チケット詳細Ticket Information

① 10月15日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 10月16日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 10月20日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 10月22日(土) 10:00a.m.~発売 一般   

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サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード311-102]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード34639〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

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チケット残席状況

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曲目・演目Program

モーツァルト:ピアノ・ソナタ K. 310(上原彩子)

ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 「葬送」(横山幸雄)

ラフマニノフ:組曲第2番より“ロマンス”“タランテラ”(?:横山幸雄 ?:上原彩子)

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チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 「偉大な芸術家の思い出に」(河村尚子、漆原啓子、堤剛)

公演によせてMessage

中村紘子から引き継ぐ未来へのバトン

2016年7月26日、ピアニスト中村紘子が天国へ旅立った。世界を舞台に繰り広げられた華やかな演奏活動、まるで軽やかに音楽を奏でるかのように言葉を綴った文筆活動、その経験と感性を惜しみなく次世代に注いだ教育活動・・・この偉大な芸術家は、失うには早すぎる存在だった。
2016年12月11日、故人のリサイタルが予定されていたこの日に、中村紘子ゆかりの演奏家が集いメモリアル・コンサートが開催される。モーツァルト:ピアノ・ソナタ K. 310は、亡くなったその日、主を失った自宅のピアノにその譜面が残されていた楽曲。中心的なレパートリーであったショパン、ラフマニノフの名曲。そして、海野義雄(ヴァイオリン)、堤剛(チェロ)と組んでの名演が語り継がれるチャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」が、堤剛本人の出演も叶い演奏される。中村紘子が情熱を注いだ浜松国際ピアノアカデミーから羽ばたいた上原彩子・河村尚子、現在の日本の音楽界を確かな歩みで牽引する名手、横山幸雄・漆原啓子らによって、故人の思い出がつまった名曲の数々が鮮やかに奏でられるメモリアル・コンサート。中村紘子が遺したものに思いを馳せ、それを引き継ぐ演奏家たちの音色に音楽界の明るい未来を聴く。

プロフィールProfile

上原彩子 Ayako Uehara (ピアノ, Piano)

 第12回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門において、女性としてまた、日本人として史上初めての第一位を獲得。幼い頃より中村紘子にその才能を認められ、彼女が音楽監督を務めた第5回浜松国際ピアノアカデミーのコンクールで、アカデミー史上初のグランプリを、また審査委員長を務めた第4回浜松国際ピアノコンクールにて第2位を受賞。
2004年12月にはデュトワ指揮NHK交響楽団と共演し、2004年度ベスト・ソリストに選ばれた。第18回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。CDはEMIクラシックスから3枚がワールドワイドで発売されている他、キングレコードからも「ラフマニノフ13の前奏曲」等2枚がリリースされている。2017年3月にはインバル指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団とのドイツ及び日本での公演を予定。

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横山幸雄 Yukio Yokoyama (ピアノ, Piano)

1990年、中村紘子が審査員を務めたショパン国際コンクールにおいて、歴代日本人として最年少で入賞。2010年、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」が授与される。1日でショパンのピアノ・ソロ作品全212曲を演奏した(18時間)ことによるギネス世界記録を持つ。毎年5月にはショパン連続演奏会、9月にはベートーヴェンを主軸にしたコンサートをプロデュース。今年度はデビュー25周年を迎え、2017年1月21日(土)サントリーホールにおいて記念リサイタルを開催し、合わせてショパンの名曲集によるCDをリリース予定。TOKYO FM「横山幸雄のピアノでめぐり逢い」のパーソナリティを務め、東京と京都でレストランをオープンし、音楽と食をプロデュースするなど、活動は多岐にわたる。上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授。

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河村尚子 Hisako Kawamura (ピアノ, Piano)

ミュンヘン国際コンクール第2位、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝。これまでヤノフスキ/ベルリン放送響、ビエロフラーヴェク/チェコ・フィル、テミルカーノフ/読売日本交響楽団等と共演。2014年のデビュー10周年を経て、2015年には室内楽でカーネギーホールにデビュー、今秋もウィグモアホールへのデビューが予定されている。中村紘子が音楽監督を務めた第10回浜松国際ピアノアカデミーを終了し、中村紘子から未来を託されたピアニストの筆頭。新日鉄音楽賞、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、井植文化賞受賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、ホテル・オークラ音楽賞を受賞。最新譜CDは「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、チェロ・ソナタ」(RCA Red Seal)。
オフィシャル・ホームページ:http://www.hisakokawamura.com

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漆原啓子 Keiko Urushihara (ヴァイオリン, Violin)

第8回ヴィニャフスキ国際コンクール優勝。また、ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。2016年、デビュー30周年を迎える。ソリスト、室内楽奏者として活動はいずれも高く評価され、円熟期を迎えていることを証明している。中村紘子とはハウス食品のCMで共演。また中村紘子の呼びかけによる1990年のポーランド支援コンサートでヴィニャフスキの協奏曲を演奏している。CDは、レコード芸術特選盤、平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞など、注目を浴びている。 常に第一線で活躍を続け、安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず、指揮者、オーケストラ・メンバー等の音楽家の間でも高い信頼を得ている。現在、国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。

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堤剛 Tsuyoshi Tsutsumi (チェロ, Violoncello)

名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事。1961年アメリカ・インディアナ大学に留学、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年ミュンヘン国際コンクール第2位、カザルス国際コンクール第1位入賞。現在に至るまで、日本、北米、中南米、ヨーロッパ各地、オーストラリアなど世界各地で定期的に招かれている。2009年秋の紫綬褒章を受章。《バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲》など録音多数。2004年より2013年まで桐朋学園大学学長を務めた。07年9月、サントリーホール館長に就任。中村紘子とは「子供のための音楽教室」からの幼馴染。その後、ヴァイオリンの海野義雄と共に “三千両トリオ”を結成し、室内楽で度々共演。最近では、2015年5月にデュオ・リサイタルを行った。

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檀ふみ Fumi Dan (司会, MC)

女優。作家 檀一雄の長女。高校生の時に映画「昭和残?伝・破れ傘」でデビュー。翌年からNHK「連想ゲーム」のレギュラーを15年間つとめ、お茶の間の人気者に。国内で映画「男はつらいよ・寅次郎純情詩集」「山桜」ドラマ「日本の面影」「藏」「功名が辻」「花燃ゆ」他、数多くの作品に出演する一方でイギリスやアメリカとの共同制作ドラマやオーストラリアでの舞台などにも出演。94年には日本アカデミー賞助演女優賞受賞。
「N響アワー」「新日曜美術館」「日めくり万葉集」の司会や語りで、音楽や美術の楽しさ古典のすばらしさを伝えてきた。近年ではエッセイも好評で、阿川佐和子さんとの共著「ああ言えばこう食う」はベストセラーとなり、第15回講談社エッセイ賞を受賞。他に「檀流きものみち」「父の縁側、私の書斎」「檀流きもの巡礼(たび)」がある。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
協賛:

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