音楽と物語の世界

舘野 泉 バースデー・コンサート 2015

舘野 泉 バースデー・コンサート 2015

チケット詳細Ticket Information

① 8月29日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 8月30日(日) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 9月9日(水) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 9月12日(土) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット購入はこちら

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可

 

【その他プレイガイド】
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード270-715]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード36574〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
ヤマハホール(直接販売のみ)

 

【特別割引チケット】
※ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です

車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
 (ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

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曲目・演目Program

バッハ / ブラームス:シャコンヌ

語りとピアノによる『白髪の恋の物語』☆

末吉保雄:土の歌・風の声(舘野泉に捧げる)

吉松隆:KENJI・・・宮澤賢治によせる ☆
    オホーツク挽歌/銀河鉄道の夜より… 他
     (舘野泉に捧げる/「舘野泉左手の文庫(募金)」助成作品)

☆ 語り:草笛 光子 演出:栗原崇

  • カッチーニ作曲(吉松隆編曲):アヴェ・マリア

公演によせてMessage

リサイタルへの思い

 ここ数年、自分の誕生日である11月10日に東京で自主公演をするのが慣例になっている。それは自分の誕生日を祝うというよりは、音楽の道に導いてくれた両親に対する挨拶や報告のようなものかもしれない。いまはこんな音楽活動をしています、こんな友達と新たな試みをしています、いかがでしょうか。そんな挨拶をするのにヤマハホールはちょうどよい大きさだ。しっかりした響きで美しさを伝え、緊張感も備えて無駄がない。
 今年は草笛光子さんと一緒に吉松隆さんの新作<KENJI>(宮澤賢治によせる)を演奏する。6月に演奏したヴォーカル、チェロ、ピアノのトリオ版ではなく、草笛さんと私の二人のためのヴァージョンだ。それと、どんなものになるかはまだ分からないが<白髪の恋の物語>をやってみたいと思っている。年を重ねる喜び、悲しみ、辛さ、死と隣り合わせと感じる孤独、しかしそこにある潔さ、面白さ、暖かくて悲しくて素晴らしい今をやってみたいのだ。
 私のソロでは末吉保雄の<土の歌・風の声>を演奏する。現代日本の生んだピアノ音楽の傑作だと思っている。そして、こうして並べてくると最初に置くのはバッハーブラームスのシャコンヌ以外には考えられない。

舘野 泉

「舘野泉80歳へのプロジェクト」へ
皆様のご支援をお願いします!

 国際的ピアニストとして充実した演奏活動を行っていた舘野泉さんは、コンサート中脳溢血に倒れ、右半身に障害が残りました。しかしながら、屈することなく「左手のピアニスト」として見事な復帰を果たしました。
 その美しく豊かな表現は、両手奏法に引けを取らないばかりか、新しい演奏法を編み出し、78歳の今なお、私たちに多くの感動と勇気をもたらしてくれます。
 舘野さんの真摯な取り組みの結果、日本にひとつもなかった「左手のピアノ曲」は、今や60作品をこえました。毎度新作と向き合う緊張感は、計り知れません。驚くばかりの精神力です。
舘野さんはいつも、「音楽があれば幸せですよ」と笑顔で話します。
 「完璧や完全に満足なし」「同じ日常も同じであることは決してない」「あきらめないで継続することからインスピレーションは生まれる」・・・若い頃から世界を飛び回り、新しいことに臆せず挑み、音楽の視野と可能性を広げてきた舘野さんだからこそ言える、心に響く言葉です。
そして80歳となる来年に向け、更なる挑戦をはじめます。コンサートを成功させるまでの毎日は、ドラマチックな道のりとなることでしょう。
 そんな舘野泉さんの挑戦を、応援していただけないでしょうか?音楽を愛して止まない皆様のご支援を、心よりお願い申し上げます。

勇気をくれる“左手のピアニスト”の挑戦!を一緒に成功させよう!
2016年の11月10日で80歳。
来年のその日のコンサートを成功させるにあたり、今年の11月10日のバースデーコンサートから皆さまの応援を承りたいと思っております。
支援についての詳細は、ホームページにて発表いたします。

プロフィールProfile

舘野 泉 Izumi Tateno(ピアノ / Piano)

 1936年東京生まれ。60年東京藝術大学首席卒業。64年よりヘルシンキ在住。68年メシアン・コンクール第2位。世界各国で行った演奏会は3500回を超え、世界中の聴衆から熱い支持を得る。02年脳出血により右半身不随となるが、04年「左手のピアニスト」として復帰。シベリウス・メダル(2006年)、旭日小綬章受章(2008)、東燃ゼネラル音楽賞本賞(2012)ほか受賞歴多数。2006年左手作品の充実を図るために「舘野泉左手の文庫(募金)」を設立。以降、積極的に委嘱作品を発表し続けている。2012年はウィーン、ハンガリー、フランス、エストニア、ヘルシンキ、モンゴル、ベルリンで海外公演を行う。左手ピアノ音楽の集大成「舘野泉フェスティヴァル~左手の音楽祭2012-2013」では独奏曲から室内楽作品の数々を紹介し、自身に奉げられた3つのピアノ協奏曲で完結。2014年ベルリン・フィルハーモニー・カンマザールでのリサイタルは全聴衆総立ちのスタンディング・オーベーションで讃えられた。著書「ひまわりの海(求龍堂刊)」「ソリストの思考術/舘野泉の生きる力」(六耀社刊)「命の響」(集英社刊)ほか。最新CD「サムライ」(エイベックス・クラシックス)は『レコード芸術誌』の特選盤に選ばれる。 南相馬市民文化会館(福島県)名誉館長、日本シベリウス協会名誉会長、日本セヴラック協会顧問、サン・フェリクス=ロウラゲ(ラングドック)名誉市民。
舘野泉オフィシャル・ホームページ http://www.izumi-tateno.com

 

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草笛 光子 Mitsuko Kusabue (語り / Narration)

 神奈川県横浜市生まれ。
 1950年、松竹舞踊音楽学校を経て、松竹歌劇団入。1953年、松竹から映画デビュー。
59年日本テレビ「光子の窓」で人気を得、その後着実に実力派女優として様々な舞台で充実した活動を広げる。テレビ、映画、舞台ともに代表作は多く、1999年紫綬褒章、2005年旭日小綬章を受章。1人芝居「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで、芸術祭賞を3度受賞。また、「和宮様御留」「女たちの忠臣蔵」で、菊田一夫演劇賞、「エイミィズ・ヴュー」「ウィット」で読売演劇賞優秀女優賞、1998年にNHK放送文化賞を受賞している。
 舞台では「火刑台上のジャンヌダーク」「ラ・マンチャの男」「シカゴ」「ハムレット」「光の彼方に」等、映画では「老親」「雪に願うこと」等、テレビでは「八代将軍吉宗」「あぐり」「葵・徳川三代」「利家とまつ」「渡る世間は鬼ばかり」「菊次郎とさき」「熟年離婚」「どんと晴れ」「まれ」等がある。著書に自分史「光子の扉を開けて」「いつも私で生きていく」がある。

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主催・協賛

主催:舘野泉80歳へのプロジェクト実行委員会 / ジャパン・アーツ
後援:フィンランド大使館
協力:舘野泉ファンクラブ

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