《ロマン派への扉》
寺田悦子 ピアノ・リサイタル
- ピアノ
- 日時
- 2022年6月4日(土) 15:00
- 開場 / 終演予定
- 14:15 / 16:50
関連ニュース
- 2024/4/18 【掲載情報】寺田悦子 ピアノ・リサイタル (6月9日 東京文化会館 小ホール)
- 2024/1/16 【2024年1月】ジャパン・アーツぴあオンラインチケット発売情報
- 2023/11/12 【速報!公演決定!】寺田悦子 ピアノ・リサイタル
- 2023/9/4 【新譜情報】寺田悦子&渡邉規久雄「シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調(H.ウルリッヒによるピアノ連弾版)他」(2023年10月6日発売)
- 2023/5/18 【掲載情報】寺田悦子&渡邉規久雄 デュオ・ピアノ・コンサート (6月25日東京文化会館 小ホール)
- 2019/5/20 「渡邉曉雄生誕100周年記念演奏会」に藤岡幸夫、寺田悦子が出演!
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 2月12日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 WEB
- ② 2月13日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 TEL
- ③ 2月17日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 WEB
- ④ 2月19日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎車椅子の方は、ご本人と付き添いの方1名が割引になります。必ず事前にご予約ください。
- ※車椅子席はジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付。
その他プレイガイド
- 東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650 t-bunka.jp/tickets/
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード211-560]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット [Lコード31590]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op. 109
- シューマン:幻想曲 ハ長調 Op. 17
- ショパン:24 の前奏曲 Op. 28
*曲目は変更になる場合がございます。
- ショパン:夜想曲 Op.15-2
公演によせてMessage
ロマン派への扉
今回のリサイタルで演奏するベートーヴェン、シューマン、ショパンの三作品はどの曲も私が十代の頃より永く傾倒してきた作曲家の代表作だ。18世紀から19世紀への変革の時代を生きたベートーヴェンの後期の作品はロマン主義音楽への大きな扉を開いたが、常に新しさを追及した彼の音楽は時代を超えて強いメッセージとなって私達の心に響く。最近30番のソナタを見直す機会があり、再び心を奪われてしまったこの曲でリサイタルを始めるなら、後に弾くのはシューマンの「幻想曲 Op.17」と決めた。ベートーヴェンの苦悩と憧れはその後のドイツロマン主義音楽の流れの根底となりシューマンに大きな影響を与えている。一方のショパンはドイツロマン派の潮流とは一線を画して独自のピアノ音楽の頂点を築いた「ピアノの詩人」。中でも意気揚々とパリに移り住んで書かれた「24の前奏曲 Op.28 」は一曲一曲が宝石のような輝きを放つ傑作。まさに「物語のない物語」である。
寺田悦子
プロフィールProfile
寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ, Piano)
16歳でウィーンに留学し在学中に東京でオールショパン・プログラムでデビュー・リサイタルを開いて以来、企画性に富んだソロ・リサイタルや渡邉規久雄とのデュオ・コンサートを通して透明感のある音色と豊かな情感で聴衆を魅了する寺田悦子は、ベートーヴェンとショパンの演奏を得意とした若き名教師ディーター・ウェーバーから薫陶を受けてウィーン音楽大学を最優秀賞で卒業後に渡米、ジュリアード音楽院大学院にてサッシャ・ゴロドニツキに、インディアナ大学ではボザール・トリオのピアニストとして著名なメナヘム・プレスラーに師事しアシスタントを務めました。11年間に及ぶ欧米での研鑽中の1977年、アルトゥール・ルービンシュタイン自身が審査した第2回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで第3位金賞を受賞して注目を集め日本での本格的な演奏活動を開始し、翌1978年にはリーズ国際ピアノ・コンクールにも入賞。日本ショパン協会賞、飛騨古川音楽賞などを受賞しました。帰国後も「プラハの春」等の国際音楽祭への出演をはじめロンドンウィグモアホールでのリサイタル、カーネギーホール、英国、ドイツ、フィンランド、ロシア、ラトヴィア、アメリカ、カナダ、メキシコ、パナマ、ペルーなど諸外国での演奏、イスラエル・フィル、ヘルシンキ・フィル、ドレスデン・フィル、ライプツィッヒ放送響、北BBC響他多くのオーケストラとの共演、日本においても東京・大阪・名古屋など国内各地やN響をはじめとする主要オーケストラとの共演と国際的な活動を展開しています。ウィーンを代表する作曲家達の作品による「ウィーンへの回帰」全5回シリーズ、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏、ショパンのマズルカ&ノクターン全曲とシューマンの代表作を年代を追って演奏した生誕200年記念連続演奏会シリーズ、同じ“調”の作品で一晩の演奏会を構成する「調の秘密」シリーズ、100年前のプレイエルと現代のスタインウェイを弾き比べたショパン・リサイタルなど、常に独自のコンセプトを打ち出した音楽会で注目を浴びて来ました。最近では渡邉規久雄との2台ピアノや四手連弾のコンサートシリーズ「四手連弾の宇宙」でのベートーヴェンの全連弾曲演奏やシューマンの交響曲の演奏など新しいレパートリーも意欲的に取り上げています。今秋11月10日には東京シティ・フィル定期演奏会でヴォーン・ウィリアムズの2台ピアノのための協奏曲を演奏予定です。日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール全国大会、ピティナ全国大会等数多くのコンクール審査員を務め、ドイツやオーストリアで演奏とマスタークラスを行うなど、後進の指導にも積極的にあたっています。CDはショパン作品集「ノアンⅠ」 「ノアンⅡ」、渡邉規久雄とのデュオ・ピアノ「春の祭典&ラフマニノフ」(レコード芸術特選盤)他多数。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 後援
- 日本ショパン協会、国際ピアノデュオ協会、公益財団法人 日本フィルハーモニー交響楽団