ルービンシュタイン&ブゾーニ両国際コンクールで日本人史上最高位第2位!
欧州を席巻する新時代の実力派ピアニストがロマン派の魂を熱く謳い上げる

桑原志織 ピアノ・リサイタル

  • ピアノ
日時
2024年9月20日(金) 19:00
開場 / 終演予定
18:20 / 21:00
会場
杉並公会堂 大ホール Suginami Koukaidou Lage Hall
出演
桑原志織 Shiori Kuwahara (ピアノ, Piano)

チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 4月20日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 4月27日(土) 10:00a.m.~発売 一般 
    TELWEB
  3. ③ 4月27日(土) 10:00a.m.~発売 学生 
    TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

2024/9/20

一般

通常価格

SS席
S席
残席あり

4,000円

A席
残席あり

3,500円

B席
C席
D席
E席
学生席
全席指定
学生(A席相当)

通常価格

学生(A席相当)
残席あり

1,500円

  • 学生席
  • *4/27(土)10:00より受付を開始いたします。
  • *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口または窓口にて学生証を拝見させていただきます。
     (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴いたします。)
特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
     S席¥3,500 A席¥3,000
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
  • チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 266-332]
  • イープラス eplus.jp
  • ローソンチケット l-tike.com [Lコード 35493]
  • 杉並公会堂チケットセンター 03-5347-4450
    ※8月末日まで全館休館につき、9月より窓口販売
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

  • シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D899 より 第1番/第3番
  • ブラームス:ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 Op.1
* * *

  • リスト:バラード 第2番 ロ短調 S.171
    巡礼の年 第2年“イタリア”S.161 より
    第6曲 ペトラルカのソネット 第123番
    第7曲 ダンテを読んで ― ソナタ風幻想曲

公演によせてMessage

桑原志織のエネルギッシュで自然体の演奏は、聴き手の心身に力を与える
2021年第16回アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクールで桑原志織が第2位入賞に輝いたというニュースを聞き、私は「長年待っていたピアニストが登場した!」という感動を新たにした。ルービンシュタイン・コンクールには何度か取材に出かけ、イスラエルという土地にも4度訪れている。私の大好きな国であり、そのコンクールで44年ぶりに上位入賞を果たした桑原志織の演奏をぜひナマで聴いてみたいと切望した。2022年3月、紀尾井ホールのリサイタルでその願いがかなった。
ピアノの演奏を聴いて「心身ともにすっきりする」「からだの奥から力が涌いてくる」という感情に包まれることがある。この日のリサイタルではその思いを強く抱いた。ベートーヴェンの《悲愴》ソナタ、シューベルトの《さすらい人幻想曲》、ヴィトマンの《11のフモレスケより》、リストのロ短調ソナタというプログラム構成。いずれもエネルギッシュで情熱に富み、前向きな推進力に満ちあふれ、それが聴き手にも伝わってくる。
桑原志織がこよなく愛し、ライフワークとしてその作品群と対峙している作曲家はリスト。この日のロ短調ソナタでは第1部は荘重、活発、重厚さを表出し、第2部はトリルに導かれたカデンツァの反復ではげしさを増す。第3部では半音のフガート風などユニークな特色を嬉々として演奏。最後は激しさや狂乱を忘れたように静かに幕を閉じた。
今回のリサイタルでも後半にリストが登場する。彼女のリストは自家薬籠中の作品。真摯に作品と対峙する姿勢と曲の内奥に果敢に踏み込んでいく精神が印象的だ。シューベルトもブラームスも聴きごたえのある作品が組まれている。彼女は「本番では緊張しない」と明言するうらやましい性格。それゆえ自然体の音楽が生まれ、聴き手も作品へと自然にいざなわれていく。今後も彼女の成長をルービンシュタインが見守ってくれるに違いない。

伊熊よし子(音楽ジャーナリスト)

プロフィールProfile

桑原志織 Shiori Kuwahara (ピアノ, Piano)

ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクール(2021)、ブゾーニ国際ピアノコンクール(2019)、ヴィオッティ国際音楽コンクール(2017)、マリア・カナルス国際音楽コンクール(2016)、これらの多彩なメジャー国際コンクールで次々と第2位を獲得し、一躍世界で注目される。
ドゥシニキ国際ショパンフェスティバル(ポーランド)をはじめ、ヨーロッパ各地に招かれ、高い評価を得て活躍している。国内外のオーケストラとの共演も数多い。「月刊ショパン」(2021年7月号)では表紙を飾り、巻頭特集が組まれた。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、2014年宗次德二特待奨学生第一期生として東京藝術大学に入学。一年次に日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)。2018年同大学首席卒業。伊藤恵氏に師事。卒業時に安宅賞、大賀典雄賞、平山郁夫文化芸術賞ほか多数受賞。同年4月よりベルリン芸術大学大学院に留学し、クラウス・ヘルヴィッヒ氏に師事。ソリストマスター及び、国家演奏家資格課程を最優秀で修了。スタインウェイ・ベルリン賞受賞。

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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
共催
杉並公会堂[(株)京王設備サービス]
後援
杉並区/一般社団法人 常磐会/一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校響親会/「クラシック音楽を楽しむ街・荻窪」の会
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