2014/5/30

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日本公演がスタート!ウィーン・カンマー・オーケストラ

ウィーン・カンマー・オーケストラの日本公演が静岡からスタートしました! 

ウィーン・カンマー

初日5月29日は芸術監督シュテファン・ヴラダーの弾き振りです。 演奏者同志の雰囲気がとても良い、息の合ったアンサンブル。 コンサートマスターのトーマス・レイフへのショートインタビューと、シュテファン・ヴラダーのコメントを紹介します。

芸術監督シュテファン・ヴラダーのコメント
ウィーン・カンマー・オーケストラの特徴を教えて頂けますか?
ウィーン・カンマー・オーケストラの特徴は、きわめて“ウィーン的”であるといえます。
プロ意識が高く、そのプロフェッショナルなアプローチにおいて、とても自発性が高いアンサンブルです。 各メンバーが常に互いを意識しているので、毎回の演奏は独特なものになり、音楽的な意味においても意外性が垣間見えることがあります。

ウィーン・カンマー・オーケストラの芸術監督ヴラダーさんは、10代はじめにピアニストとして注目を浴び、ウィーンを代表するピアニストの一人として活躍されてきました。今回日本公演のソリストは14歳の牛田智大さんですが、ヴラダーさんご自身の経験からアドヴァイスがありましたらお聞かせくださいますか?
私達ウィーン・カンマー・オーケストラのメンバー皆、トモハル(牛田さん)との共演を心から待ち望んでいました。 ウィーン・カンマー・オーケストラは、長年の伝統として若く有能な演奏家を支えてきましたし、オーストリアで唯一、若手演奏家やコンクール入賞者のための定期公演を行うオーケストラです。 私自身も16歳のときに定期公演に出演の機会をもらい、初めて一般のお客様の前で演奏する経験をしました。 私がトモハルに伝えられることがあるとすれば・・・、若い時点での成功は、今だけでなく将来を約束されたものでもあるので、今後も研鑽を続けてくれたら、と願っています。

コンサートマスターのトーマス・レイフ
ウィーン・カンマー

日本の印象は如何でしょうか?
私は今回のツアーで初めて日本にきています。まだほとんどどこにも行く時間がないのですが・・・。東京はとても大きな街という印象ですね。
昨日、早速お寿司を食べにいきました。日本食を食べるのをとても楽しみにしていたから嬉しかった! 本当に美味しいですね。

このオーケストラの魅力をお聞かせください。
このオーケストラは演奏者同士の雰囲気がとても良いのが魅力。
そして新しいメンバーもいつも温かく迎え入れてくれる包容力もあります。
それは人間同士のコミュニケーションが上手くいくということにも通じていて、更に音楽にもより良い影響をもたらすのです。

日本のファンに向けてメッセージを頂けますか?
ウィーン・カンマー・オーケストラのウィーンらしいモーツァルトを楽しみにいらして下さい。
私たちにとってモーツァルトは軽やかで勢いがある。それはやっぱり“オーストリアの音楽の特徴”であり“魅力”だと思います。
ショパン以外、今回のプログラムは全部モーツァルトだから、やはりその特徴が良くでることでしょう。 ザルツブルグ、ウィーンで生きたモーツァルトを、ウィーンのオーケストラが演奏するの本当に理にかなっていると思います(笑)。
是非、本場のモーツァルトを聞きに来て欲しいですね。

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ウィーンの名門オーケストラが紡ぐ、名曲の数々
ウィーン・カンマー・オーケストラ

2014年6月5日(木) 19時開演 東京オペラシティ コンサートホール

ウィーン・カンマー

公演の詳細はこちらから

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