世界屈指のオーケストラが奏でるロシア音楽名曲集!
ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)
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チケット詳細Ticket Information
① 2月7日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 2月8日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 2月12日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 2月15日(日) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
シビックチケット 03-5803-1111(10:00-19:00)
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード253-342]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード37254〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
*残券がある場合、5/1(金)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
Glinka: Overture from ‘Ruslan and Lyudmila’
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23(ピアノ:牛田智大)
Tchaikovsky: Piano Concerto No.1 in B-flat minor Op.23 (Piano: Tomoharu Ushida)
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ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 Op.27
Rachmaninov: Symphony No.2 in E minor Op.27
公演によせてMessage
プレトニョフ独自の音楽世界を体現する稀なる黄金コンビ
プレトニョフは型に嵌らない音楽家である。指揮をしてもピアノを弾いても、これまで伝統的に作り上げられてきた作品像には全く拘ることなく、自由に音楽を再創造していく。といってもそれは昨今の演奏家の多くに見られるような、ただ奇を街っただけのものではない。楽譜に書かれた情報を裏の裏まで見通した上で、自分の感性と知性でゼロから曲を構築する彼の演奏は、意外性と鷲きに満ちながらも、この作品にはこうした面があったのか、別の角度から曲をみるとなるほどこのようになるのかといった、聴く者を納得させるだけの説得力がある。音楽家としての類い稀な優れたセンスがそこには常に光っている。
プレトニョフが凄いのは指揮でもそうした音楽作りをやってしまう点だろう。ピアニストとしてなら、彼ほどの技巧の持ち主であるならどんな表現も自由自在であることは間違いない。しかし自分で音を出すわけではない指揮という行為では、例えば細かく極端に変化する彼流のテンポやダイナミクスの変化を、オーケストラで実現することは非常に難しいはずである。それでも彼は自分の音楽表現をオケに要求する。当然オケがそれに応え得るかが重要になるが、その点、ロシア・ナショナル管弦楽団は彼自身が設立し、長年深い係で結ばれてきただけに、彼の考える音楽を体現するに最もふさわ関しい楽団だ。今回の来日公演でも、まさにオケと一体となったプレトニョフ独自の音楽世界が、ラフマニノフの大作である交響曲第2番をとおして現出することだろう。
今回もうひとつ注目されるのは、天才的な少年ピアニスト牛田智大との共演だ。筆者は以前牛田のリサイタルを聴いてその豊かな音楽性に驚嘆し、本格派ピアニストとしての大きな将来性を感じたものだが、プレトニョフも彼の才能を認めて今回のソリスト起用に相成ったという。難曲であるチャイコフスキーの協奏曲という選曲もチェレンジングで、牛田の持つ才をプレトニョフがいかに引き出すか楽しみでならない。
寺西基之(音楽評論家)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2015/7/7(火)
- 会場
- 東京 文京シビックホール ■
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ03-3499-8400
☆調布音楽祭2015 ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
◆ソリスト:牛田智大(ピアノ)、セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)
★ソリスト:松田華音
■ソリスト:牛田智大(ピアノ)
プロフィールProfile
ミハイル・プレトニョフ Mikhail Pletnev (創設者・芸術監督/Founder and Artistic Director)
プレトニョフは、ピアニスト、指揮者、作曲家、とそれぞれの分野において並外れた才能を発揮し、世界中の観客を魅了している芸術家である。1978年、弱冠21歳でチャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門においてゴールド・メダルおよび第1位を獲得し、これにより早くも世界的に認められる存在となった。1988年には、ワシントンで開かれた先進国首脳会議で演奏したことがミハイル・ゴルバチョフとの関係を築き、その後彼の自由な音楽活動を行う契機ともなった。1990年、長年の夢でもあったオーケストラ、ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を創設する。これはロシア史上初の民営オーケストラである。彼の舞台芸術ビジョンに賛同して、国内の多くの優れた音楽家たちがこのRNOの始動に参加した。そして彼のリーダーシップのもと、RNOは数年のうちに世界有数のオーケストラとして認められるようになった。現在プレトニョフは、同オーケストラの芸術監督を務めている。2006年には、重要な文化的発案とプロジェクトを支援するNPO組織「国家的文化を支援するためのミハイル・プレトニョフ基金」を創設。これにより、RNOの毎年恒例のヴォルガ・ツアー、ドイツ・グラモフォン協力によるミハイル・プレトニョフ・ベートーヴェン・プロジェクト等を支援している。客演指揮者としても、フィルハーモニア管、ドレスデン国立歌劇場管と共演、楽団員の圧倒的な支持により、2015年、東京フィル特別客演指揮者に就任。
牛田智大( ピアノ)Tomoharu Ushida (Piano)
1999年10月いわき市生まれ。父親の転勤に伴い、生後すぐ上海に移り6歳まで滞在。
幼少の頃より音楽に非凡な才能をみせ、3歳よりピアノを始める。5歳で第2回上海市琴童幼儿鋼琴電視大賽年中の部第1位受賞。8歳の時から5年連続でショパン国際ピアノコンクールinASIAで1位受賞。2012年(12歳)、第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールにて最年少1位受賞。2012年3月に日本人ピアニストとして最年少(12歳)でユニバーサルよりCDデビュー。その後、2013年「想い出」、「献呈~リスト&ショパン名曲集」、2014年7月2日「トロイメライ~ロマンティック・ピアノ名曲集」が発売されている(ユニバーサルミュージック)。各地でのリサイタルに加え、2014年5~6月にはウィーン・カンマー・オーケストラの日本公演でソリストを務める。2014年9月5日には初の海外公演を行い、台湾の高雄市交響楽団と共演。上海にて陳融楽氏(現在バンクーバー在住)、鄭曙星(上海音楽学院教授・ピアノ学科長)、日本にて金子勝子(昭和音楽大学・大学院教授)に師事。現在、モスクワ音楽院ジュニア・カレッジに在籍。ユーリ・スレサレフ(モスクワ音楽院教授)、ウラディミル・オフチニコフ(モスクワ音楽院付属中央音楽学校校長)の各氏に師事。
ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO) Russian National Orchestra
ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)は、1990年にモスクワで初の演奏会を行って以来、世界中で高い人気を誇るオーケストラとして活動している。「観客が思わず嘆息をもらすほどの、魅惑的な美をもって演奏した」(英イヴニング・スタンダード紙)、「ロシア芸術で最高の生きたシンボル」(マイアミ・ヘラルド紙)、また「人が望み得る完璧に最も近い演奏」(トリニティーミラー紙)と絶賛された。RNOは、ヨーロッパ、アジア、そしてアメリカなどで、活発な海外ツアーを行っている。ツアーで共演したゲスト・アーテイストは、指揮者のウラディーミル・ユロフスキー、ニコラ・ルイゾッティ、アントニオ・パッパーノ、アラン・ギルバート、ソリストではマルタ・アルゲリッチ、イェフィム・ブロンフマン、ラン・ラン、ピンカス・ズッカーマン、イツァーク・パールマン、ルネ・フレミング等、枚挙にいとまがない。
グラモフォン誌は、RNOの初のCD(l991)を、「畏敬の念を起こさせる経験。人間がこのように演奏することが可能であってよいものだろうか」と讃え、それをチャイコフスキーの交響曲「悲愴」の録音史上、最高のものとして挙げた。以来RNOは、ドイツ・グラモフォンとぺンタトーン・クラシックスから60以上の録音をリリースしている。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、グスタード、ラインガウといった音楽祭の常連であるRNOは、ナパ・ヴァレー・フェスティバル・デル・ソーレ、フロリダのアーツBOCAフェスティバル、シンガポール・サン・フェスティバルにも音楽祭の創設時から参加しており、イタリアのトスカナ・サン・フェスティバルでは数年に渡ってレジデント・オーケストラを務めている。またRNOは、2009年ボリショイ劇場において自らのフェスティバルをスタートさせた。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
共催:文京シビックホール(公益財団法人文京アカデミー)
後援:ロシア連邦大使館
協力:ユニバーサル ミュージック