「Japan Arts BABY　0歳児とおでかけ応援プロジェクト Vol.6　漆原啓子」 2022年9月20日(火) 公演レポート

2022年9月20日(火)東京オペラシティコンサートホールホワイエにて、「Japan Arts Baby ～0歳児とおでかけ応援プロジェクト Vol.6 漆原啓子」が開催されました。
台風の影響であいにくの雨模様となりましたが、赤ちゃんたちは元気いっぱいです。

この日は、ご家族のみなさまにじっくりと味わって聴いて頂きたい、本格的なプログラムが並びました。

<プログラム>
J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 ～ロンド風ガヴォット
プロコフィエフ：無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op. 115より 第1楽章
パガニーニ：24のカプリース Op. 1 第24番 イ短調
クライスラー ：レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op. 6

ストラディヴァリウスが最初期(1667年)に製作した名器から奏でられる 明るく艶やかな響きが会場を満たし、豊かな空間が広がりました。

デビューから40周年を迎えた漆原は、一児の母として子育てをしながら演奏活動を両立してきた”働くママ”のパイオニア！
演奏会の楽屋にお子さんを連れていくことがまだ珍しかった時代に、奮闘された思い出も。
また、一緒に過ごす時間がなかなか取れないなかで、夜寝るときに絵本の読み聞かせをする時間を大切にしていたそうです。
「もっと！」とお子さんのお気に入りの絵本を何冊も読むうちに、ママのほうが先に眠くなってしまったというエピソードには、共感されるパパさんママさんも多いのではないでしょうか。
そのとき「ママ、がんばって」と優しく声をかけた息子さんには、お母さんの愛情がしっかり伝わっていたことでしょう。

アンコールに、パガニーニ：24のカプリースより第20番をお贈りしました。

花王株式会社様よりご提供頂きました「Merries ～First Premium」「Merries ～初めての肌ケアセット」を、お土産にお渡しいたしました。

◆漆原啓子のプロフィールは下記をご参照ください。
⇒ https://www.japanarts.co.jp/artist/keikourushihara/