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公演詳細

オーケストラ

Akiko Suwanai Presents

【公演延期】尾高忠明 指揮/NHK交響楽団/諏訪内晶子(ヴァイオリン/芸術監督)

延期公演(予定)

公演日:2022年2月21日(月)19:00開演
会場:東京オペラシティ コンサートホール
曲目:シベリウス:「ペレアスとメリザンド」組曲 Op. 46
   デュティユー:ヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲「同じ和音の上で」
   ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77
※会場が変更になります。
※出演者・曲目の変更はございません。(やむを得ない事情により変更になる場合がございます。)
公演延期により全席払戻を行います。払戻方法につきましては、「チケット払戻しのお知らせ」をご参照ください。
《払戻受付期間》5月8(土)~5月31日(月) まで
注:払戻しには必ず「半券の切れていない完全な状態のチケット」が必要となります。チケットは大切に保管してください。

チケット払戻しのお知らせ
お問合せ:ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212


プログラム

シベリウス:「ペレアスとメリザンド」組曲 Op. 46
デュティユー:ヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲「同じ和音の上で」
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ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 77

公演に寄せて
芸術監督がヴァイオリニストに与えた最高の試練

 音楽祭の「芸術監督」という肩書が、諏訪内晶子というヴァイオリニストの在り方と、どこかミスマッチだと感じる人も少なくないのではないか。なにより華麗にして孤高といったイメージが強い音楽家だから・・・。しかし、出演者の選定からプログラムの検討までを常に精力的にこなす彼女の姿勢は、まさに監督のそれに他ならない。
 そして、芸術監督である諏訪内晶子が、ヴァイオリニスト諏訪内晶子に課したのが、「国際音楽祭NIPPON 2020」の掉尾を飾るこの企画である。なにしろ協奏曲を二つ、しかも古典と現代を両方弾けというのだ。彼女は今音楽祭(2月の紀尾井ホール)において「モダン」と「クラシック」を掲げた2夜の演奏会を催しているが、今回はまさにその両方を一夜でこなさなくてはいけないわけである。
 20世紀の協奏曲から選ばれたのは、フランスの作曲家デュティユーの「同じ和音の上で」。冒頭でヴァイオリン独奏による音群がパラパラと鳴らされたのち、実はこの6音からなる和音こそが曲のカナメであることが徐々に明らかになってゆく・・・。完璧主義ゆえ寡作を貫いた作曲家による、美しい構想と響きを持った音楽である。
 一方、古典を代表するのが、ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」。今さらのことながら、指盤を突き抜けるような勢いの音の跳躍、とてつもない幅の重音奏法をはじめとして、すべてにおいて最高の技術が試される難曲だ。
 休憩が入るとはいえ、この2曲を続けて演奏するというのは、なかなか酷な条件にも思える。しかし、芸術監督は、諏訪内晶子ならば必ずこの試練を乗り越えることができると信じているのだろう。なんとスリリングな試みであることか。
 そして、二つの協奏曲の前に置かれたシベリウス「ペレアスとメリザンド」にも注目。尾高忠明の密かな得意曲であり、その凛とした品格は波乱の一夜の幕開けにとりわけふさわしいものだ。

沼野雄司(音楽学)

出演者

尾高忠明 (指揮)

 現在NHK交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(旧BBCウェールズ交響楽団)桂冠指揮者、札幌交響楽団名誉音楽監督、東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、読売日本交響楽団名誉客演指揮者、紀尾井ホール室内管弦楽団桂冠名誉指揮者を務める世界的指揮者。1991年度サントリー音楽賞受賞。1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを、1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与された。2012年有馬賞(NHK交響楽団)、2014年北海道文化賞、2018年度関西音楽クリティック・クラブ賞本賞、大阪文化祭賞、日本放送協会放送文化賞、2019年第49回JXTG音楽賞洋楽部門本賞を受賞。

NHK交響楽団 (オーケストラ)

 NHK交響楽団の歴史は、1926年にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年NHK交響楽団と改称。今日に至るまで、カラヤン、アンセルメ、カイルベルト、マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘し、歴史的名演を残している。
近年N響は、年間54回の定期公演(NHKホール、サントリーホール)をはじめ、全国各地で約120回の演奏活動を行っている。また、2013年8月にはザルツブルク音楽祭に初出演、2020年春にベルリン、ウィーンをはじめ、ヨーロッパ主要9都市で公演を行うなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。
現在N響が擁する指揮者陣は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、正指揮者 外山雄三、尾高忠明。

諏訪内晶子(ヴァイオリン)

諏訪内晶子(ヴァイオリン)

 1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。BBCプロムス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルンなどの国際音楽祭にも多数出演。2012年、2015年、エリザベート王妃国際コンクールヴァイオリン部門及び2019年チャイコフスキー国際コンクール審査員。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。デッカより14枚のCDをリリース。
 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。
 使用楽器は、日本にルーツをもつ米国在住のDr. Ryuji Uenoより長期貸与された1732年製作のグァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」。

チケット発売情報

東京

3月12日(金) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
3月12日(金) 11:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
3月13日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
3月14日(日) 10:00a.m.~発売 一般

※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

一般料金

  • S席
    ¥9,000
  • A席
    ¥7,500
  • B席
    ¥6,500
  • C席
    ¥5,000

夢倶楽部会員

  • S席
    ¥8,100
  • A席
    ¥6,700
  • B席
    ¥5,800
  • C席
    ¥4,500
チケット購入
 

学生席

  • 学生席
    ¥3,000

【備考】
*学生席は3/14(日)10:00より受付を開始いたします。
*学生席は、社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は上記の価格です。

◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)

学生席・シニアチケット購入

プレイガイド

ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212 https://www.japanarts.co.jp/
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ https://t.pia.jp/ 0570-02-9999〔Pコード:193-642〕
イープラス https://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード:32455〕

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