2016/1/28

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記者会見レポート(ショパン国際ピアノ・コンクール ガラ・コンサート)

2016年1月28日ガラ・コンサートが開催される東京芸術劇場で記者会見が行われました。
登壇者は、野村不動産グループ広報・IR部長 宇佐美直子氏、ポーランド国立フレデリック・ショパン研究所 ミュージック・プロジェクト・プロデューサー ヨアンナ・ボクシチャニン氏、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者ヤツェク・カスプシック、第17回ショパン国際ピアノ・コンクール第1位のチョ・ソンジン、第2位のシャルル・リシャール=アムラン、第3位のケイト・リウ、第4位のエリック・ルー、第5位のイーケ・(トニー・)ヤン、第6位のドミトリー・シシキンでした。

マエストロ・カスプシックは「このコンクールは私にとって本当に特別な体験になった。ここにいるアーティストがこれから大きく羽ばたいていくことを期待しています。」そして、コンクールにどう向き合ってきたか?という記者の質問に対して「このコンクールはやはり特別なもの。私の仕事としては、なるべく自然に皆さんが演奏できるよう、そしてそれぞれのアーティストのもつ作品の解釈をできるだけ早く理解するよう努めました。」


チョ・ソンジン「今回のコンクールはとても大切なもので、大事にしていきたい」と語っています。また、悲しい事件が続く中、音楽がどのような役割を果たしていけるか?という質問に対して「パリでテロがあったときには、私自身パリにいました。本当に悲しい事件です。私はピアノ弾きですので、この音楽をとおして誰か一人でも癒すことが出来れば、と思います。」

入賞者、全員がこのガラ・コンサートに参加できることを非常に喜んでいて。良い経験になるだろうと話していました。


シャルル・リシャール=アムラン「入賞者として、これからずっとショパンという作曲家がついてくる。同時に大きな責任も背負うことになる。でも大好きな作曲家ですので、作品に対しては誠実にこれからも向き合っていきたい」と意気込みを語っています。
ケイト・リウ「このコンクールは私にすべてを与えてくれました。この道を経験したことが、どれだけ自分の音楽に影響したことか。この経験が、他の作品の演奏にも影響していくと思います」


エリック・ルー「私はこの1年をショパンに費やしましたが、まったく後悔していません。この経験をとおし、ショパンの音楽について多くを学ぶことが出来ました。年前の200作品でもまだ私たちを成長させてくれるのです。」
イーケ・(トニー・)ヤン「ショパンは私たち、そしてここにいる皆様にとっても特別な作曲家ではないでしょうか。今後も私にとってショパンは大好きな作曲家であることは変わりありませんし、その音楽を深めて生きたいと思っています。」


ドミトリー・シシキン「今はショパンを弾く機会がとても多いです。この経験で、私自身もっとショパンについて学びたいと思いました。生涯をかけて、ショパンについて学んで生きたいと思います。」

2016年1月に開催する【ショパン国際ピアノ・コンクール 入賞者ガラ】公演では、入賞者たちがカスプシック指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団と来日し、若い入賞者たちの情熱をそのままお届けいたします。
2016年1月28日(木) 19時開演 東京芸術劇場 コンサートホール
2016年1月29日(金) 19時開演 東京芸術劇場 コンサートホール

公演の詳細はこちらから

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