[ポーランド芸術祭2019 in Japan] 参加公演 巨匠ツィメルマンが満を持してお贈りする室内楽プロジェクト

クリスチャン・ツィメルマン ブラームスを弾く

チケット詳細Ticket Information

① 6月1日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 6月2日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 6月6日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 6月8日(土) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
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チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード149-587]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード35166]

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チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

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曲目・演目Program

  • ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番 イ長調 Op. 26
  • ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op. 60

公演によせてMessage

ツィメルマンの音楽の原点、室内楽を聴く

日本びいきでもあるツィメルマンの来日回数はけっして少なくはないが、ソロや協奏曲でのツィメルマンではなく、室内楽でのツィメルマンを聴くことができる機会は滅多になかった。でもツィメルマンの音楽の原点は室内楽にあった。ピアニストでもあった父親が戦後、生活のために働いていた工場で仲間たちと組んで行っていた室内楽に参加したのが、ツィメルマンと音楽との貴重な出逢いであったからだ。独奏する姿だけを知るひとにとって、その苦しくなるほどの集中力の凄みによって孤高のピアニストにすら思えるツィメルマンだが、その音楽はその実、直接聴き手のひとりひとりの心に開かれている。そして、実はそれだけではなかった。音楽する喜びを共有できる演奏家が傍らにいさえすれば、ツィメルマンの巨大な音楽は彼・彼女らをも暖かく抱き入れる包容力を持っているのである。もちろん、誰でもいいというわけではなかろう。今回ツィメルマンが信頼を置いて選んだ最良のパートナーたち。これまでの共演歴も長く付き合いも深いノヴァク、グロブレフスキ。それに今回は一昨年のエリザベト王妃国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を獲得した若手の岡本侑也が加わり、初共演となる。ツィメルマンの共演者選びの眼識に狂いはないだろうが、ブラームスのふつふつと燃えるようなロマン性を前にして、安堵とスリルの入り交じった興奮が会場を満たすのが今から眼に見えるようだ。聴き逃せまい。

長木誠司(音楽評論)

全国公演日程National performance

日時
2019/10/12(土)
会場
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
お問い合わせ先

(問)芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255

日時
2019/10/14(月・祝)
会場
ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
お問い合わせ先

(問)同左 084-928-1810

日時
2019/10/17(木)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

(問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212

プロフィールProfile

クリスチャン・ツィメルマン Krystian Zimerman (ピアノ, Piano)

ポーランドのサブジェに生まれる。1975年にはショパン国際ピアノコンクールに史上最年少の18歳で優勝して、一躍世界の音楽界に知られる存在となった。バーンスタイン、カラヤン、ブーレーズ、ジュリーニ、マゼール、小澤征爾、ムーティ、ラトルら多くの卓越した指揮者とも共演し、室内楽では、ギドン・クレーメル、チョン・キョンファ、ユーディ・メニューインらと共演。またCDはドイツ・グラモフォンの専属契約の下に数多くの権威ある賞を受賞している。 2017年9月には、日本国内(柏崎市文化会館アルフォーレ)にて収録したシューベトの最晩年のピアノ・ソナタ2曲によるソロ・アルバムを25年ぶりに発表し、高い評価を得ている。 国内では、ハーゲン・クァルテット(10年)、マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団(14年)などと共演しているほか、昨年はバーンスタイン生誕100周年に因み、交響曲第2番「不安の時代」をラトル指揮ロンドン・フィル、ベルリン・フィルなどで、ヨーロッパ各地および日本を含むアジアで演奏。本年はショパン・スケルツォ全曲、ブラームスを中心としたリサイタル・ツアーをアジア、ヨーロッパで展開している。

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マリシャ・ノヴァク Marysia Nowak (ヴァイオリン, Violin)

7歳でヴァイオリンを始める。パデレフスキ音楽院にてV. マリンスキに、その後ベルリン芸術アカデミーにて豊田耕兒に師事。第11回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールではファイナリストとなり、聴衆賞の他、特別賞を受賞。R. リッチ、M. シュヴァルベ、V. リーベルマン、H. クレバース、A.S.ムターらの薫陶を受ける。ツィメルマンが創設したポーランド祝祭管弦楽団のコンサート・マスターとして欧米において40回以上の公演に出演するとともに、ショパンの2つのピアノ協奏曲のCDの録音にも参加している。

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カタジナ・ブゥドニク Katarzyna Budnik (ヴィオラ, Viola)

フレデリック・ショパン音楽大学を卒業。ベートーヴェン・フラデツ国際コンクール、第15回ヨハネス・ブラームス国際コンクール・ベルチャッハ、ジャン・ラコフスキ・ヴィオラ・コンクール・イン・ポズナンで優勝。 2013年には、ARDミュンヘン国際音楽コンクールで第3位を獲得。2014年以来、オーケストラ、シンフォニア・ヴァルソヴィアのヴィオラ・グループのリーダーを務めているほか、ソリスト、室内楽奏者として活躍。クレーメル、グリンデンコ、バシュメット、などの著名な音楽家たちと共演。2013年、初のリサイタル盤となる「ヴィオラ・リサイタル」を、レコード会社、DUXより発売。

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岡本侑也 Yuya Okamoto (チェロ, Cello)

2017年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位・イザイ賞を受賞し一躍世界に羽ばたいた、今世界が最も注目するチェリスト。 2011年第80回日本音楽コンクール第1位及び4つの特別賞、第25回(2014年度)新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞、第16回(2017年)齋藤秀雄メモリアル基金賞、第28回(2017年度)出光音楽賞、第20回(2018年度)ホテルオークラ音楽賞を相次いで受賞。(公財)江副記念財団第42回奨学生。 H=J.ゼーフルート、山崎伸子、W=S.ヤンの各氏に師事。ミュンヘン音楽大学を首席で卒業し、現在は同大学院でユリアン・シュテッケル氏に師事。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:駐日ポーランド共和国大使館 、在日スイス大使館
   ポーランド広報文化センター 、アダム・ミツキェヴィッチ・インスティチュート
協力:ユニバーサル ミュージック

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