鈴木慶江 『ミモザの日』 リサイタル2015

　2002年ミラノ、東京、大阪でのリサイタルでデビュー。同年発売のデビューCD｢Fiore｣
がクラシック界では異例の大ヒットとなり、大晦日のNHK｢紅白歌合戦｣、年明けの｢ニューイヤー･オペラコンサート｣に出演。温かな歌声、華やかな舞台姿を日本中に印象づけた。
　神奈川県横須賀市出身。浦賀小学校、浦賀中学校、県立横須賀大津高校を経て、東京藝術大学及び同大学院オペラ科修了。第29回イタリア声楽コンコルソ第1位ミラノ大賞受賞により、1999年11月からイタリアのG.ニコリーニ国立音楽院に推薦留学し、以後ミラノと日本を往復しながら音楽活動をスタート。ミラノではモーツァルト『フィガロの結婚』の伯爵夫人、『ドン･ジョヴァンニ』のドンナ･アンナ役など数々のオペラに出演し好評を博すと同時に、第31回ベッリーニ国際声楽コンクールで最高位受賞。ベッリーニ歌劇場での特別演奏会にも出演し絶賛された。
　オペラ出演（2012年6月にはマスネ｢エロディアード｣のサロメ役、2014年2月にはグノー｢ミレイユ｣のタイトルロールを歌い、この二作品の日本初演を大成功に導いたのは記憶に新しい）、オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタル、様々なアーティストとのコラボレーション、日伊文化交流企画プロデュース、Panasonic社のCM出演、2008年秋限定YEBISUビール（琥珀エビス）、セコム、JAL等のCMソング、テレビ・ラジオへの出演の他、2003年には神奈川県スポーツ文化未来賞受賞、2006年は横須賀大使叙任、2007年にシャンパーニュ騎士団｢シュバリエ｣叙任、「世界ベストレストラン50」日本代表選考委員、「ゲーテレストラン大賞2011」選考委員など、多方面にわたる活躍が話題を集めている。
　旧EMI Music Japan（現ユニバーサル ミュージック）と専属契約を結び5作のCDをリリース。最新盤は｢Soave～ソアーヴェ｣。
　3月8日の｢国際女性の日｣に合わせ2007年から毎年3月に開催しているこの｢ミモザの日｣リサイタルは2015年で9回目を迎え、今では東京の春の恒例公演となっている。
　東邦音楽大学特任講師。
オフィシャルホームページ：http://www.noriesoprano.com/

　東京芸術大学附属音楽高校を経て同大学器楽科ピアノ専攻卒業。芸大在学中より器楽・声楽を問わず内外の著名な演奏家と共演を重ね、卒業年度より声楽科にて伴奏助手を務める。第30回イタリア声楽コンコルソでは表彰式にて特別招聘審査員マルチェロ・アッバード氏より異例の賛辞を受けた。NHK総合テレビ、NHK-FMなど音楽番組への出演多数。宮内庁主催皇居桃花楽堂御前演奏会に出演。一方、「X-JAPAN」のリーダーYOSHIKIのピアノを個人指導し、NHKホール、日本武道館、東京ドームにて共演。ソニーレコードより発売中のCD、瀬戸内寂聴現代語訳による『源氏物語』（朗読：秋吉久美子・山本陽子・有馬稲子、他）の音楽を担当し、ショパンのノクターンを録音など、ジャンルにとらわれないユニークな演奏活動も行っている。
　テノールの錦織健の伴奏者としては、日本全国ですでに200回を超える公演を行っている。
　東京芸術大学非常勤講師。