庄司 紗矢香Sayaka Shoji

  • ヴァイオリン

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フランクフルト放送交響楽団

フランクフルト放送交響楽団

日時
2024/10/15(火) 19:00
開場 / 終演予定
18:20 / 21:10
会場
サントリーホール Suntory Hall

複数日程有り

コンサートに関する詳細は
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プロフィールProfile

「庄司は素晴らしいテクニシャンであるだけでなく、非常に魅力的な演奏家である」

グラモフォン誌

唯一無二の芸術的多様性とレパートリーへの緻密なアプローチで、国際的に認められるヴァイオリニスト。その音楽的言語に対する非凡な洞察力は、これまで拠点を持ってきたヨーロッパと日本、二つの背景の混合に由来する。

東京に生まれ、3歳でイタリアのシエナに移住。キジアーナ音楽院とケルン音楽大学で学ぶ。その後ルツェルン音楽祭にて、ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭管弦楽団との共演でヨーロッパ・デビューを果たし、14歳のときにウィーン楽友協会に出演した。

1999年、パガニーニ国際コンクールにて史上最年少で優勝。以来、ズービン・メータ、ロリン・マゼール、セミョン・ビシュコフ、マリス・ヤンソンス、ユーリ・テミルカーノフなど多数の一流指揮者と共演を重ねた。これまでに共演したオーケストラはイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロンドン交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック、聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団など多数。

最近の注目すべき活動としては、ラハフ・シャニ指揮イスラエル・フィル2022/23シーズン開幕公演への5公演にわたる出演、マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管とのイタリア・ツアーなどが挙げられるほか、フィルハーモニー・ド・パリでは舞踊家・振付家の勅使河原三郎とのコラボレーションを組み、バッハとバルトークの独奏曲を演奏した。ほかジャナンドレア・ノセダ指揮NHK交響楽団、大野和士指揮ブリュッセル・フィルと再共演し、ジャンルカ・カシオーリと日本ツアーを行った。

今シーズンはカリディス指揮フランクフルト放送交響楽団、スローン指揮ハンブルク交響楽団、ウォン指揮BBC交響楽団、ワルトマン指揮ジュネーヴ室内管弦楽団との初共演が予定されている。2023年秋にはモディリアーニ弦楽四重奏団とベンジャミン・グローヴナーとの共演で、平田オリザの脚本・演出による演劇とのコラボなどユニークな室内楽リサイタル・プログラムを日本ツアーで披露した。

コンサート活動と並行して、2007年に実験的な視覚音楽プロジェクト「Synesthesia」を創作。(Pascal Framentとの共作。ショスタコーヴィチの前奏曲集を演奏)また油絵とビデオ芸術作品も公表している。「Synesthesia」は2014年のグループ展覧会“Au-delà de mes rêves”で、草間彌生、ソフィ・カル、ロバート・ロンゴ等の著名な芸術家たちと並び選ばれた。また安藤忠雄、杉本博司、勅使河原三郎とも多数の機会でコラボレーションを行っている。

これまでドイツ・グラモフォンから11枚のアルバムをリリース。その中にはユーリ・テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団とのプロコフィエフ、シベリウス、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲や、メナヘム・プレスラーとのリサイタル・アルバムが含まれる。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集のアルバムのあとは、2022年秋に長年の共演者であるジャンルカ・カシオーリとのモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタを含む新しいアルバムをリリースした。

また庄司紗矢香は、2016年、芸術分野で顕著な影響を及ぼした者に与えられる、日本で最も名誉ある賞の一つ「毎日芸術賞」を受賞。2012年には日経ビジネスの「次世代を創る100人」に選ばれた。

使用楽器は上野製薬株式会社より貸与されているストラディヴァリウス「レカミエ」1729年製。

(2024年1月現在)

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