セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

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チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 5月17日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 5月24日(土) 10:00a.m.~発売 一般 

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  3. ③ 9月22日(月) 10:00a.m.~発売 学生 

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  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

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     S席¥24,000 A席¥20,000
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曲目・演目Program

  • 2025年10月22日(水) 19:00 サントリーホール
  • ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 M.83 (ピアノ:チョ・ソンジン)
* * *
  • ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調 Op.65

  • 2025年10月23日(木) 19:00 サントリーホール
  • ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 (チェロ:アナスタシア・コベキナ)
* * *
  • チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 Op.64

2025年10月22日(水) 19:00 サントリーホール

  • ソリスト アンコール
  • ショパン:ワルツOp. 34-2

2025年10月23日(木) 19:00 サントリーホール

  • ソリスト アンコール
  • Vladimir Kobekin:Galliarda dane (タンバリン演奏:Pavel Polivka)
  • オーケストラ アンコール
  • ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番 ホ短調 Op. 72

公演によせてMessage

円熟の名匠と芳醇な名楽団の佳き熟成を聴く

 チェコ・フィルといえば、しなやかな弦楽器とまろやかな管楽器が生み出す芳醇な音色が特徴。中・東欧伝統の柔らかなサウンドは広く愛されている。しかも2013年名匠ビエロフラーヴェクが首席指揮者に再就任後は緊密な機能美を兼備し、2018年音楽監督・首席指揮者に就任したビシュコフが新たな充実期をもたらした。  ビシュコフは経験豊富な国際派にして、チェコと同じスラヴ文化園のロシア出身。骨太で恰幅の良い音楽作りが持ち味だが、年々繊細なニュアンスを加えており、指揮者として円熟期を迎える60代後半にコンビを組んだチェコ・フィルとは理想的な関係を築き上げている。特に前回2023年の日本公演は圧巻の一語。ビシュコフのドラマティックな構築性と全体に若返った楽員たちの意欲溢れるパフォーマンスが相まって、いつになく引き締まった快演が展開された。  今回はコンビ7年を経た時点での来日。まずはその熟成度に期待がかかる。演目はビシュコフの母国ロシア物が中心。これは意外に目新しい。メインの1つはショスタコーヴィチの交響曲第8番。ショスタコーヴィチは1980年代にビシュコフ躍進の契機となった作曲家であり、第8番もベルリン・フィルとの1990年録音で覇気と緊張感に満ちた凄演を聴かせている。もう1つはチャイコフスキーの交響曲第5番。同作曲家はビシュコフが監督就任前からチェコ・フィルとプロジェクトを行い、第5番も2017年の録音であらゆるフレーズに生気を与えた雄弁な名演を展開している。となれば何れも時を経た今の表現に熱視線が注がれる。  共に1994年生まれのソリストも魅力十分だ。ショパン・コンクール優勝後、情感の幅を増しているチョ・ソンジンは、ラヴェルのピアノ協奏曲を鮮やかに奏でる。彼は、パリ音楽院で学び、ラヴェルのピアノ作品全集の録音も完成。同曲でもダイナミックで瑞々しい快演 を繰り広げている。2019年チャイコフスキー・コンクールで第3位を受賞したチェロのアナスタシア・コベキナは、古楽とモダンの両楽器を操る柔軟な音楽性と豊かな表現力の持ち主。ドヴォルザークの協奏曲もYouTubeで強靭かつしなやかな好演を披露している。むろん同曲では本家本元の管弦楽も楽しみだ。  チェコ・フィル特有の中音寄りの馥郁たる音で醸成される音楽は、他にない味わいに満ちている。そこにビシュコフがいかなる彫琢を施すか? 注目度はすこぶる高い。

柴田克彦(音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2025/10/19(日)
会場
ザ・シンフォニーホール ★
お問い合わせ先

ザ・シンフォニーチケットセンター
06-6453-2333

日時
2025/10/20(月)
会場
NHKホール
お問い合わせ先

ハローダイヤル
050-5541-8600

日時
2025/10/21(火)
会場
文京シビックホール ★
お問い合わせ先

シビックチケット
03-5803-1111

日時
2025/10/22(水)
会場
サントリーホール ★
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ
0570-00-1212

日時
2025/10/23(木)
会場
サントリーホール ◎
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ
0570-00-1212

日時
2025/10/25(土)
会場
所沢ミューズ ◎
お問い合わせ先

ミューズチケットカウンター
04-2998-7777

★チョ・ソンジン出演 ◎アナスタシア・コベキナ出演

プロフィールProfile

セミヨン・ビシュコフ Semyon Bychkov (首席指揮者/音楽監督, Chief Conductor & Music Director)

1952年レニングラード生まれ。2018年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者・音楽監督に就任。チャイコフスキー・プロジェクトに続き、2024年にはスメタナ生誕200周年を記念した欧米ツアーと録音を展開。現在はマーラー・チクルスを進行中。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどとの録音に加え、BBCやMusical Americaで高い評価を受け、2015年インターナショナル・オペラ・アワード、2022年Musical Americaにて「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」に選出。チェコ・フィルでは新作委嘱や教育活動にも注力。また世界各地の主要楽団・歌劇場にも定期的に客演している。

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/semyonbychkov/
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チョ・ソンジン Seong-Jin Cho (ピアノ, Piano)【10/22出演】

ソウル生まれ。2009年浜松国際ピアノコンクール最年少優勝。2011年チャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。2015年にショパン国際ピアノコンクール優勝。翌年にドイツ・グラモフォンと専属契約締結。2023年、クラシック音楽界への貢献が認められサムスン湖巌賞を受賞。これまでラトルやネルソンスといったカリスマ指揮者のもと、ウィーン・フィル、ニューヨーク・フィルなど世界有数の一流楽団と多数共演。2024/25シーズンにはベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデンスに就任。BBCプロムス、ヴェルビエ等、世界の音楽祭にも数多く出演しており、今シーズンはカーネギー・ホールほか世界各地の劇場でラヴェルの作品を演奏している。

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/seongjincho/
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アナスタシア・コベキナ Anastasia Kobekina (チェロ, Cello)【10/23出演】

ロシア生まれ。フィガロ紙に「比類なき音楽家」と称された彼女は、その卓越した音楽性と多彩な演奏、そしてダイナミックな存在感で聴衆を魅了してきた。2024年にはバーンスタイン賞を受賞し、ソニー・クラシカルからデビュー・アルバム《ヴェニス》をリリース。同年、ヤクブ・フルシャ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でBBCプロムスにデビューしたほか、ラインガウ音楽祭ではフォーカス・アーティストとして注目を集めた。今シーズンのハイライトとしては、セミヨン・ビシュコフ指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団等との共演が予定されている。1698年製ストラディヴァリウスを使用。

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チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 Czech Philharmonic

1896年、ドヴォルザーク自作自演による創立公演で誕生。以来、マーラー、ヤナーチェク、マルティヌーらの作品を支え、チェコの音楽遺産を体現する存在として高い評価を得てきた。 2024年には『グラモフォン』誌「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。 2025/26年の創立130周年シーズンは、首席指揮者・音楽監督であるセミヨン・ビシュコフのもと、チャイコフスキーやショスタコーヴィチを中心としたプログラムで開幕。世界各地を巡演し、プラハの春音楽祭や国際フェスティバルにも出演。アーティスト・イン・レジデンスはピアニストのエフゲニー・キーシン。ラトル、フルシャら首席客演指揮者陣も参加する。

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/czechphil/
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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
協賛
三井住友海上プライマリー生命
後援
チェコ共和国大使館
チェコ共和国大使館
 チェコセンター東京
チェコセンター東京

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