S＆R財団 15周年記念　ワシントン賞受賞者コンサート

　[1/13出演] 2011年受賞 

　カナダにおいてその活躍が最も期待されるピアニストの1人。Bベールマン、Sパパヤン他に師事。第10回サン・アントニオ国際ピアノコンクール（ゴールド・メダル及びその際に演奏されたショパンのパラードに対して特別賞が贈られた）、H力ウダ国際ピアノ・コンクル（優勝）をはじめ、数々のコンクールでの受賞暦を持つ。2011年S&R財団ワシントン賞受賞。バンクーバー響、工ドモント響、ミネソタ管他と共演し、リサイタル、室内楽においても圏内外で幅広い活動を行っている。
　2011/2012のパンクーパーのブリティッシューコロンピア大学の客員助教授を務めた他、現在S&R財団のアーテイスト・インレジデンスとして活躍している。

　[1/13出演] 2001年受賞

　東京藝術大学、同大学院、文化庁オペラ研修所修了後、ミラノとミュンヘンに留学し、プラシド・ドミンゴ世界オペラコンクール等国内外のコンクールに上位入賞を果たす。ワシントン・ナショナル・オペラ 「後宮からの逃走」でアメリカ・デビュー以来、ワシントン・ナショナル・オペラに出演を重ねて成功をおさめる。ドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」、トリノ王立歌劇場「ラ・ボエーム」に出演し国際的な評価を高める。国内外の著名指揮者や主要オーケストラとの共演も数多く定評を持つ。透明感のある美声と深い音楽性は各方面から絶賛され、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を歌うなど、日本を代表するオペラ歌手として常に注目を集めている。最新CD「翼をください～Best Songs（エイベックス）」。2001年S&R財団ワシントン賞、出光音楽賞、ホテルオークラ賞、安宅賞受賞。
オフィシャル・ホームページ　http://www.makimori.com/

　[1/14出演] 2006年受賞

　ジャンルにとらわれない幅広いレパートリーとその表現力の豊かさが魅力のアーティスト。2002年ヤングコンサートアーティスト国際オーディションで優勝しケネディ・センターにてアメリカ・デビュー。2006年S＆R財団ワシントン賞受賞。ワシントンポストは高田の演奏を、“スリリングな演奏－　心地よいスピード、エレガントな動き、そして驚くほど性格なタッチ”と絶賛。 俳優ポールニューマンに招かれブルースウィルス、メリルストリープス等のハリウッドスターと共にチェリティイベントに出演する等アメリカを拠点に幅広く活躍中。日本ではビクターエンタテインメントより”トッカータとフーガ“が発売中。南カリフォルニア国際マリンバコンクール審査委員長、国際打楽器協会の作曲コンクールなど審査委員としても活動中。2児の母。

　[1/14出演] 2007年受賞

　2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞(１位なしの２位）。2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。2007年S&R財団ワシントン･アワード賞受賞。
　日本の主要オーケストラと共演を重ねる他、インバル指揮ベルリン響、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管などの日本公演のソリストに迎えられ、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年はワシントンや淡路島で自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮している。ミュンヘン在住。使用楽器はS&R財団より貸与されている。
オフィシャル・ウェブサイト　http://www.tamakikawakubo.com/

　[1/14出演] 2010年受賞

　1975年イスラエル生まれ。6歳よりヴィオラを始め、16歳でメータ指揮イスラエル・フィルと共演。マンハッタン音楽院でズッカーマンに、ベルリン芸術大学でシュトレーレに師事。　2004～2006年の期間ベルリン・フィルにヴィオラ奏者として在籍。2010年S&R財団ワシントン賞受賞。ワシントン・ナショナル響他多くのオーケストラと共演。欧米及びイスラエルにおいて実施されたリサイタルはいずれも絶賛を浴びている。またエルサレム弦楽四重奏団のメンバーとして活躍する一方で、イスラエル室内楽協会を設立。共演を重ねる演奏家にスターン、バレンボイム、パールマン、ズッカーマン等がおり、ヴェルヴィエ、タングルウッド他多くの音楽祭にも出演している。
　2009年よりジェノヴァ大学でヴィオラの教授として教鞭をとっている。

　[1/15出演] 2013年受賞

　1997年クラシカル・ギター・コンクール、98年スペイン・ギター音楽コンクール、第41回東京国際ギター・コンクールに続けて優勝。2003年米国ボストン近郊の総合芸術高校音楽科を首席で卒業、同時期にビクター・エンタテインメントよりリリースしたデビューアルバム『シャコンヌ』がレコード芸術誌の特選盤に選ばれる。14年には初のギター協奏曲アルバム『コラージュ・デ・アランフェス』（平成26年度文化庁芸術祭参加作品）をキングレコードよりリリース。12年、「トヨタ・クラシックス・アジアツアー2012」のソリストとして抜擢され、ウィーン室内管弦楽団と共にアジア5カ国でのコンサートツアーを成功させた。13年、S＆R財団ワシントン・アワードを受賞。15年春にはＮＨＫ交響楽団と＜アランフェス協奏曲＞を共演、好評を博した。

　[1/15出演]　2003年受賞

　高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニスト。9歳より演奏活動を開始し、05年カーネギー・ホールで、翌06年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビュー。
　ドミトリエフ、デュトワ、小澤等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響等と共演。10年ザルツブルク音楽祭で、ポゴレリッチの代役としてヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演。12年4～5月、紀尾井シンフォニエッタ（指揮：Ｔ．フィッシャー）の米国ツアーに参加。13年2月、服部譲二指揮ウィーン室内管と共演。13年12月、ロンドン ウィグモア・ホールでリサイタル。10年より15年3月まで、東京、大阪でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会（全8回）を行った。
　録音は、最新盤「ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ集第4巻『超越』」を含む14枚のCDをソニーよりリリース。
　第13回新日鉄音楽賞、2003年S&R財団ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。14年 第64回芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞受賞。

　2014年受賞

　1980年生まれ。コントラバス奏者として、2003年にミュンヘン国際音楽コンクール優勝。同年、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、2004年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者に就任し、6年間在籍。
　指揮者としての活動にも積極的に取り組み、着実に活躍の場を広げている。指揮法をD.バレンボイム、C.ティーレマンらに師事。近年では、ライン・ドイツ・オペラハウスでの「ドン・ジョヴァンニ」（デュッセルドルフ響）、ケネディ・センターでの「白鳥の湖」（エバメイ室内管）などを指揮した。日本では、新日本フィル、京都市交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、大阪フィルと共演している。

　1995年紀尾井ホール開館時に同ホールを本拠とする演奏団体として発足。国内外の第一線で活躍する演奏家が集い、設立当初の尾高忠明（現・桂冠名誉指揮者）のリーダーシップや、数多くのトップアーティストたちとの共演を経て、我が国を代表する室内オーケストラの一つとなっている。その高い演奏技術とアンサンブル能力に裏打ちされた豊かな音楽性には定評がある。2000年に実施した初の欧州ツアー、2005年のドレスデン音楽祭への招待出演、2012年の米国主要４都市での公演など、国内・海外で積極的に演奏活動を行っている。（運営：新日鉄住金文化財団）