2019/12/6

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追悼 マリス・ヤンソンス?

2019年12月5日、サンクトペテルブルグのフィルハーモニー大ホールで、指揮者マリス・ヤンソンスのご葬儀が厳かに執り行われました。白亜の美しいホールの正面には、優しく微笑むマエストロの写真が大きく掲げられていました。
ラトヴィア文化大臣、サンクトペテルブルグ市長をはじめ、世界で最も求められていた指揮者ヤンソンスを悼む沢山の人々が駆けつけた音楽葬。舞台上には、バイエルン放送交響楽団の弦楽器奏者とサンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団が、司会は18年11月のサンクトペテルブルク・フィル日本公演で「イワン雷帝」に出演した俳優のニコライ・プロフがつとめました。

バイエルン放送交響楽団の弦楽器奏者がシューベルトの弦楽五重奏曲を演奏したのち、
マエストロとかけがえのない時間を共にした人々から、偉大な音楽家そして人間味溢れるマエストロへの想いを込めたスピーチが捧げられました。ドミトリエフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団によるチャイコフスキー:交響曲第5番より第二楽章の憂いを帯びた演奏では、多くの人々が咽び泣く様子もありました。
セレモニーの最後は、バイエルン放送交響楽団の管楽器奏者によるガブリエルの作品が献奏されました。
棺の中のマエストロ ヤンソンスの胸の上には、マエストロを見守るかのように、新しい旅立ちを共にする相棒さながらの指揮棒が共にされていました。

マエストロ ヤンソンスは、常に人と人の調和・協調を大切にされ、それがそのまま音楽となり、世界中の人々を幸福に導いてくださいました。そのハーモニーに満ちたマエストロの生き方を、私達も心に刻み、継承してまいりたいと思います。
敬愛なるマエストロ ヤンソンス。どうぞ安らかに・・・・・。

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こちらは、サントリーホールの舞台裏に飾られているマエストロ ヤンソンスのサインボード。1986年10月19日、初来日公演のときのものです。

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