2013/11/28

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「フィデリオ」コンサート形式 ドレス・リハーサル レポート

11月26日、パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルの「フィデリオ」プロジェクトのドレス・リハーサルが行なわれました。
オーケストラはもとより、歌手陣の実力の高さは圧巻です。
パーヴォが常日頃追求する“アンサンブル”このオペラで、ドイツ・カンマーフィルの、まさに最高のアンサンブルが実現します!

「フィデリオ」リハーサル

今回の「フィデリオ」プロジェクトに出演する歌手2人にインタビューしました。
2人とも、くしくも代役を引き受けてくれた歌手。本プロジェクトへの意気込みと日本の印象などを伺いました。

トム・フォックス(ドン・ピッツァロ役)

トム・フォックス

 以前はドン・フェルナンド役を歌っていましたが、1978年に始めてドン・ピツァロ役を歌いました。もう30年も前のことなんて、考えると恐ろしいですね(笑)。その後、ドン・ピツァロ役はもう数え切れないほど歌っています!

 横浜みなとみらいホールはとても暖かみのある音響で、非常に歌いやすいです。また、オーケストラの編成はこの作品のオリジナルどおりですから、全体のバランスもいいですね。大型編成のオーケストラとの共演は、時にはアンサンブル作りに非常に苦労しますから。また、通常オペラではオーケストラはピット、歌手はステージという距離がある中で歌いますが、こういったコンサート形式では、全員がステージ上で演奏するので、音楽作りにはとても適していると思います。この作品は非常に古典的ですから、演奏環境は理想的だと思います。今回の語りのテキストの内容も大変気に入っています。背景をよく表現していると思いますよ。

日本には、1987年にベルリン国立歌劇場の「フィガロの結婚」、2005年にバイエルン国立歌劇場で「マイスタージンガー」と「タンホイザー」を歌いに来日をしていますので、今回が3度目です。過去には娘も同行したこともあり、思い出深いですね。   
代役として声をかけていただいたおかげで、すばらしい機会に恵まれましたことを光栄に思います。本番が楽しみです。

ゴルダ・シュルツ(マルツェリーナ役)

ゴルダ・シュルツ  

 初めての日本、とてもエンジョイしています!オーケストラはすばらしいし、スタッフの皆さんも非常に協力的で、何の心配もありません。お寿司もラーメンもとてもおいしいし、すべてが整理されているこの環境は夢のようです。

 でも何よりもこんなすばらしい機会をいただいたことを、心から嬉しく思います。パーヴォさんの指揮は非常にクリアで、力強く、また歌手の要望には瞬時に反応してくれます。それは、彼がこのオーケストラを熟知していて、オーケストラもパーヴォさんを信頼しているからこそなせる業です。どんな状況も即座に解決し、より音楽に勢いを増していくのです。

 パーヴォ&ドイツカンマーフィルのベートーヴェンの交響曲の録音を聴きましたが、私にとってはカラヤンに次いで、現代の基本となるベートーヴェンでした。ですから、今回のお話をいただいたとき、何ものにも変えられないチャンスだと、本当に嬉しかったんんです!今から本番が楽しみでなりません。


【パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団 公演情報】

【横浜】
<曲目>ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」コンサート形式
<日時> 2013年11月28日(木)19:00開演/30日(土)15:00開演
<会場> 横浜みなとみらいホール

【名古屋】
<曲目>ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲、交響曲 第4番、3番
<日時> 2013年11月23日(土・祝)15:00開演
<会場> 三井住友海上 しらかわホール

【武蔵野】
<曲目>ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲、交響曲 第4番、3番
<日時> 2013年11月29日(金)19:00開演
<会場> 武蔵野市市民文化会館 


【お知らせ】次回の来日は、2014年12月!


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