比類無きピアニズム
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
- ピアノ
- 日時
- 2021年11月30日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:00 / 21:00
- 日時
- 2021年12月8日(水) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:00 / 21:00
- 日時
- 2021年12月13日(月) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:00 / 21:00
ピックアップ
●令和2年度文化芸術振興費補助金 子供文化芸術活動支援事業
(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業)対象公演
(対象:公演当日、小学校1年生~18歳以下。)
本公演は新型コロナウイルス感染症の影響下において、子供たちが文化芸術の鑑賞や体験をする機会が多く失われている状況を鑑み、劇場・音楽堂等で行われる実演芸術の鑑賞・体験等を子供たちに提供する取組を文化庁支援のもとで行われるものです。この度の「ツィメルマン ピアノ・リサイタル」川崎・東京公演では子供無料招待席を設け、広く募集いたします。どうぞこの貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちに本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただけますと幸いです。
11月30日公演(ミューザ川崎シンフォニーホール)招待は、受付を終了しました。
12月8日・13日公演(サントリーホール)招待は、受付を終了しました。
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 10月9日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 WEB
- ② 10月10日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 TEL
- ③ 10月14日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 WEB
- ④ 10月16日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ⑤ 11月8日(月) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方は、S.A席を会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。 (東京公演はジャパン・アーツぴあコールセンターで受付、川崎公演は神奈川芸術協会で受付)
その他プレイガイド
- 神奈川芸術協会 kanagawa-geikyo.com 045-453-5080 (川崎公演のみ)
- サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (東京公演のみ)
- ミューザ川崎シンフォニーホール muza.pia.jp 044-520-0200 (川崎公演のみ)
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード:11/30 204-019 (川崎)、12/8 & 13 203-976(東京)]
- イープラスeplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード:11/30 33726 (川崎)、12/8 & 13 33615 (東京)]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- J.S. バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825
- J.S. バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
- ブラームス:3つの間奏曲 Op. 117
- ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op. 58
公演によせてMessage
ツィメルマンがもたらす「新しい時代」の光
現代最高のピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンは、孤高のアーティストであるとともに、われわれ日本の聴衆にとって、最も親しみ深い存在、近しい星でもある。
周知の通り、彼は長年にわたり、東京をはじめ各地で名演を聴かせてきた。そしてしばしば、「演奏旅行」の前後に、日本に長期滞在する。東京に暮らし、各地を訪れることをこよなく愛してきた彼は、東京を、そして日本を「第二の我が家」とも考えているようだ。
しかし、パンデミックにより、世界は文字通り一変した。
音楽、芸術の分野に限らず、ビジネスで、あるいは観光で、誰もが自由に気軽に海外と行き来する日々。「地球は小さくなった」ともしばしば言われた。それを常日頃、内外で体感していた。
そんな記憶は、遥か遠いものとなった。
厳しい制限の下、多くの公演が実現不可能となった。ツィメルマンによるベートーヴェンの協奏曲の日本でのプロジェクトも中止を余儀なくされた。世界中が同様の状況に覆われるなか録音され、先頃リリースされたラトル指揮ロンドン交響楽団との全集(DG)、隅々まで磨き抜かれた圧倒的なベートーヴェンの協奏曲に接するにつけ、日本で彼を聴けなかったことを心から残念に思うファンも多いだろう。
そして、その同じ思いを誰より強く持ったのが、他ならぬツィメルマンだった。
曾ての日々が帰ってくることを皆が強く望んでいる。
とはいえ、むしろ今、われわれは「新たな時代」の始まりに立っているのかも知れない。
バッハのパルティータにブラームスとショパンを組み合わせた今回のリサイタルは、2021年を締めくくる最大の話題であると共に、新しい時代の光を実感する稀有の機会ともなるに違いない。
岡部真一郎 (音楽学者・評論家 明治学院大学教授)
全国公演日程National performance
プロフィールProfile
クリスチャン・ツィメルマン Krystian Zimerman (ピアノ, Piano)
ツィメルマンの初舞台は、1962年、7歳の少年時代まで遡るが、本格的な演奏家としてのキャリアは、数々のコンクールに優勝した後の1975年に始まる。以来、世界中で2000回をこえる 演奏会に出演し、138名の指揮者と共演してきたほか、リサイタル、室内楽の演奏会を行ってきた。また43年以上にわたり、BBC響、ベルリン・フィル、ボストン響、シカゴ響、クリーヴラ ンド響、コンセルトヘボウ管、ロンドン響、ロサンジェルス響、パリ管、ウィーン・フィルなど、 世界有数のオーケストラと共演しており、バーンスタイン、ブーレーズ、ジュリーニ、カラヤン、コンドラシン、小澤征爾、ラトルなどの指揮者とプロジェクトを共にした。録音は1976年以来、ドイツ・グラモフォン専属としてリリースされている。自身が結成した オーケストラと、ショパンのピアノ協奏曲を弾き振りした録音ではゴールド・ディスク、クワドラプル・プラチナ・ディスクを受賞。2017年9月には、日本国内(柏崎市文化会館アルフォーレ)にて収録したシューベルトの最晩年のピアノ・ソナタ2曲によるソロ・アルバムを25年ぶりに発表し、世界中から賞賛された。バーンスタイン生誕100周年の2018年にはバーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」をロンドン響、フィルハーモニア管、ベルリン・フィルほか多くの主要オーケストラと世界中で共演。ラトル指揮ベルリン・フィルとの共演もリリースされた。ベートーヴェン生誕250周年記念となる2020年には、コロナ禍にも関わらずラトル指揮ロンドン交響楽団とベートーヴェンピアノ協奏曲全曲を30年ぶりに録音している。初来日の1978年9月のリサイタルツアー以来、日本で254回、30 プログラムに及ぶリサイタル、協奏曲、室内楽の公演を行ってきた。フランスのレジョン・ド・ヌール勲章受賞(2005年)、ポーランドにおける民間人の最高勲章 である、星付きコマンドルスキ十字勲章(Polonia Restitua Commandeur Cross with Star) (2013年)など、栄誉ある名誉博士号や勲章を受賞。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ/神奈川芸術協会(川崎公演)
- 後援
- 駐日ポーランド共和国大使館 /ポーランド広報文化センター /在日スイス大使館
- 協力
- ユニバーサル ミュージック/ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
令和2年度文化芸術振興費補助金 子供文化芸術活動支援事業(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業)