2012/12/1

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名演繰り広げるヤンソンス&バイエルン放送交響楽団 ベートーヴェン交響曲全曲演奏会

マリス・ヤンソンス率いるバイエルン放送交響楽団のサントリーホールにおけるベートーヴェン交響曲全曲演奏会は本日の交響曲第8番、9番「合唱付」を残すばかりとなりました。
(*12月2日(日)15時より横浜みなとみらいホールでの演奏会は交響曲第2番&9番「合唱付」で日本ツアー最終公演となります。当日券の販売予定です)

毎回、深い温かみのある音色でベートーヴェンの新しい魅力に光を当てているヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団ですが、このベートーヴェン全曲演奏会はマエストロ・ヤンソンスが世界に誇るサントリーホールで実施したいと長年心を傾けてきたプロジェクトです。

交響曲第9番では、ミュンヘンから世界でも賞賛されるバイエルン放送合唱団が来日、そしてソプラノにはライジングスターのクリスティーネ・カルク、メゾには安定感抜群で日本が誇る藤村実穂子、テノールには世界の歌劇場で活躍するミヒャエル・シャーデ、バリトンにはミヒャエル・フォレといった世界一流の声楽家がソリストを務めるといった、現在で考えうる最高で贅沢な“第九”です。
どうぞマエストロ・ヤンソンスの渾身のベートーヴェンを耳と心に留めていただければ嬉しく思います。

バイエルン放送交響楽団の音色はどうしてこんなにも優しく、深いのか、、、
同交響楽団の元ヴァイオリン奏者の水島愛子さんにお尋ねしました。
「よく音を聴くのはもちろん、その音にどう自分の思いをのせるかということが大事です。自分自身をどう出すか。音は自分自身なのです。
画家も絵に色をほどこします。お習字も同じで、どう筆を運ぶか、、芸術家は皆一緒です。
音楽家は“音に命を!”です。
これからの若い日本人の演奏家には音色へのこだわりを持って欲しいと思っています」

音に命を!

深いお言葉ですね。

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