2017/6/26

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ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 日本ツアー初日「名古屋」・「所沢」公演レポート

ミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の公演がスタートしました。初日の名古屋では40回目を迎える名古屋国際音楽祭に華を添え、翌日は所沢にて客席を沸かせました。
●6月24日(土)17:00開演 愛知県芸術劇場 コンサートホール 
●6月25日(日)15:00開演 所沢市民文化センター ミューズ アークホール
<プログラム>(両日)
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 op.98
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68
[アンコール]ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番 WoO.1-5ブラームスが指揮をした古都ドレスデンが誇る名門ドレスデン・フィル。ブラームスをはじめとするドイツ音楽の真髄が脈々と受け継がれてきました。そのブラームスに最も近いオーケストラが、今回のツアーで「ベートーヴェンの10番目の交響曲」と称されたブラームスの最初の交響曲第1番と最後の交響曲第4番の2つを取り上げたことは意義深く、大変注目を集めたコンサートとなりました。
ドイツ屈指の鬼才ミヒャエル・ザンデルリンクとオーケストラとの信頼関係は厚く、それが音楽だけでなく彼らを取り巻く空気感にも現れています。全身を使って表現する長身のマエストロが振り下ろすタクトにオーケストラが応え、両日とも均整美の取れた力強く重厚感のある演奏で客席を沸かせました。終了後には客席からはブラボーが飛び交い、とても温かい拍手に会場が包まれ、ツアー初日から上質な演奏を披露しました。
7月2日(日)はミューザ川崎にて、ソリストに小川典子を迎え、ベートーヴェン「皇帝」とブラームス交響曲第1番のまさに王道のドイツ・プログラムを、7月4日(火)は東京芸術劇場にて、ベートーヴェンとショスタコーヴィチの「怒涛の第5交響曲」のプログラムを披露いたします。ぜひご注目ください。

【耳寄り情報!】
ドレスデン・フィルのメンバーによる金管楽器のクインテットが、東京芸術劇場(7月4日)の公演の開場時に1F客席ロビーに於いてミニ・コンサートを開催します。ぜひ、そちらもお楽しみください。
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ミヒャエル・ザンデルリンク首席指揮者 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
2017年7月2日(日) 15:00開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
2017年7月4日(火) 19:00開演 東京芸術劇場 コンサートホール

公演詳細はこちらから

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