2013/12/3

ニュース

  • Facebookでシェア
  • Twitterでツイート
  • noteで書く

トリノ王立歌劇場 2日目「トスカ」公演レポート

「トスカ」2日目(12月2日)も、大成功!

カーテンコール

トスカ役を歌ったノルマ・ファンティーニの圧倒的な声量、時に自身に満ち溢れ、最後に絶望へと向かう女性を見事に演じました。そして、カヴァラドッシ役のマルセロ・アルバレスは美声を会場中に響かせ観客を魅了しました。
「トスカ」舞台

公演終了後に記念撮影
公演終了後に記念撮影。
「お疲れ様でした!」とファンティーニ。

その後、アルバレスからコメントを頂きました!
アルバレス
―まずは、公演を終えての感想を
「今日は、とてもエネルギーが充満した舞台でした。歌い手というのは自分に伝わってくるエネルギーを感じて、それに反応して力強くなったり駄目になったりするものだから、今日は客席の皆さんが“良い声を聴かせてくれ!”と言ってるように聞こえました。だからそのようにお返しをました!
お顔はライトの加減で見えなかったりしますけど、客席一人一人の皆さんの願いが届いています。ありがとうございました。」

―『トスカ』はあと2日間ありますが、改めて見どころ・聴きどころを教えてください。
「これは紛れも無く傑作です!作り手がオペラとして作ったので、もちろんオペラなんですけど、自分にとってはドラマの集約されたもので、いろんな人間関係があり、権力争いや愛などたくさんの要素が含まれています。いろんなドラマの要素を最後の最後に複雑にしたものが“愛”へと向かっていきます。そうすべては“愛”に捧げられるのです。すべてにおいてトスカは傑作なのです!」
アルバレス

最後に、
「日本という国に、そして皆さんに、心からありがとうと言いたいです。日本に来て歌うようになって長いのですが、皆さんへの感謝の気持ちは失ったことがありませんし、皆さんから伝わってくるものも、いつも同じでした。だからこの国のことをもっと知りたいと思いますし、知りたい気持ちを起こさせてくれることに感謝してます。
皆が日本の人のようにお互いを尊敬する国民性があれば、世界はもっと良くなるのにな!」
また、アルバレスは
支えてくれるいろんな方々の助けがあってこそ実現するもので、それがなくては自分の力だけでは出来ないのです。と締めくくりました。


Twitterもチェック! #RegioJapanTour

≪トリノ王立歌劇場 2013年日本公演≫
<「仮面舞踏会」より>
 ⇒ 公演詳細:http://www.japanarts.co.jp/torino_2013/index.html
 [公演日程] 会場:東京文化会館
 《仮面舞踏会》
 □12月1日(日) 15:00【終了】
 □12月4日(水) 18:30
 □12月7日(土) 15:00

 《トスカ》
 □11月29日(金) 18:30 【終了】
 □12月2日(月) 15:00 【終了】
 □12月5日(木) 18:30
 □12月8日(日) 15:00

 《特別コンサート“レクイエム”》
 □11月30日(土) 14:00 サントリーホール 【終了】

ページ上部へ