2021/10/7

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鈴木優人プロデュース/BCJオペラシリーズVol.2 ヘンデル:歌劇「リナルド」が第19回 《佐川吉男音楽賞》を受賞!

BCJリナルド

2020年11月3日に上演された、鈴木優人プロデュース/BCJオペラシリーズVol.2 ヘンデル作曲の歌劇「リナルド」が、第19回佐川吉雄音楽賞を受賞いたしました。
指揮・チェンバロの鈴木優人と共に、藤木大地、森麻季、大西宇宙をはじめ日本を代表する演奏家が出演し好評を博しました。

この賞は、故・佐川吉男氏が音楽評論家として長年活動され、特にオペラ活動の評論活動を通し、その振興発展に尽力してこられた業績を関係者の心に留めるとともに、生前、氏が特に専門とされていたオペラやチェコ、スロバキア関係の音楽活動の振興を主な目的として平成15年に創設されました。
前年4月1日から翌年3月31日の間に行われた公演を選考対象とし「中小オペラ団体が主催する公演で、特に優れた成果をあげたもの、その他、選考委員が賞に値すると認めたもの」に対して贈られるものです。

【受賞理由】
バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)は 1990 年の結成直後から、日本の古楽器専門グループとして、いち早く欧州で活動が注目され、多くのプロジェクトを成功に導いてきた。
2018 年鈴木優人が首席指揮者に就任した。その前年「鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズ」を立ち上げており、本公演は 3 年ぶり、第 2 弾である。
ヘンデル作曲「リナルド」は、バロック・オペラ代表作の一つ。鈴木優人の指揮・チェンバロのもと、BCJ は欧州の歴史物語を 21 世紀の現代的感性でとらえた。優れた歌手陣、合唱団とともに、ヘンデルの歌心と物語の核心を伝え、砂川真緒の演出により、観客から笑いとどよめきをもって受け止められた。バロック・オペラの特性をストレートに詳らかにした意義は大きい。世界はいま、新型コロナウィルス感染症パンデミックに襲われている。音楽家の来日中止などにより多くの企画が困難を強いられている中で、こうしたバロック・オペラの真髄をより広範な人々のものにする国内の活動は、さらに求められている。

「リナルド」で共演した鈴木優人、森麻季、大西宇宙は、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールでのジルベスターコンサートに出演を予定しております。

鈴木優人のコンサート情報はこちらから

森麻季のコンサート情報はこちらから

大西宇宙のコンサート情報はこちらから

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