期待ふくらむ“新生ボリショイ・バレエ”

マリインスキー・オペラ 2016年来日公演


期待ふくらむ“新生ボリショイ・バレエ”
The Bolshoi Theatre
 2017年6月“世界の頂点に輝く”ボリショイ・バレエが来日します。世界三大バレエ団の中でもトップの存在感を誇り、ロンドン、パリ、ニューヨークなどに定期的に招かれ讃えられるボリショイ・バレエ。240年の歴史を持ち、政治・社会・経済情勢のさまざまな変化、困難を経ても変わらず“バレエ界の雄、バレエ界の華”として輝き続けています。
そんなボリショイ・バレエが初めて来日したのは1957年(昭和32年)、神秘のベールに包まれたソ連の芸術団が来日するということで、一大センセーションを巻き起こしました。初来日から60年という節目にあたり、バレエ団の今回の公演にかける意気込みは膨らんでいます。
 今回発表された来日メンバーは、舞踊監督として最初のシーズンを迎えるマハールベク・ワジーエフ氏によって決められたものです。記者会見で「我々の新しいスターに出会って欲しい、好きなダンサーの新境地を見て欲しい」と話しているとおり”新生ボリショイ”を印象づけ、気迫さえ感じます。
 悲劇が心揺さぶる「ジゼル」、華やかさと静謐さで魅せる「白鳥の湖」、世界で熱狂を巻き起こしようやく日本に上陸する「パリの炎」。ダンサーのみならず、オーケストラ、舞台スタッフ総勢230名が来日し”ボリショイ”の名をかかげてお贈りする舞台。華々しく舞い、雄弁に語る、ボリショイ・バレエの真髄を、心ゆくまでお楽しみください。