いま、最も影響力あるヴァイオリニスト ― レイ・チェン
日本が誇る精鋭たちと「四季」を熱演!

レイ・チェン 2つの「四季」

チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 9月7日(日) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 9月14日(日) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
  3. ③ 2026年1月17日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

2026/2/17

一般

通常価格

SS席
S席
残席あり

8,000円

A席
残席あり

7,000円

B席
残席あり

6,000円

C席
D席
E席
学生席
全席指定
学生割引

通常価格

SS席
S席
残席あり

4,000円

A席
残席あり

3,500円

B席
残席あり

3,000円

C席
D席
E席
学生席
全席指定
  • 学生席 (各ランクの半額)
  • *残席がある場合に限り、2026/1/17(土)10:00より受付を開始いたします。
  • *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口または窓口にて学生証を拝見させていただきます。
     (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴いたします。)
特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
     S席¥7,200 A席¥6,300
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

  • ヴィヴァルディ:
    協奏曲集「四季」 ~
    ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」op. 8‐1
  • ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 ~「 ブエノスアイレスの夏」
  • ヴィヴァルディ:
    協奏曲集「四季」 ~
    ヴァイオリン協奏曲ト短調「夏」op. 8‐2
  • ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 ~「ブエノスアイレスの秋」
  • ヴィヴァルディ:
    協奏曲集「四季」 ~
    ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「秋」 op. 8‐3
  • ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 ~「ブエノスアイレスの冬」
  • ヴィヴァルディ:
    協奏曲集「四季」 ~
    ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬」 op. 8‐4
  • ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 ~「 ブエノスアイレスの春」

公演によせてMessage

 今、ヴァイオリン演奏家に要求されてしまう能力は非常に高度だ。超絶技巧はこの楽器に求められ続けているので、そのヘンはもはや当たり前、プロとしてさらに求められるのは、楽曲を細部にわたって聴き、読み取る瞬発的な感性と、それをいかに微細かつ大胆に出音の「音色」として表現できるか、というところにかかっている。コンサートや音源に大量に接している現代のクラシックファンは、四六時中美食を食べ続けているグルメのようなもので、その中で評判をとり頭角を現していくことは本当に大変なことなのだ。
レイ・チェンは、まさにその渦中で活動している才能。強弱のダイナミズムの中に、曲が求めてくる多彩なテクスチャーを入れ込むことができ、その的確さの累積でもって、リスナーの心を動かす。ヴァイオリン独奏はパガニーニ以来、ステージにおいて身体のムーブメントや表情における劇的表現を要求されてしまうところがあるが、彼はまたそういったカリスマ性をも兼ね備えているのだ。
さて、彼の音色には独特の「暗黒」あって、そこが特別な魅力だとも思っている。クラシック音楽の軸とも言えるヴァイオリンだが、その源流はユーラシア大陸の民俗弦楽器であり、ヨーロッパではロマの生活とともにあった楽器。民衆の音楽には過酷な現状に対しての哀惜や喪失というダークネスへの共感があるわけで、レイ・チェンの音色には、そんな楽器の宿命が顔を出すようなところがあるのだ。
さて、今回のプログラムには、ピアソラの『ブエノスアイレスの四季』とヴィヴァルディの『四季』が交互に演奏されるというまさに、ヴァイオリンの両義的な味わいが堪能できる趣向が込められている。周縁と中心、レイヤーと明快とが出会う地点を体現する彼の表現の中には果たして、どんな明暗が顔を出すのだろうか。
ちなみに、ご本人はユーモア感覚溢れるSNS発信で、聴衆との距離を縮める新しい演奏家スタイルを提示中。いわゆる伝統的な演奏会を軸とした「殿堂的空間」から、21世紀の「デジタル公共圏」を意識せざるを得ないクラシック業界の若手演奏家ならではのアプローチを続けていることも興味深い。
今後、急速に変化していく社会とともに、彼の表現がいかに成熟していくのかを見届けたいと思っている。

湯山玲子(著述家、プロデューサー、おしゃべりカルチャーモンスター)

全国公演日程National performance

日時
2026/2/20(金)
会場
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
お問い合わせ先

芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255

日時
2026/2/21(土)
会場
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
お問い合わせ先

芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255

日時
2026/2/22(日)
会場
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
お問い合わせ先

芸術文化センターチケットオフィス
0798-68-0255

プロフィールProfile

レイ・チェン Ray Chen (ヴァイオリン,Violin)

21世紀のクラシック音楽家の定義を変えるヴァイオリニスト。現代テクノロジーによる新しい機会を活用し、ソーシャル・メディアに登場することで、アーティストとファンとの新たな関わり方を示す先駆者となっている。台湾に生まれ、オーストラリアで育つ。15歳でカーティス音楽院へ入学。2008年ユーディ・メニューイン国際コンクールと09年エリザベート王妃国際コンクールでの優勝をきっかけに、注目を浴び始め、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーストラリアでキャリアを築いている。 17年にデッカ・クラシックスと専属契約。これまでに、ロンドン響、ゲヴァントハウス管、ミュンヘン・フィル、ニューヨーク・フィル、サンフランシスコ響等と共演。また、シャイー、V. ユロフスキ、M. ホーネック、K. ペトレンコなどの指揮者と共演している。12年から15年まで、ドルトムント・コンツェルトハウスのレジデントを務め、17/18 シーズンは、ベルリン放送交響楽団の「アーティスト・フォーカス」の一人となった。近年、レイ・チェンは、世界中のミュージシャンや学習者が一緒に練習する意欲を高めることを目的とした独立系スタートアップ、「Tonic」を共同設立した。音楽教育に対しても非常に献身的で、音楽とコメディーを組み合わせたビデオ・シリーズを自ら作製し、音楽を志す学生たちの教育に役立てている。

オフィシャルウェブサイト
https://www.raychenviolin.com/
Tonic
https://www.jointonic.com/

(TONICはレイ・チェンが共同開発したアプリ。音楽家や個人が作品や練習を共有できるプラットフォームで練習中の音の発信や他の人の練習を聞く、練習メニューの集計などができる機能があります。)

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/raychen/
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ヴィルトゥオージ TOKYO 2026(弦楽合奏) (Virtuosi TOKYO 2026, String Ensemble)

ヴィルトゥオージ TOKYO 2026は、レイ・チェンとの共演を目的に、水谷晃(東京都交響楽団コンサートマスター)を中心に結成された弦楽アンサンブルである。メンバーには、日本を代表する主要プロオーケストラの首席奏者たちが名を連ねている。
[ヴァイオリン]水谷 晃 戸原 直 依田真宣 對馬哲男 伊東翔太 鈴木浩司 塚本 禎
[ヴィオラ]デイヴィッド・メイソン 木下雄介 杉浦 文
[チェロ]伊藤文嗣 森山涼介
[コントラバス]石川浩之 髙橋洋太
[チェンバロ]大井 駿

水谷 晃

大分市生まれ。桐朋学園大学を首席で卒業。第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。現在、東京都交響楽団コンサートマスター、オーケストラ・アンサンブル金沢客員コンサートマスター。今年より、ゆふいん音楽祭音楽監督。母校・桐朋学園大学講師として後進の育成にも取り組んでいる。

戸原 直

東京藝術大学音楽学部を卒業、同大学大学院を修了。リューベック音楽大学にてドイツ国家演奏家資格を取得。読売日本交響楽団コンサートマスター。紀尾井ホール室内管弦楽団、アンサンブルofトウキョウ、Ensemble FOVE、ムジカ・ヴィッツ、カルテット・エーレンのメンバー。Lemoned Quartetヴィオラ奏者。

依田 真宣

東京藝術大学卒業、同大学院修士課程を修了。在学中に「福島賞」「安宅賞」を受賞。2010、16年度、青山音楽賞受賞。紀尾井シンフォニエッタ東京シーズンメンバー、水戸室内管弦楽団に度々参加、2015年からサイトウ・キネン・オーケストラに参加。現在、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。

對馬 哲男

東京芸術大学音楽学部器楽科卒業後、同大学音楽研究科修士課程修了。三菱地所賞、アカンサス音楽賞受賞。第22回かながわ音楽コンクール最優秀賞、神奈川県知事賞受賞。第60回全日本学生音楽コンクール全国大会第一位。第23回リゾナーレ室内楽セミナー 優秀賞。現在読売日本交響楽団 次席第1ヴァイオリン奏者。

伊東 翔太

東京音楽大学を特別特待生として卒業。これまでに三戸泰雄、篠﨑功子、荒井英治、大谷康子の各氏に師事。第27回日本クラシック音楽コンクールアンサンブル部門第2位(最高位)。2020飛騨河合音楽コンクール第2位(最高位)。2021年度銘楽堂支援アーティスト。現在、東京都交響楽団第一ヴァイオリン奏者。

鈴木 浩司

福岡県北九州市出まれ。愛知県立芸術大学にて服部芳子、Ewald Danelの各氏に師事。同大学を卒業後、神奈川フィルハーモニー管弦楽団に入団。同楽団のフォアシュピーラーを経て現在、東京交響楽団に在籍。弦楽アンサンブル「石田組」「東京グランド・ソロイスツ」等の公演に多数出演。

塚本 禎

東京音楽大学および大学院を奨学生として卒業。2024年フランコ・グッリ国際コンクール第1位。それに伴い藤沢市生涯学習特別貢献賞受賞。これまでに小澤征爾音楽塾、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、サイトウキネンオーケストラ、水戸室内管弦楽団等に参加。東京音楽大学アーティストディプロマコース在籍。

デイヴィッド・メイソン

米国ウィスコンシン州出身。ニューイングランド音楽院にて全額奨学金を得て学び、学士号を取得。2015年には、同じく全額奨学金を得てイェール大学にて音楽修士号を取得した。現在は、東京都交響楽団のヴィオラ奏者として活動しているほか、日本各地のアンサンブルに客演として参加し、リサイタルや室内楽奏者としても演奏を行っている。

木下 雄介

岡山市生まれ。マンチェスター・チータムズ音楽学校、英国王立ノーザン音楽大学を卒業。ハリー・ケイウッド、ウェンジョウ・リ、アネット・イッサーリス各氏に師事。2016〜2021年大阪フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者。現在はオーケストラ客演奏者、ソリスト、指揮者として活動している。

杉浦 文

東京藝術大学を卒業後、兵庫芸術文化センター管弦楽団を経てアントワープ王立音楽院ポストグラデュエイト課程修了。クラシックのみならず、ポップス専門のオーケストラやゲームアニメなどの公演でも客演首席を務めるなど活動の幅を広げている。現在、東京フィルハーモニー交響楽団ヴィオラフォアシュピーラー奏者。

伊藤 文嗣

東京交響楽団ソロ首席チェロ奏者。これまでに紀尾井ホール室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭他、多数出演。ソリストとして東京交響楽団とJ・ノット指揮のもと「R.シュトラウス:ドン・キホーテ」「ブーレーズ:メサジェスキス」他多数共演。客演首席奏者として国内主要オーケストラに招かれている。

森山 涼介

東京藝術大学大学院修士課程修了。アフィニス文化財団海外研修員としてミュンヘンへ留学。東京都交響楽団、Quartet Explloce、ゼフィルス・ピアノ五重奏団、Quartet1906、時の鐘トラウム三重奏団、トリトン晴れた海のオーケストラ、石田組、Super Cellistsの一員として活動を行う。

石川 浩之

水戸市出身。東京藝術大学卒業。齋藤順、永島義男、ツォルト・ティバイ、新真二、ヘルベルト・マイヤー、レオ・デ・ネーヴェの各氏に師事。1998年より2003年まで大阪フィルハーモニー交響楽団に、その後2008年まで神戸市室内管弦楽団に在籍。2009年より現在に至るまで読売日本交響楽団に在籍。

髙橋 洋太

東京都交響楽団コントラバス奏者。全国各地の音楽祭、三浦一馬率いる五重奏団への参加をはじめ、雑誌「Tarzan」にて身体のメンテナンスを紹介する等その活動は多岐に渡る。2022年自身初のアルバムをリリースする。 2025年6月から始まった「青い海と森の音楽祭」では芸術総監督補佐・音楽主幹補佐を務める。

大井 駿

ミュンヘン音楽演劇大学古楽科、バーゼル・スコラカントルムにて、クリスティーネ・ショルンスハイム、エドアルド・トルビアネッリにチェンバロ、フォルテピアノを学ぶ。指揮者、通奏低音奏者として都響、読響、東響、東フィル、群響、京響、大阪フィル、広響、モーツァルテウム管、マイニンゲン管等と共演している。

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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
共催
すみだトリフォニーホール(公益財団法人墨田区文化振興財団)
後援
オーストラリア大使館
協力
ユニバーサル ミュージック

オーストラリア大使館

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