いておくことがあとで貴重な思い出となるかもしれない。
2/7夜、2/8、2/11公演のソリストは、すでにボレイコと共演経験もある歴代のショパンコンクール優勝者たち。
2021年の覇者で、一躍世界の注目を集めるソリストとなったブルース・リウは、コンクールでは披露していないショパンの協奏的作品に挑む。演奏機会の少ない「ポーランドの民謡による大幻想曲」は、ショパンが20歳ごろに書き上げた作品。民族舞曲の要素がふんだんに取り入れられ、リズミカルで同時に甘美な歌にも溢れる。あわせて同じ頃に書かれたピアノ協奏曲第2番も演奏される。リウの生命力あふれるピアノは、若きショパンのパッションをどのように表現するのだろうか。
また2005年に優勝、ポーランド魂を具現化するような儚く強く美しい音楽で、ショパンの再来といわれたラファウ・ブレハッチは、シューマンのピアノ協奏曲を演奏する。コンクールから18年。時間をかけて大切に深め、またある種の自由に向かってきた彼のピアニズムが、シューマンで花開く。
あわせてワルシャワ・フィルが演奏するのは、まず、ベートーヴェンの交響曲第7番。ワーグナーが“舞踏の聖化”と評したことで知られるこのマスターピースで、ボレイコの聡明な音楽性、あたたかさと力強さを持つオーケストラの美点が発揮されることだろう。20世紀ポーランドの作曲家、ルトスワフスキの「小組曲」は、ポーランド南東部の村の民族音楽に基づき、特別な響きとパワーを持つ。加えてシューマンと関係の深かったブラームスの交響曲第2番で、ワルシャワ・フィルの厚いサウンドも聴くことができる。
ボレイコ率いるワルシャワ・フィルの本領が発揮されるポーランド音楽の魅力、そしてポーランドの聴衆の心を掴んだピアニストたち、注目の日本の俊英の音楽性を、多彩なプログラムで味わえる。
名曲揃いのプログラムで、ポーランドが世界に誇るオーケストラの多彩な魅力を体感しよう。
音楽ライター 高坂はる香
全国公演日程National performance
★ブルース・リウ出演 ◎ラファウ・ブレハッチ出演 ▲亀井聖矢出演 ■小山実稚恵出演
プロフィールProfile
アンドレイ・ボレイコ Andrey Boreyko (指揮/ワルシャワ・フィル芸術監督, Conductor/Artistic Director of Warsaw Philharmonic)
2022/23年シーズンはワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽・芸術監督に就任して4シーズン目となる。22年9月にはレジデント指揮者を務めるミラノ・ヴェルディ響のシーズン・オープニング公演をスカラ座で指揮した。近年のハイライトにはワルシャワ・フィルとのスペインツアー、ロシア国立響とのドイツツアー、スカラ・フィルとの欧州ツアーのほか、ロイヤル・スコティッシュ管、ケルン・ギュルツェニヒ管、ベルリン放送響、ウィーン放送響、RAI国立響、クリーブランド管、シカゴ響、ダラス響、サンフランシスコ・フィル、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィルなどに客演している。また今後、ハンブルグ・フィル、ロンドン・フィル、プラハ響などに再客演する。これまでにベルリン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデン、ゲヴァントハウス管、ウィーン響、ミュンヘン・フィル、コンセルトヘボウ管、パリ管、ロンドン響、フィルハーモニア管などに客演したほか、イエナ・フィル、ウイニペグ響、ベルン響、デュッセルドルフ響、ハンブルク響、ベルギー国立管、ネイプルズ響の首席指揮者や音楽監督を歴任している。
亀井聖矢 Masaya Kamei (ピアノ,Piano) 【2/7昼出演】
2022年、ロン=ティボー国際音楽コンクールにて第1位を受賞。併せて「聴衆賞」「評論家賞」の2つの特別賞を受賞。2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。2019年、第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞。第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、及び聴衆賞受賞。2022年、マリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位受賞。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。これまでに、N響、読響、東響、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、東京シティフィル、関西フィル、京響など、国内の主要オーケストラと共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK「クラシック倶楽部」などメディア出演も多数。これまでに、青木真由子、杉浦日出夫、上野久子、岡本美智子、長谷正一の各氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学し、2023年3月に同大学を首席で卒業。2023年には、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、出光音楽賞、岐阜県芸術文化奨励賞、愛知県芸術文化選奨文化新人賞を受賞。2021~2022年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。第51回公益財団法人江副記念リクルート財団奨学生。
ブルース・リウ Bruce Liu (ピアノ, Piano) 【2/7夜・2/11出演】
2021年第18回国際ショパン・ピアノコンクールで優勝。その後、パリ シャンゼリゼ劇場、ウィーンコンツェルトハウス、ブリュッセル ボザール、東京オペラシティ、ロイヤル・フェスティバル・ホール等に出演。またワルシャワ国立フィル、ルクセンブルク・フィル、ポーランド国立放送響、N響、ソウル・フィルとも共演。ドイツ・グラモフォン専属アーティスト。ショパン・コンクールのライブ録音を収録したファースト・アルバムはフレデリック賞を受賞、2021年のベスト・クラシックアルバムに選出されるなど国際的に高い評価を受けている。
ラファウ・ブレハッチ Rafał Blechacz (ピアノ,Piano) 【2/8出演】
2005年第15回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝。これまでに、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、コンセルトヘボウなど世界の名だたるホールに出演、また、ザルツブルク、ヴェルビエなど主要音楽祭にも招かれている。デュトワ、ゲルギエフ、ハーディング、P. ヤルヴィ、ルイジ、ナガノ、ネルソンス、プレトニョフ、ヴィット、ジンマンなど世界的な指揮者と共演。2010年キジアナ音楽院国際賞(イタリア)を受賞。2015年にはポーランド共和国大統領メダルであるポーランド復興勲章カヴァレルスキ十字勲章を授与された。
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 Warsaw National Philharmonic Orchestra
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団は、1901年新たに建設されたフィルハーモニーホールの杮落しとして最初の公演を行った。指揮は楽団の共同創設者にして初代音楽監督兼常任指揮者のエミール・ムリナルスキ、ピアノ独奏はイグナツィ・ヤン・パデレフスキであった。第一次世界大戦前から第二次世界大戦までの間に、ワルシャワ・フィルはすでにポーランド音楽界の中心的存在、そしてヨーロッパの音楽界においても主要な団体のひとつとなっていた。第二次世界大戦直後、本拠地フィルハーモニーホールが再建され、楽団には国立管弦楽団の称号が与えられた。これまでにヴィトルド・ロヴィツキ、ボーダン・ヴォディチコ、カジミエシュ・コルト、アントニ・ヴィット、ヤツェク・カスプシクが芸術監督を務め、2019/20年シーズンより音楽監督及び芸術監督にアンドレイ・ボレイコが就任している。今日、ワルシャワ・フィルは世界的人気と高い評価を確立。5つの大陸で140以上ものコンサートツアーを行い、世界の主要なコンサートホールで演奏している。ショパン国際ピアノコンクールや“ワルシャワの秋”現代音楽祭でも定期的に演奏を続けている。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ(東京) / 神奈川芸術協会(横浜)
- 後援 (東京)
- ポーランド共和国大使館、ポーランド広報文化センター
- 協力
- ユニバーサル ミュージック、横浜みなとみらいホール(横浜)