横山幸雄が2020年ベートーヴェン生誕250年に向けピアノ独奏曲全曲演奏に臨むシリーズ

横山幸雄 ピアノ・リサイタル<ベートーヴェン・プラス Vol.5>

ピックアップ

横山幸雄 インタビュー:ベートーヴェン・プラス Vol.5について(2018年9月)

ベートーヴェン・プラスにSS席登場!!
SS¥12,000 残席状況:× (◯残席あり/△残席少/×売り切れ)
 
  ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

チケット詳細Ticket Information

① 4月28日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 4月29日(日・祝) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 5月3日(木・祝) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 5月6日(日) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード113-278]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード31845]
イープラス eplus.jp

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曲目・演目Program

第1部 11:00開演
 ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調Op. 34
         「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op. 35

第2部 12:00開演
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op. 53「ワルトシュタイン」

第3部 13:30開演
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op. 54
         ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 Op .57 「熱情」

第4部 14:30開演
 ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35
 ショパン:ピアノ・ソナタ3番ロ短調 Op. 58

第5部 15:40開演
 ドビュッシー(横山幸雄編):牧神の午後への前奏曲
 ラヴェル:夜のガスパール

(16:30終演予定)
※各部の開演時間は予定です。

  • 横山幸雄:アヴェ・マリア~バッハ=グノーの主題による即興~

公演によせてMessage

横山幸雄のベートーヴェン・プラス Vol. 5によせて

 2013年に始まった横山幸雄の「ベートーヴェン・プラス」も、最終章へと近づいてきた。
 シリーズ第5回の今年のコンセプトは、ベートーヴェンの30代前半のピアノ・ソナタとその周辺。「変奏曲」「ソナタ」を軸に、そのほかの作曲家の30代の作品を配置する。
 まず、ピアノ・ソナタは第21番から第23番。1802年に遺書まで綴ったベートーヴェンは、絶望の淵から這い上がる。この時期の彼は、見事な創作力を開花させ、ロマン・ロランが「創作の森」と述べた中期様式を導く注目すべき作品を生み出してゆく。
 《創作主題による6つの変奏曲》と《エロイカ変奏曲》は対をなす作品であり、ベートーヴェンが変奏曲のジャンルで新しい構成原理や表現を深く追求した傑作である。
 ベートーヴェンの理想を、創作の命題としたのはブラームスだ。彼が30歳で完成させた《パガニーニの主題による変奏曲》は、彼の一連のピアノ独奏のための変奏曲を締めくくる作品。そしてショパンの《ピアノ・ソナタ 第3番》は、ベートーヴェンと同じく作曲家の30代に書き上げられた作品。前作の第2番「葬送」と比べると古典的な形式で書かれており、彼の創作のひとつの頂点を極めている。
 また、このシリーズではドビュッシーとラヴェルの作品も披露される。横山は16歳でフランスに渡り、ジャック・ルヴィエをはじめ、ルヴィエの師であるヴラド・ペルルミュテールのもとでも研さんを積んでいる。ペルルミュテールと言えば、ラヴェルから演奏法を直伝された数少ないピアニスト。横山はラヴェルの流れを汲むピアニストであり、その系譜を彼自身強く意識しているという。このリサイタルで演奏される《夜のガスパール》は、「ルイ・ベルトランの詩にもとづく幻想曲」との副題をもち、やや怪奇的な3つの情景が表わされている。そして、今年はドビュッシー没後100年。数あるピアノ曲ではなく、横山は管弦楽曲《牧神の午後への前奏曲》を自らピアノ曲へと編み直した。ドビュッシーの豊饒な色彩感をどのようにピアノで表現するのか、大いに期待される。
 大作曲家の最も創意に富んだ時期の作品をまとめた今回のシリーズ、横山のさらに飛躍した姿を楽しみたい。

道下京子(音楽評論)

プロフィールProfile

横山幸雄 Yukio Yokoyama(ピアノ, Piano)

 1990年ショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞の快挙以来、人気実力ともに常に音楽界をリードするトップ・アーティストとして活躍。  2011年デビュー20周年を迎え、ギネス世界記録に認定されたこの公演は、毎年少しずつ形を変えて、ゴールデンウィークの恒例コンサートとなる。5年目の節目には2日間にわたりショパンのピアノ独奏曲全曲(217曲)を奏覇する偉業を成し遂げて、満場の喝采を博す。また、2013年からベートーヴェン生誕250周年に向けてのシリーズ「ベートーヴェン・プラス」をスタートさせるなど、自ら企画する数々の意欲的な取り組みにより、高い評価を確立している。  リリースされたCDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。近年では、2011年上野石橋メモリアルホールで行った「横山幸雄プレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全曲集」をホールとキングレコードとの共同事業(全12タイトル)、2012年デビュー20周年記念コンサートのライブ録音、「プレイズ・リスト2013」、「プレイズ・シューマン2014」 「プレイズ・モーツァルト2015」 「横山幸雄/アンプロンプチュ」(2016) 「雨だれのプレリュード/横山幸雄」(2017) 最新CD「ファンタジー」をアールアンフィニレーベルよりリリース。  TOKYO FM「横山幸雄のピアノでめぐり逢い」のパーソナリティをつとめ、東京と京都にレストランをオープンし音楽と旬の食をプロデュースするなど、活躍は多岐にわたる。  上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授、日本パデレフスキ協会会長。 オフィシャルホームページ http://yokoyamayukio.net/

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
協賛:
後援:横山幸雄後援会

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