バッハ無伴奏チェロ組曲 全曲リサイタル
長谷川 陽子 チェロの個展 2016~バッハへの旅~
チケット詳細Ticket Information
① 10月10日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 10月11日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 10月16日(金) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 10月18日(日) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード275-982]
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード39241〕
【特別チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付)】
◎車椅子の方は、事前に電話予約が必要です
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
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チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
バッハ無伴奏チェロ組曲 全曲リサイタル
J.S.Bach: The complete Cello Suites Collection, BWV1007-1012
第1番 & 第2番
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第3番 & 第4番
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第5番 & 第6番
- バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番の前奏曲
- バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番の前奏曲
公演によせてMessage
ひたすら頂上を目指して~長谷川陽子のバッハ一気呵成
長谷川陽子さんが20代、30代に続き、40代でもヨハン・セバスティアン・バッハの「無伴奏チェロ組曲」全6曲の演奏会に挑む。しかも「通して番号順に一晩で弾くのは初めての試み」という。論語の「40にして惑わず」から、日本でも40歳を「不惑」とする。
最近の陽子さんは大らかな音楽性、豊かな歌心、確かな技巧といった元々の資質に一層の磨きがかかる一方、楽曲の核心に向かって脇目もふらず踏み込んでいく潔さ、ピリオド(作曲当時の仕様の)楽器による演奏の普及で新たな展開をみせた様式感への目配り、スケールの拡大が鮮明となり、不惑の言葉を裏切らない。
先日もクロアチア初の女性作曲家、ドラ・ペヤチェヴィッチ(1885~1923)の「チェロ・ソナタ」の日本初演(ピアノ=安達朋博)をお願いしたところ、多忙な日程からは俄かに信じがたいリハーサル時間をひねり出し、未知の作品をとことん究めるアーティスト精神に圧倒された。もちろん本番は大成功だった。少女時代から接してきた1人としては、才媛から巨匠への道筋がはっきり見えてきた気がして、嬉しかった。
クラシック音楽の素晴らしさは何百年も前に書かれた作品を多くの人々が繰り返し演奏し、聴き、時空を超えた芸術の時間を共有できる点にある。大バッハがドイツ・ケーテンの宮廷楽長だった30代の充実期に書いた6曲の無伴奏曲も歴史のふるいにかけられ、生き残った音楽だ。陽子さんは1999年に全曲を録音しているが、17年を経た時点で改めて、一気呵成に頂上を目指す。そこにはきっと、全く新しい光景が広がっていることだろう。
池田卓夫 (音楽ジャーナリスト)
プロフィールProfile
長谷川陽子 Yoko Hasegawa (チェロ/ cello)
色彩豊かな音色と音楽性を持ち合わせた、日本を代表するチェロ奏者の一人。
9歳から桐朋学園大学付属「子供のための音楽教室」で井上頼豊氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科に入学の15歳の時、第54回日本音楽コンクールで第2位を受賞。1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてデビュー・リサイタルを行った。翌1988年小林研一郎指揮/日本フィルハーモニー交響楽団との共演にて協奏曲デビュー。同年、桐朋音楽大学に入学。この間、ビクターエンタテインメントの専属アーティストとして、デビュー・アルバム「珠玉のチェロ名曲集」をリリース。邦人チェリストとして初めてクラシック・ヒットチャート第1位になり、注目を集めた。その後、1989年より文化庁派遣在外研修員としてシベリウス・アカデミー(フィンランド)に留学、アルト・ノラス氏に師事し、1992年首席で卒業後、帰国。
これまでにNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団など国内主要オーケストラとの共演のほか、プラハ交響楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団などにソリストとして迎えられた。また、リサイタルや室内楽の公演を全国各地で行っており、何れも好評を博している。特に、千住真理子と仲道郁代との共演による「女神たちの“愛の歌”」は、全国各地で完売公演が相次いでいる。さらに、朗読との共演で「金子みすゞ」の詩を題材にしたコンサートや、俳優との共演による「セロ弾きのゴーシュ」などにも出演。幅広いファン層を抱え、第一線で活躍している。メディアへの露出も多く、企業広告をはじめ、NHK‐BS、NHK-FMへの出演のほか、NHK朝の連続ドラマ小説「純情きらり」、NHK大河ドラマ「平清盛・清盛紀行」のテーマ曲を演奏するなどした。
CDは、ビクターエンタテインメントより「G線上のアリア」、「コダーイ/無伴奏チェロ・ソナタ」(文化庁・芸術作品賞、日本プロ音楽録音賞受賞)、「ブラームス/ソナタ」、ベスト盤「愛の言葉」、「ソロ」、「バッハ/無伴奏チェロ組曲」(レコード芸術特選盤)、「展覧会の絵」(レコード芸術特選盤)、「WAVE」、「初恋」、「シューマン&ドヴォルザーク:チェロ協奏曲」、「バーバー&エルガー:チェロ協奏曲」、「愛の小径」、ベスト盤「チェリッシモ」、「シャコンヌ」(デビュー25周年記念盤)等をリリースしている。
アリオン賞審査員奨励賞、松村賞、霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、モービル音楽賞奨励賞、新日鉄音楽賞フレッシュ・アーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。
オフィシャル・ホームページ http://yoko-hasegawa.com/
主催・協賛
主催:朝日新聞社/ ジャパン・アーツ
協力:ビクターエンタテインメント
後援:長谷川陽子とチェロ好き広場~ひまわり