セミヨン・ビシュコフSemyon Bychkov
※招聘オーケストラとの来日
- 指揮
アーティスト・ニュース
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セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
プロフィールProfile
実現した夢は新たな夢を生み出す。ビジョンは生き続け、それを持続させたいという願いがある限り、新しい夢もまた実現していくだろう。
―― セミョン・ビシュコフ
2018年、ビシュコフはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼音楽監督に就任した。このシーズンはチェコスロヴァキア独立100周年を祝うプラハ、ロンドン、ニューヨーク、ワシントンでの演奏会で幕を開け、翌年にはチャイコフスキーの交響曲を中心とした演奏会・レジデンシー・録音から成る「チャイコフスキー・プロジェクト」が完結。2024年「チェコ音楽の年」には、チェコの作曲家たちを取り上げ、スメタナ《わが祖国》(2025年BBCミュージック・マガジン「年間最優秀管弦楽録音」選出)やドヴォルザークの交響曲第7・8・9番および序曲三部作《自然・人生・愛》の録音を発表。またチェコ音楽を中心とした、ヨーロッパ・アメリカでの広範囲なツアーを行った。今シーズンはプラハでの活動に加え、台湾、日本、韓国、オーストリア、ドイツ、北欧などへのツアーを予定。来春には過去8シーズンにわたり録音してきたマーラー交響曲全集がリリースされる。
ビシュコフのレパートリーは4世紀に及び、生来の音楽性と厳格なロシアの教育を併せ持って臨んでいる。世界有数の楽団や歌劇場に定期的に客演し、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、コンセルトヘボウ管、フィルハーモニア管、パリ管との録音を数多く残している。今シーズンはパリ・オペラ座でチャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》新制作を指揮するほか、コンセルトヘボウ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィルなどへも登場する。ケルンWDR響との録音ではブラームス交響曲全集のほか、R.シュトラウス、ショスタコーヴィチ、グラーネルトなどの作品に取り組んだ。1992年録音のチャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》はOpera誌によって「史上30の名盤」に選ばれ、BBCラジオ3「Building a Library」でも推薦盤(2020年)となった。ワーグナー《ローエングリン》は2010年BBCミュージック・マガジン「レコード・オブ・ザ・イヤー」に、ウィーン・フィルと録音したシュミット交響曲第2番は2018年同誌「レコード・オブ・ザ・マンス」に選ばれている。
チェコ・フィルと同様、ビシュコフもまた東西両方の文化に深く根差している。1952年サンクトペテルブルク生まれ。1975年にアメリカへ移住。現在はヨーロッパを拠点に活動。1989年に旧ソ連へ戻り、サンクトペテルブルク・フィル首席客演指揮者を務める。同年にパリ管の音楽監督にも就任。1997年にケルンWDR響首席指揮者、翌1998年にはドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に就任。BBC交響楽団とロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで名誉ある役職を持ち、2015年には国際オペラ賞「最優秀指揮者賞」、2022年にはMusical America誌「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」に選出されている。
(2025年7月現在)