2024/1/22
ニュース
【メッセージ】ラファウ・ブレハッチ:シューマンのピアノ協奏曲について
2月8日にアンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ・フィルとサントリーホールで「シューマン:ピアノ協奏曲」を共演するラファウ・ブレハッチよりメッセージが届きました!ぜひ会場でお待ちしています。
シューマンのピアノ協奏曲を選んだ理由はとてもシンプルです。まず、私はこれまで日本でシューマンの協奏曲を一度も演奏していないので、このすばらしい曲の私の解釈を東京で日本の聴衆の皆様に披露すべき好機だと思います。
是非ともこの偉大な曲のロマンティックで生き生きとした解釈をお見せしたいのです。この曲はエネルギーと詩情に満ちており、美しいメロディーを持つ長いフレーズがたくさんあります。シューマンの協奏曲のサウンドと共に、私は自分の感情と感動を表現したいのです。
今回でもう14回目の来日になります!日本のファンの皆さんに会えるのを心から楽しみにしています。日本の聴衆の皆様はポーランドの聴衆よりも少しだけ多く私のことを知っていると思います。なぜなら私が国際的な活動を始めたのは、2003年に浜松国際ピアノ・コンクールで優勝した後からだからです。つまりショパン・コンクールの2年前になります。シューマン、ショパン、ドビュッシー、シマノフスキ、モーツァルトの音楽の美しさを、日本の聴衆の皆様と分かち合えることを嬉しく思います!
ラファウ・ブレハッチ
The reason for choosing the Schumann piano concerto is very simple . first of all I have never played Schumann Concerto in Japan, so I think it is a high time to present my interpretation of this wonderful piece for Japanese audience in Tokyo.
I really want to show the romantic and lively interpretation of this great piece. There is a lot of energy, poetry and long phrases with a beautiful melodies. I would like to express my feelings, my emotions with the sounds of the Schumann concerto.
It will be my 14th stay in Japan already! I am very much looking forward to meeting my Japanese fans. I think that the Japanese audience know me a little bit better than Polish, because I started my international career after my winning in Hamatsu international Piano competition in 2003, so 2 years before Chopin Competition. I am glad to share the beauty of music by Schumann, Chopin, Debussy SZYMANOWSKI and Mozart with my Japanese audience!
Rafał Blechacz
☆高坂はる香さんによるブレハッチのシューマンの聴きどころはこちらから
⇒ https://www.japanarts.co.jp/news/p8323/
《公演情報》
アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:ラファウ・ブレハッチ
2024年2月8日(木)19:00 サントリーホール
ルトスワフスキ:小組曲
シューマン:ピアノ協奏曲
ブラームス:交響曲第2番