2023/11/7

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【マエストロへインタビュー!】プラハ交響楽団首席指揮者トマーシュ・ブラウネル

2024年1月に来日する、プラハ交響楽団の首席指揮者トマーシュ・ブラウネル氏にインタビューを行いました。

ブラウネル氏はプラハ生まれ。オーボエ奏者の父と、ピアノや合唱を嗜む母のもとで育ちました。10歳のときにバーンスタインの子ども向けのテレビ番組を観て、オーケストラに入りたいという希望を抱きます。その後オーボエ奏者としてチェコ室内管で活躍したのち、指揮へ転向。ラドミル・エリシュカのもとで学び、キャリアをスタートさせました。
2020年にプラハ響首席指揮者に就任。堅実で思慮深く、温かい人柄で、団員からも厚い信頼を得ています。

―プラハ響に就任してから初めての来日ツアーですが、これまで日本には来たことがありますか?
はい、オーボエ奏者だったころ、25年前にチェコ室内管の日本ツアーに参加しました。
25年前というと、まだほんの子どもだったころですね。(笑)何もかも鮮明に覚えています。
東京芸術劇場や札幌コンサートホールKitaraで演奏しましたが、素晴らしい音響でした。
日本の皆さんが、とても丁寧に、私たちを尊重してくれたことも忘れられません。
今回の日本ツアーは、心から楽しみにしています。とても嬉しいです。

―プラハ響は2024年で創立90年。首席指揮者として3年間過ごした中で感じた、この楽団の特徴を教えてください。
プラハ響は「開花するオーケストラ」です。力を秘めており、それが本番のステージ上で一気に花開くようなエネルギーを感じます。
また観客とまるで友人同士のような親密な関係を築くことも特徴的だと思っています。

―今回のツアーではドボルザークとスメタナのプログラムが入っています。チェコ人指揮者として、この作曲家たちについてどのような気持ちで演奏をしますか?
毎年の元旦コンサートではスラブ舞曲を、建国記念日には「わが祖国」を全曲演奏しており、やはりチェコにとってたいへん特別な作曲家です。
他国で演奏するときには、チェコ音楽の真髄を伝えなければという使命を感じます。するとその意志を団員が感じ取り、それに応えて力を発揮してくれ、指揮をしながら感動するほどです。
ドヴォルザーク「新世界より」や、スメタナ「わが祖国」のモルダウは、お馴染みの名曲ですが、今回はチェコの少し違った景色を日本のお客様に見せたくて、「ボヘミアの森と草原から」(「わが祖国」より)も選曲しました。
私たちのドヴォルザーク、私たちのスメタナを是非会場で聴いていただきたいです。


<公演情報>
2024年新春、楽都プラハの名門オーケストラ&多彩な出演者が咲かせる大輪の華
プラハ交響楽団
2024年1月9日(火) 19:00 東京芸術劇場 コンサートホール
 出演:トマーシュ・ブラウネル(指揮)、牛田智大(ピアノ)
2024年1月11日(木) 19:00 サントリーホール
 出演:小林研一郎(指揮)
2024年1月12日(金) 19:00 ミューザ川崎 シンフォニーホール
 出演:トマーシュ・ブラウネル(指揮)、岡本侑也(チェロ)、牛田智大(ピアノ)
2024年1月14日(日) 19:15 サントリーホール
 出演:トマーシュ・ブラウネル(指揮)、岡本侑也(チェロ)
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2056/

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