プロフィールProfile

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者

ラハフ・シャニは2018年9月にヤニック・ネゼ=セガンよりバトンを引き継ぎ、楽団史上最年少でロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任した。

2021年シーズンから、シャニはズビン・メータよりイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督の任を引き継いだ。2017/18シーズンにはウィーン交響楽団の首席客演指揮者となり、2015年5月の同楽団でのデビュー以来、2016年1月の大規模なヨーロッパ・ツアーを含む、多数の出演を果たしている。さらにベルリン・シュターツカペレとも定期的に共演し、ベルリン国立歌劇場や交響曲のコンサートでも指揮している。

近年及び今後の主な活動としては、客演指揮者としてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ボストン交響楽団、ベルリン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、パリ管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団、そしてフランス放送フィルハーモニー管弦楽団との共演などがある。

シャニは、1989年にテルアビブに生まれ、ハンナ・シャルギのもと6歳でピアノを始め、ブッフマン・メータ音楽学校でアリエ・ヴァルディのもと研鑽を積んだ。その後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でクリスチャン・エーヴァルト、ピアノをファビオ・ビディニに師事した。学生時代、ダニエル・バレンボイムからも薫陶を受けた。2013年、バンベルクのグスタフ・マーラー指揮者コンクールで優勝。2016年6月には、ラニは指揮者、そしてソロ・ピアニストとしてロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団にデビュー。2018年からの首席指揮者就任が発表されたのは、それから2ヶ月後のことだった。

ピアニストとしては、2018年7月にベルリンのブーレーズ・ザールにてソロ・リサイタル・デビューを果たした。フィルハーモニア管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団など、多数のオーケストラとピアノ協奏曲を弾き振りしている。また室内楽やリサイタルの演奏経験も豊富で、エクサン・プロヴァンス音楽祭、ケルン・フィルハーモニー、そしてヴェルビエ音楽祭などにも参加。2019年にはワーナーより、ルノー・カピュソンとキアン・ソルターニとの共演によるチャイコフスキーとドヴォルザークのピアノ三重奏曲のCDが発売されている。

ムービーMovie

Lahav Shani conducts Tchaikovsky's 5th | Rotterdam Philharmonic Orchestra
Lahav Shani plays & conducts Prokofiev Piano Concerto No. 3 | Rotterdam Philharmonic Orchestra

ディスコグラフィDiscography

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