2022/5/31
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【MUSIC LAND】第3部「Universe」中野翔太がプロデュースするのは、壮大な世界観を感じさせる“プレイリスト”
ドキドキワクワクがつまった ピアノの祭典「MUSIC LAND」。
第3部「Universe」をプロデュースするのは、ピアニストの中野翔太さん。
中野さんが「wonder」と聞いて想像したのは、壮大な宇宙。そこには、私たちの想像を遥かに超える世界が広がっています。
ご自身が深い思い入れを持ち、編曲も手掛けたホルスト:「惑星」を中心にプログラムを組みました。
—中野さんプロデュース「Universe」ステージのプログラムについて
中野さんが編曲を手掛けられた ホルスト:「惑星」、3台ピアノ版の魅力はどんなところにありますか?
3台ピアノで演奏することによって、オーケストラ版では聴きとることのできない細かい音の動きまで聴くことができるのは魅力のひとつです。そして、この曲は2台ピアノ版がオリジナルなのですが、更に1台加わることによって迫力が増します。
迫力、繊細さがおり混ざり3台ピアノならではの表現をお楽しみいただけたらと思います。
—「火星」「金星」「木星」は、総勢7名の男性ピアニストによるコラボレーションですね。
(中野翔太 / 谷昂登 / 金子三勇士 / 髙木竜馬 / 阪田知樹 / 小井土文哉 / 實川風)
中野さん、金子さん、阪田さんは3台ピアノの演奏会を開催されていますね。ほかのピアニストの皆さんとは初共演でしょうか。
通常ですと3名のピアニストで演奏するところ、今回7名集まるということで、それぞれの組み合わせによる音色の違い、表現の違い、そういったピアニスト個々の個性の融合も楽しんでいただけたらと思います。實川さんとは、以前5台ピアノ(!)公演等でご一緒させていただいています。谷さん、髙木さん、小井土さんとは今回初共演になり、ご一緒させていただくことを楽しみにしています。
—そしてスクリャービン、ドビュッシーのソロ曲を組み合わせ、壮大な世界観を感じさせるプログラムですね。
このプログラムの魅力、聴きどころについてはいかがでしょう。
今回「惑星」個々の楽曲の間にソロ曲を挟み込むという試みを行います。昨今普段の音楽の聴き方も変化しています。ストリーミングサービスの発展等もあり、例えば1つの曲の楽章を続けて聴くというだけでなく、自分の好きな楽曲、または楽章をランダムに並べて自由にプレイリストを作ることも可能になっています。そうすることで、個々の楽曲の魅力が増幅されたり、新たな聴き方、感じ方の発見がある場合もあります。そのような体験をコンサートホールでも実践できたらという思いで今回のプログラムを組みました。
是非想像力を膨らませて一つ一つの楽曲に身を委ね、“音楽”を楽しんでいただきたいと思います。
—「Universe」にちなんで… いま、宇宙を感じさせる幻想的なヒーリングミュージックが人気だそうですね。
リラックスしたいときに聴く音楽、音、などはありますか?
自宅にローズ・ピアノというエレクトリックピアノを持っているのですが、この楽器の音色が大好きでリラックスしたい時に弾いています。とても癒される音で、音を聴くだけで心身共にとろけます笑。
中野さんが愛用するローズ・ピアノ
<第3部「Universe」 プログラム>
ホルスト(中野翔太編曲):『惑星』から(*)
“火星”(*) 中野翔太 / 谷昂登 / 金子三勇士
スクリャービン:2つの詩曲Op.32 小井土文哉
“金星”(*) 髙木竜馬 / 阪田知樹 / 小井土文哉
ドビュッシー:沈める寺 實川風
“木星”(*) 中野翔太 / 阪田知樹 / 實川風
☆公演詳細はこちらから⇒ https://www.japanarts.co.jp/special/musicland/