【公演延期】コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ) ベートーヴェンへの旅 ピアノ・ソナタ全32曲演奏会
ベートーヴェン生誕250周年記念 首都圏8館共同制作
- ピアノ
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コンスタンチン・リフシッツ「ベートーヴェンへの旅」公演延期のお知らせ 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、4月下旬に来日予定のコンスタンチン・リフシッツは、日本政府による4月末日までの査証制限措置により、来日が不可能となりました。そのため、やむを得ず、4月~5月に予定されていた日本ツアー「ベートーヴェンへの旅」を2021年に延期とさせていただきます。 延期後の開催日程につきましては現在アーティスト・主催者と調整をしております。 決定次第、各主催者WEBサイト等及び、ジャパン・アーツWEBサイトにて順次発表いたします。 本公演のチケットをお買い求めのお客さまにはご迷惑をお掛けいたしますが、事情をご賢察の上、何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます。 チケットの払い戻しにつきましては各主催者WEBサイト等及び、下記ジャパン・アーツWEBサイトにてご確認ください。 ⇒ 「コンスタンチン・リフシッツ『ベートーヴェンへの旅』」公演延期・払戻しのお知らせ (2020年4月6日) |
コンスタンチン・リフシッツ スタンプラリー
全8公演のスタンプを集めた方にもれなく「コンスタンチン・リフシッツ ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」BOX CDをプレゼント!もしくは5館以上のスタンプを集めた方にはご希望の各館主催の公演チケットを1枚プレゼント! |
■ ベートーヴェンへの旅 Vol.4 in 狛江「テンペスト」 曲目解説
■ ベートーヴェンへの旅 Vol.3 in 横浜 ・青葉台「熱情」曲目解説
■ ベートーヴェンへの旅 Vol.2 in 横浜 ・桜木町「悲愴」曲目解説
■ ベートーヴェンへの旅 Vol.1 in 横須賀 「ワルトシュタイン」曲目解説
■ 【掲載情報】コンスタンチン・リフシッツ (2020年3月)
■ 【掲載情報】コンスタンチン・リフシッツ インタビュー「ぶらあぼ 2020年3月号」
■ コンスタンチン・リフシッツ ベートーヴェンへの旅 インタビュー
■ 【掲載情報】コンスタンチン・リフシッツ「ENGINE 2020年3月号」「ENGINE WEB」(2020年1月)
■ 【新譜情報】コンスタンチン・リフシッツ「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集 (10枚組)」(2020年3月13日)
■ 【掲載情報】コンスタンチン・リフシッツ 記者会見レポート「MOSTLY CLASSIC 2020年2月号」 (2019年12月)
■ 【掲載情報】コンスタンチン・リフシッツ 記者会見レポート「チケットぴあ」「Yahoo!JAPAN ニュース」 (2019年11月)
■ 【記者会見レポート】首都圏8館共同制作 コンスタンチン・リフシッツ ベートーヴェンへの旅(2019年11月)
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 11月16日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 WEB
- ② 11月17日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 TEL
- ③ 11月21日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 WEB
- ④ 11月23日(土・祝) 10:00a.m.~発売 一般
TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード167-386] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード31802]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- ピアノ・ソナタ 第26番「告別」
- ピアノ・ソナタ 第22番
- ピアノ・ソナタ 第6番
- ピアノ・ソナタ 第27番
- ピアノ・ソナタ 第31番
公演によせてMessage
神韻縹渺たるリフシッツのベートーヴェン これほど胸がときめくプロジェクトがあるだろうか。 以前からリフシッツは折に触れ、日本でベートーヴェンのピアノ・ソナタを演奏してきた。2004年の第12番、第27番、第29番「ハンマークラヴィ―ア」を皮切りに、第15番「田園」や第21番「ワルトシュタイン」、2013年には最後期の3曲、そして2017年にも第32番などを採り上げている。 かつてリフシッツ自身、ベートーヴェンのソナタには格別な想いがあり、一年に一曲ずつ取り組み、じっくり対峙、研究し、世界の舞台に乗せると語っていた。作曲順という訳ではないが、ベートーヴェンの人生を俯瞰するように時間をかけて辿っているとも重ねた。一方で前述の第29番は、あるピアニストの代役だった。それまで人前で第29番を弾いたことがなかったリフシッツは、本番までの一週間、連日明け方まで練習に打ち込み、さらに直前には小さなホールでのトライアルにまで及んだ。そもそもベートーヴェンの後期ソナタは、耳の障害のために頭の中だけで構築しており、実際の演奏では困難を伴う。けれどもリフシッツの演奏は、特有の研ぎ澄まされたクリアな音色、千変万化と移ろう色彩、馥郁たる香りとみずみずしい詩情を携えて悠揚胸に迫ってくるのだ。そのスケールたるや壮大で、完璧にコントロールされたピアニズムはベートーヴェンに真正面から向き合い、難解なフーガでさえ、複雑に絡み合ったファクターを鮮やかに解きほぐしてくれたのである。 それは2017年の第29番と「ディアベリ変奏曲」の折も変わらず、いや、それどころか2004年を遥かに凌駕するクオリティに、心底驚かされたものだ。“男子3日会わざれば刮目せよ”というが、リフシッツの深化はいかばかりだろう。 今回はベートーヴェンの全32曲を首都圏8か所に分けてのコンサート。樫本大進とのヴァイオリン・ソナタ全曲や、昨年の東京・春・祭等でのJ.S.バッハで神韻縹渺たる境地に到達したリフシッツがどのような解釈を示してくれるのか、これはまさにセンセーションであり、2020年4月、5月が待ちきれない。 真嶋雄大(音楽評論)
全国公演日程National performance
プロフィールProfile
コンスタンチン・リフシッツ Konstantin Lifschitz (ピアノ, Piano)
1976年ウクライナ生まれ。5歳でモスクワのグネーシン特別音楽学校に入学し、タチアーナ・ゼリクマンに師事。その後さらに、ロシア、イギリス、イタリアで、アルフレッド・ブレンデル、レオン・フライシャー、チャールズ・ローゼンなどに学んだ。モスクワでのデビュー以来、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ロンドン響などの有名オーケストラや、ロストロポーヴィチ、マリナー、ハイティンク、ノリントン、ユロフスキ、ヤノフスキ、スピヴァコフ、テミルカーノフなどの指揮者と共演。また、世界中の主要な音楽祭やコンサートホールでリサイタルを行っている。室内楽にも熱心に取り組み、コパチンスカヤ、クレーメル、ヴェンゲーロフ、マイスキー、ロストロポーヴィチ、グートマン、レーピンなどと共演。2014年には、樫本大進との共演によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集が、ワーナー・クラシックスからリリースされた。その他、主なディスクには、バッハの「音楽への捧げもの」や「フーガの技法」、アイネムの協奏曲、ブラームスの協奏曲第2番とモーツァルトの協奏曲第18番などがある。近年は指揮者としても活躍しており、モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、日本センチュリー響、イ・ソリスティ・ディ・ナポリ、ムジカ・ヴィーヴァ・モスクワ、アルペジョーネ室内管などと共演している。弾き振りでは、シュトゥットガルト室内管との共演でバッハの鍵盤楽器の協奏曲7曲全てをリリースしている。ロンドンの王立音楽アカデミーのフェローであり、2008年からはルツェルン音楽大学の教授を務めている。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ