「レイ・チェンに聞く」 Vol.2　ヴァイオリニスト　レイ・チェン

ステージでの緊張？？これから楽器を始める人へのアドヴァイスや、オフの日の過ごし方などを話します。

⇒「レイ・チェンに聞く」はVol.1はこちら

レイ・チェンに聞く Vol.2　（聴き手：ジャパン・アーツ）

Q/ ヴァイオリンを始めたきかけは何ですか？

RC/ 僕は3歳の時、おもちゃのギターで遊ぶのが大好きだったのだけど、ある日突然、、ギターを顎の下に当て、お箸で楽器を演奏するふりしたんだ。それを見た両親が、可愛くて面白いわ！と思ったらしく、僕の4歳の誕生日にヴァイオリンを買ってくれたんだ！そして、スズキ・メソードで練習を始めたんだけど、これは日本との重要な絆じゃないかな。

Q/好きな楽曲を教えてください。

RC/ 個人的にはバッハを除いて19世紀と20世紀の作曲家に自然とひかれるみたいだ。もしも、僕の残りの人生でたった1度しか演奏できないのなら、バッハの「シャコンヌ」を選びます。

Q/ステージで緊張することはありますか？

RC/ 「緊張」というのは必ずしも良いとか悪い事じゃなく、エネルギーでもあるんじゃないかな。物事を否定的、肯定的に考えた時に、特定の感情を動作に結び付けているだけ。例えば、自分の誕生日に興奮したり、特別な人に会ったときなどにね。そう、コンサートでも、興奮するでしょう？

Q/ これから楽器を学びたい人へのアドバイスがありましたら教えてください

RC/ 楽器を学び始めることはとても素晴らしいね！まずは忍耐強く、自己管理することが大切なんだ。　練習していると、一瞬、自信がついて練習が必要ないのでは、と感じることがあるのだけど、またすぐに学びが必要だって気づくんだ。経験を積む事は当たり前の事だよね。とにかく練習あるのみ！

Q/ では、最後にちょっとヴァイオリンから離れた質問を。オフの日はどの様に過ごしていますか？

RC/  僕は友達と会うのが好きなんだ。　そして、もっと時間を作れるなら、両親と一緒に出かけたい！
僕の両親はとってもクールな人たちで、年を重ねるごとに、親友のような関係に感じるんだ。きっと僕が生まれるまではもっとクールだったはず！

ありがとうございました。生の演奏を聴けるときを、心待ちにしています。
レイ・チェン　ヴァイオリン　リサイタルは、11月30日（水）東京オペラシティ コンサートホールにて

《公演情報》
時代の寵児 待望の再来日実現！
レイ・チェン ヴァイオリン・リサイタル 2022
日程：2022年11月30日(水) 19:00開演
会場：東京オペラシティ コンサートホール
出演：レイ・チェン(ヴァイオリン)、フリオ・エリザルデ(ピアノ)
https://www.japanarts.co.jp/concert/p974/

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