【公演中止】中村 紘子 ピアノ・リサイタル

【公演中止】中村 紘子 ピアノ・リサイタル

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【演奏活動休止延長のお知らせ】
演奏活動休止延長のお知らせ詳細
(11月10日現在)

チケット詳細Ticket Information

 12月5日にサントリーホールでの公演を予定しておりましたピアニストの中村紘子は、大腸癌の病気療養のため11月末まで演奏活動を休止しておりますが、演奏活動中止期間を2016年3月末まで延長することになりましたので、ここにご報告いたします。
 公演を楽しみにしていただいたお客様にはご迷惑とご心配をおかけ致しますこと、心よりお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 今後も中村紘子は引き続きコンサート活動復帰を目指し、体調回復に努めて参りますので、皆様のご理解とご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

≪中止させていただく公演は下記のとおりです。≫
■12月5日 東京都 サントリーホール(リサイタル) [問]ジャパン・アーツぴあ03-5774-3040
 (営業時間 10:00-18:00 土日祝も営業)
■1月30日 東京都 府中の森芸術劇場 ウィーンホール(リサイタル) [問]チケットふちゅう042-333-9999

≪代役による公演を行うものは下記のとおりです≫
■12月14日 千葉県 市川市文化会館(協奏曲/東京フィル) 代役:横山幸雄
  [問]市川市文化振興財団 047-379-5111
■1月6日 神奈川県 横浜みなとみらいホール(協奏曲/東京交響楽団) 代役:上原彩子
  [問]神奈川芸術協会 045-453-5080
■1月9日 東京都 サントリーホール(協奏曲/東京交響楽団) 代役:神尾真由子(ヴァイオリン)、ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ)
  [問]TOKYO SYMPHONYチケットセンター044-520-1511
■1月11日 埼玉県 所沢ミューズ(協奏曲/東京交響楽団) 代役:神尾真由子(ヴァイオリン)、ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ)
  [問]ミューズチケットカウンター 04-2998-7777
■1月16日 福井県 ハーモニーホールふくい(協奏曲/プラハ交響楽団) 代役:チョ・ソンジン
  [問]福井県文化振興事業団 0776-38-8288
■2月23日 宮城県 東京エレクトロンホール宮城(協奏曲/仙台フィル) 代役:小曽根真
  [問]仙台フィルハーモニー管弦楽団022-225-3934

 

 12月5日サントリーホール公演につきましては、下記のとおり払い戻し致しますので、お手数をおかけ致しますが、お手続きいただきますよう謹んでお願い申し上げます。
 その他公演につきましては、上記お問合せ先へのご確認をお願いいたします。

 

以下の通り、12月5日公演の入場券の払い戻しさせていただきます。
《払戻期間》11月11日(水) ~ 12月15日(火)

 

《払戻方法》
① [ジャパン・アーツぴあ] および [チケットぴあ] (電話・WEB・店頭とも)でお求めの方
(1)店頭で発券された方 (セブン-イレブン,サークルK・サンクス,チケットぴあ店舗)
*現金にて返金させていただきます。
*店舗にて発券されたチケットは、券面左下側にお買い求めいただいた店舗名が記載されています。
*セブン-イレブンでは、発券した翌朝10:00以降、24時間払戻が可能です。
 (発券当日にはお手続きできません)
*サークルK・サンクスでの払戻し(チケットぴあサービス時間)は7:00~23:30です。
*チケットぴあ店舗の営業時間は店舗により異なります。 http://ticket-search.pia.jp/pia/spst/spst_map01.do にてご確認下さい。
*ご来店の都合がつかない場合は、ジャパン・アーツぴあコールセンターへお送り下さい。
 詳しくは下記(2)をご覧下さい。

 

(2)チケットを配送引取りされた方
*郵便振替払出証書にて返金させていただきます。
*「簡易書留」にて、12月15日(火)までに(必着)ご返送下さい。
*チケットとメモ(① ご返金先の住所/② お名前/③ 連絡可能な電話番号/④ チケット単価/⑤ 枚数を記載)を同封して下さい。
【チケットの送り先】 〒150-0011東京都渋谷区東1-2-20渋谷ファーストタワー
ジャパン・アーツぴあコールセンター 「中村紘子 ピアノ・リサイタル公演係」

 

(3)チケット代は支払済みで、まだチケットを発券されていない方
Myページの購入履歴から、11月11日(水) ~ 12月15日(火)に払戻し申込のお手続きをして下さい。
お手続きにはお客様のIDとパスワードが必要です。

 

② [上記以外のプレイガイド] でお求めの方
サントリーホールチケットセンター、イープラス、ローソンチケット、東京文化会館チケットサービスでご購入いただいた方につきましては、お求めいただきましたプレイガイドにて承ります。
◎詳細は、各プレイガイドのホームページ等でご確認をお願いいたします。

 

③ [団体等] を通されてお求めの方
団体等を通して承ります。お求めいただきました団体等よりご案内を差し上げます。

 

お手数をおかけ致しますことを、重ねてお詫び申し上げます。

(株)ジャパン・アーツ

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

 12月5日にサントリーホールでの公演を予定しておりましたピアニストの中村紘子は、大腸癌の病気療養のため11月末まで演奏活動を休止しておりますが、演奏活動中止期間を2016年3月末まで延長することになりましたので、ここにご報告いたします。
 公演を楽しみにしていただいたお客様にはご迷惑とご心配をおかけ致しますこと、心よりお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 今後も中村紘子は引き続きコンサート活動復帰を目指し、体調回復に努めて参りますので、皆様のご理解とご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

 中止・払い戻しをさせていただく公演、代役による公演はチケット詳細欄よりご確認をお願いいたします。

プロフィールProfile

中村 紘子 Hiroko Nakamura (ピアノ / Piano)

 3歳で、桐朋学園音楽科の前身となった『子供の為の音楽教室』第一回生として井口愛子氏に師事。10歳からレオニード・コハンスキー氏に学ぶ。早くから天才少女として名高く、全日本学生音楽コンクールの小学生部門、中学生部門と優勝を重ねたのち、慶応義塾中等部3年在学中に、第28回音楽コンクールにおいて史上最年少で第1位特賞を受賞。ただちに翌年、NHK交響楽団初の世界一周公演のソリストに抜擢され華やかにデビューした。その後、ジュリアード音楽院で日本人初の全額奨学金を獲得、ロジーナ・レヴィン女史に師事。第7回ショパン・コンクールで日本人初の入賞と併せて最年少者賞を受賞。以後今日に至るまで、中村紘子の名は日本のピアニストの代名詞となり、その演奏は国内外3800回を越える演奏会を通じて聴衆を魅了し続けている。
 その演奏ぶりについては既に余りにも多くが語られているが、20世紀最高の音楽批評家の一人とされるハロルド・ショーンバーグ(ピューリッツァー賞受賞)は、そのピアニストに関する代表的な名著『偉大なピアニストたち』(「The Great Pianists」Random House 1987)の中で東洋人ピアニストとしてただ一人中村紘子の名を挙げ、その特色を「絢爛たる技巧」と「溢れる情感」そして特に「ロマンティックな音楽への親和力(affinity)」にあると評した。事実、彼女の繊細なリリシズムと激情のダイナミズムを兼ね備えた天性をもし「ロマンティック」と形容するなら、その一種デモーニッシュなまでの「親和力」こそ、聴き手の魂をかくも惹きつける中村紘子の魅力の秘密であろう。

 「今夜の幕開けとなったショパンの演奏では、現在世界的ピアニストとして注目される日本人ピアニスト中村紘子が、圧倒的スターとして輝いた。豊かな個性と感性と知性のぎりぎりの極限に身をおいた深い表現に溢れた演奏は、満場の聴衆を感動させた」(ジョルナーレ・ディ・シチリア紙)。「ピアニストは鍵盤から紡ぎ出すビロードのような柔らかい音色と、時には繊細なキータッチで或いはインパクトのある力強い音で、やがて夢の中に溶けてゆくようなメロディを創りあげている。この演奏は熱烈な拍手によって迎えられた。またこの演奏のおかげで我々は、古典的な音楽の中にも現代の我々の好みを見つけ出せることが分かったのである。ピアノの音色は水晶のように澄み切って響き渡り、あたかも我々をショパンの時代に呼び戻してくれているのか、或いはショパンが現代の我々のもとに現われて語りかけてくれているのか…、そんな“時”を超越した空気を醸し出していた」(ラ・シチリア紙)と、これは2002年イタリアのベッリーニ劇場に招かれて、ショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏した際の賛辞であるが、ショーンバーグ以来定評となった中村紘子の演奏ぶりを伝える一例である。

 演奏会に加えてレコーディングも活発で、1968年ソニー・レコードの専属第1号アーティストになって以来リリースされた50点近い録音は、クラシックとしてはすべて桁外れの売れ行きを示している。2009年9月にはデビュー50周年記念のボックスCDが完成。ベルリンのテルデックス・スタジオのスタッフと組んで、2年間で10枚のCDを一挙に録音した画期的なもので、「たったいまの中村紘子を聴いてもらいたい」という、中村紘子の夢のこもった新アルバムであり、レコード芸術誌の第47回「レコード・アカデミー賞」(特別部門企画・制作)を受賞した。

 また1982年、チャイコフスキー・コンクールの審査員をつとめて以来、ショパン、ロン・ティボー、ヴァン・クライバーン、リーズ、ダブリン、ブゾーニ、シドニー、パロマ・オシア、北京、上海など数多くの国際コンクールの審査員を歴任し、その体験に基づく最初の著書『チャイコフスキー・コンクール~ピアニストが聴く現代~』(中央公論新社刊)は、文明論としても高く評価され第2 0回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。続く第2作『ピアニストという蛮族がいる』(文藝春秋刊)も文藝春秋読者賞を受けるなど、「文武両道」のスーパーレディぶりは名高い。

 2003年、<NHKTV人間講座>で8回にわたって講演した『国際コンクールの光と影』も、国際ピアノコンクールの歴史と現在を語るだけでなく、21世紀の「豊かな社会」「情報化社会」におけるクラシック音楽の未来を洞察した文明論として好評を博し、この講座をもとにした著書『コンクールでお会いしましょう~名演に飽きた時代の原点~』(中央公論新社刊)も話題作となった。

 近年は、広く国内外の若手ピアニストの育成や紹介に努め、1994年から15年間にわたって浜松国際ピアノコンクールの審査委員長として活躍。多くの俊英ピアニストを世に送り出すとともに、浜松国際ピアノコンクールを世界的権威のあるものに育成し、「世界のハママツ」の名を確立した。また、「難民を助ける会」や日本赤十字などを通じてのヴォランティア活動にも積極的な役割を果たし、日本における「対人地雷廃絶」運動ではその先頭に立った。

 その長年の活動に対しては、日本芸術院賞・恩賜賞、紫綬褒章を初めとして、NHK放送文化賞、N響有馬賞、エクソンモービル音楽賞などを受賞。加えて、アルトゥール・ルービンシュタイン・ゴールドメダル、ポーランド共和国コマンダリー勲章、ポーランド共和国文化勲章「グロリア・アルティス」ゴールドメダルなどピアニストとしての国際的受賞も多く、その活躍に対して外務大臣表彰を受けている。また前述の大宅壮一ノンフィクション賞、文藝春秋読者賞などの文学賞や、ダイヤモンド・パーソナリティ賞、ダイアモンド・レディ賞といった音楽賞以外の受賞も多い。
 現在、浜松市音楽文化顧問、浜松国際ピアノアカデミー 音楽総監督、学校法人北鎌倉女子学園理事・評議員、社団法人日本クラシック音楽事業協会顧問、独立行政法人日本芸術文化振興会評議員を務める。

 2009年のデビュー50周年では、80回を越える「デビュー50周年記念コンサート」を行った。
 2014年のシーズンにはデビュー55周年を迎え、全国各地でのリサイタルやオーケストラとの共演の他、9月にはデビュー55周年記念CDをリリース。
 2015年も東京交響楽団と36年連続37回目となるニューイヤーコンサートに始まり、リサイタルや各オーケストラとの共演など意欲的な活動を行なっている。
オフィシャル・ホームページ http://nakamurahiroko.com

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
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