マリインスキー・オペラ 2016年来日公演〜チャイコフスキー作曲エフゲニー・オネーギン〜

マリインスキー・オペラ 2016年来日公演

【予定される主なキャスト】

オネーギン:
アレクセイ・マルコフ(10/15)
ロマン・ブルデンコ(10/16)

タチヤーナ:
マリア・バヤンキナ(10/15)
エカテリーナ・ゴンチャロワ(10/16)

レンスキー:
エフゲニー・アフメドフ(10/15)
ディミトリー・コルチャック(10/16)

オルガ:
エカテリーナ・セルゲイエワ(10/15)
ユリア・マトーチュキナ(10/16)

グレーミン公爵:
ミハイル・ペトレンコ(10/15)
エドワルド・ツァンガ(10/16)
10月15日(土)12:00
S\43,200 A\36,700 B\27,000 C\19,400 D\10,800 (税込)

[夢倶楽部会員]

S\42,200 A\35,700 B\26,000 C\18,400 D\9,800 (税込)


10月16日(日)14:00
S\43,200 A\36,700 B\27,000 C\19,400 D\10,800 (税込)

[夢倶楽部会員]

S\42,200 A\35,700 B\26,000 C\18,400 D\9,800 (税込)


ゲルギエフ・シート(学生席) \5,400 (税込)

予定される主なキャスト
アレクセイ・マルコフ   ロマン・ブルデンコ   マリア・バヤンキナ   エカテリーナ・ゴンチャロワ
アレクセイ・マルコフ(10/15)
(オネーギン)
Alexey Markov
  ロマン・ブルデンコ(10/16)
(オネーギン)
Roman Burdenko
  マリア・バヤンキナ(10/15)
(タチヤーナ)
Maria Bayankina
  エカテリーナ・ゴンチャロワ(10/16)
(タチヤーナ)
Ekaterina Goncharova
             
エフゲニー・アフメドフ   ディミトリー・コルチャック   エカテリーナ・セルゲイエワ   ユリア・マトーチュキナ
エフゲニー・アフメドフ(10/15)
(レンスキー)
Evgeny Akhmedov
  ディミトリー・コルチャック(10/16)
(レンスキー)
Dmitry Korchak
  エカテリーナ・セルゲイエワ(10/15)
(オルガ)
Ekaterina Sergeyeva
  ユリア・マトーチュキナ(10/16)
(オルガ)
Yulia Matochkina
             
ミハイル・ペトレンコ   エドワルド・ツァンガ        
ミハイル・ペトレンコ(10/15)
(グレーミン公爵)
Mikhail Petrenko
  エドワルド・ツァンガ(10/16)
(グレーミン公爵)
Edward Tsanga
       
             
※キャストは変更になる場合がございます。最終的な出演者は当日発表となります。

ゲルギエフも胸を張る、「これが、理想の《オネーギン》だ!」
 幕が上がると、春らんまんの田園風景。一面に転がるリンゴ(何と、5000個とか!)の中を、村娘や若者が駆け回る。正に“人生の春”を象徴するようなこのシーンから、ステパニュク新演出の《エフゲニー・オネーギン》は始まる。
 ロシアの国民的詩人プーシキンが同名の小説を発表した1832年から、主人公オネーギンやタチヤーナやレンスキーはロシア人の永遠の若者像になり、韻を踏んだその文章を、おとなも子供も愛唱した。優しい心のチャイコフスキーは、若者たちの純真さに深く共感し、精魂傾けてオペラにした。そのオペラが世に出た1878年からは、全世界のオペラ・ファンを魅了して止まない。
 このオペラの何が万人の胸を打つのか? 
 誰もが涙してきた青春の儚さか?初恋の切なさか?失恋の絶望か?それらをこの上なく美しく歌い上げるチャイコフスキーの音楽か? 主人公たちは皆若い。10代後半から、せいぜい20代の半ばだ。故にチャイコフスキーは、初演の主役陣にモスクワ音楽院の学生を望んだ。
 作曲者が熱望したその通りの舞台が、今回、日本で実現する。それが出来るのは、マリインスキー・アカデミーに在籍中もしくは出身の若手スターを数多く抱える、マリインスキー・オペラだけだ。ゲルギエフ自身「これは《オネーギン》の理想的なプロダクションだ!」と胸を張る。舞台には若いエネルギーが充満し、それがオーケストラに乗り移り、それを上回るエネルギーでゲルギエフが統率する。
 舞台美術も真のロシアを再現して素晴らしい。とりわけ第3幕、ネヴァ川を臨む宮殿の舞踏会シーンでは、その幻想美に客席から拍手が湧き起こる。ロシア・オペラを初めて観る方も、様々な《オネーギン》を観て来た方も、大満足すること間違いなし。何しろ、毎シーズン幾通りもの《オネーギン》が舞台に掛かるロシアで、「これだけはいつも満員」というのだから。


ひのまどか
(音楽作家)
≪あらすじ聴きどころ≫
第1幕
ロシアの農村。
ラーリン家の姉妹、タチヤーナは物静かで空想好きな読書家、妹オルガは陽気な社交家。オルガの恋人で純情な詩人レンスキーは新しい隣人オネーギンとラーリン家を訪れる。オネーギンは帝都ペテルブルクでの放蕩の末、すべてに飽いて、この農村にきた。愛を語るレンスキー(アリオーソ<君を愛す。オルガ>)。タチヤーナはオネーギンに一目惚れする。その夜、タチヤーナは手紙で愛を告白することを決心する(手紙の場)。オネーギンは丁寧だが、説教じみた調子で断り(アリア<もしこの世に家庭の幸せを求めるなら>)、タチヤーナは絶望する。
第2幕
タチヤーナの命名を祝うパーティー。オネーギンは面白半分にオルガと踊り、レンスキーをからかい、怒らせる。二人は決闘を誓う。未練を吐露するレンスキー(アリア<わが青春の輝ける日々よ>)。オネーギンはレンスキーを撃ち殺す。

第3幕
ペテルブルクの貴族の夜会(ポロネーズ)。悔恨で長く海外を放浪したオネーギンが戻る。主人グレーミンが妻(タチヤーナ)を紹介する(アリア<恋は年齢を問わぬもの>)。オネーギンは美しく洗練されたその姿に驚き、焦がれる。タチヤーナに迫るオネーギン。迷いながらもタチヤーナは拒絶する…