2013年圧倒的演奏で聴衆の度肝を抜いたキリシマ祝祭管弦楽団。今回、霧島国際音楽祭第45回を記念する11年ぶりの東京公演。音楽祭卒業生・第一級の奏者を中心にした奇跡のメンバーによる驚異のオーケストラがここに実現!
第45回霧島国際音楽祭 キリシマ祝祭管弦楽団 東京特別公演音楽監督 堤 剛
- オーケストラ
- 日時
- 2024年8月6日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
ピックアップ
<18:00ロビー開場>
当日18:00よりブルーローズ(小ホール)にて「南の宝箱 鹿児島」のPR展示を行います。ぜひご覧ください!
音楽監督:堤 剛
1980年にスタートした日本で最も歴史ある音楽祭。コンサートと、音楽家を育成するマスタークラスを両輪として、毎夏、鹿児島県の霧島高原で開催されている。コンサートは、主会場の霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」を拠点に、鹿児島県内各地で約40公演を開催。マスタークラスは、「教える側と教わる側が影響しあって成長する」「技術的・人間的に自立した音楽家を養成する」ことを理念に掲げ、音楽家としての総合的体験ができるカリキュラムが組まれている。国内外からレベルの高い受講生が参加し、音楽祭で学んだ受講生たちは、国際コンクールの上位への入賞や、プロオーケストラのコンサートマスターや首席奏者など、国内外で幅広く活躍する音楽家に成長。
第45回霧島国際音楽祭 開催期間:7/19(金)~8/4(日)
霧島国際音楽祭公式サイト:https://kirishima-imf.jp/
【掲載情報】第45回霧島国際音楽祭 音楽監督 堤 剛 キリシマ祝祭管弦楽団 東京特別公演 (8月6日 サントリーホール)
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 4月20日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 4月27日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ③ 4月27日(土) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- サントリーホールチケットセンター suntory.jp/HALL 0570-55-0017
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 267-905]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 34640]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- R.ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死
- F.リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124/R.455 (ピアノ 谷昂登)
- I.F.ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》 (1967年版)
- ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」 (ピアノ:谷昂登 )
- ストラヴィンスキー:「火の鳥」より フィナーレ(1919年版)
公演によせてMessage
唯一無二のスーパー・オケを体験する稀有の機会
日本で最も歴史ある夏の祭典・霧島国際音楽祭が、今年記念すべき第45回を迎える。同音楽祭は、世界的演奏家による極上の音楽と、自然や温泉、酒食を併せて楽しめるのが大きな魅力。音楽的には、コンサートとマスタークラスが両輪を形成し、かつての受講生が飛躍を遂げて戻ってくる点、「ここでしか聴けない」コンサートが多い点も特徴をなしている。
そうした特徴を集約したのが「キリシマ祝祭管弦楽団」。マスタークラスの講師や同音楽祭出身者を中心とした第一級の奏者が集うスーパー・オーケストラだ。しかし現地以外で耳にする機会は極めて稀。今年行われる2013年以来の東京公演は貴重なチャンスとなる。
著名楽団の首席クラスが居並ぶメンバーは超豪華。その技量を結集した高い機能性はもとより、「霧島を共にした」音楽家たちが奏でる一体感が、通常の祝祭管とは異なる強みとなっている。実際、下野竜也の指揮でワーグナーの『ワルキューレ』第1幕等を披露した2013年の東京公演の驚異的演奏は、満席の聴衆の度肝を抜き、「異次元の素晴らしさ」「驚愕するばかり」といった圧倒的反響をもたらした。
今回の指揮は、都響や大フィル等で大好評を博しているデイヴィッド・レイランド。強靭にして柔軟な音楽を創造する名匠で、昨年もキリシマ祝祭管を指揮し賞賛されている。さらには俊才ピアニスト・谷昂登も出演。知的かつ情感に満ちた演奏を聴かせる彼は、霧島で学び、音楽祭賞等も受賞したゆかりの名手でもある。
演目もスーパーだ。『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死では、11年前に続くワーグナー・サウンドの妙が、リストのピアノ協奏曲第1番では、1位を獲得した日本音楽コンクールでもリストのソナタを快奏した谷の辣腕が期待される。そして『春の祭典』はスーパー・オケの本領発揮。強力メンバーたちが、めくるめくリズムとサウンドの渦に浸たらしてくれるであろう。
久々に訪れたこの機会、当然聴き逃せない。
音楽評論家 柴田克彦
プロフィールProfile
デイヴィッド・レイランド David Reiland (指揮, Conductor)
ベルギー出身。ザルツブルク・モーツァルテウム管の副指揮を経て、フランス国立メス管、韓国国立響の音楽監督とデュッセルドルフ響の「シューマン・ゲスト」に在任中。これまでに、ベルギー国立管、トゥールーズ・キャピトル国立管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ベルリン・コンツェルトハウス管、都響、京響、大阪フィルなどと共演。オペラでは、ジュネーヴ、ライプツィヒ、ベルリンなどでモーツァルト《魔笛》《コジ・ファン・トゥッテ》《皇帝ティートの慈悲》をはじめとする、多くの作品を指揮している。録音も多く、ゴダールの交響曲第2番やオーベールのオペラ《水の精》など、演奏機会が稀な作品をリリースしている。キリシマ祝祭管弦楽団とは2023年の初共演以来、二度目の共演となる。
谷昂登 Akito Tani (ピアノ, Piano)
第90回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞(聴衆賞)、第18回東京音楽コンクール第2位(最高位)など、多数のコンクールにて入賞。これまでに読売日響、東響、東京フィル、広響、新日本フィル、シティフィル、パシフィックフィルなどと共演。江崎スカラシップ奨学生。宗次德二奨学基金2023年度給付奨学生RFM’21・’22年度奨学生 。現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース(特待生)、および2023年9月よりケルン音楽大学在学中。第38回霧島国際音楽祭賞並びに堤剛音楽監督賞を受賞。今年も受講生・アーティストとして音楽祭に参加。
キリシマ祝祭管弦楽団 Kirishima Festival Orchestra (管弦楽)
音楽祭の参加アーティストや国内外で活躍する卒業生を中心に編成し、2009年の第30回音楽祭で初公演。以来、音楽祭の顔として毎年鹿児島の宝山ホールで公演を行い、2013年には東京公演、2014年には台北公演を実施。それまで鹿児島の地でしか聴くことができなかったサウンドは観客を熱狂させた。一人一人の高い技量だけでなく、音楽祭参加者という一体感が魅力。これまで、秋山和慶、サッシャ・ゲッツェル、下野竜也、鈴木優人、デイヴィッド・レイランドが指揮を務めた。
キリシマ祝祭管弦楽団 2024主要メンバー
コンサートマスター:フランク=ミヒャエル・エルベン Frank-Michael Erben
ゲヴァントハウス管弦楽団第1コンサートマスター
ヴァイオリン:藤原浜雄 (元読売日本交響楽団ソロ・コンサートマスター)
ヴァイオリン:飯守朝子 (スイス・イタリアーナ放送管弦楽団コンサートマスター)
ヴァイオリン:石橋幸子 (チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団ヴァイオリン奏者)
ヴァイオリン:小形響 (読売日本交響楽団ヴァイオリン奏者)
ヴァイオリン:岡村亜衣子 (フランス国立オーヴェルニュ管弦楽団コンマスコース修了)
ヴァイオリン:川久保賜紀 (2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位)
ヴァイオリン:北田千尋 (広島交響楽団コンサートマスター(7月就任予定))
ヴァイオリン:小林玉紀 (NHK交響楽団ヴァイオリン奏者)
ヴァイオリン:佐久間聡一 (元広島交響楽団第1コンサートマスター)
ヴァイオリン:篠原悠那 (日本センチュリー交響楽団客員コンサートマスター)
ヴァイオリン:瀧村依里 (読売日本交響楽団首席ヴァイオリン奏者)
ヴァイオリン:長原幸太 (読売日本交響楽団コンサートマスター)
ヴァイオリン:三原久遠 (東京都交響楽団副首席ヴァイオリン奏者)
ヴィオラ:磯村和英 (桐朋学園大学特命教授、元東京クヮルテットメンバー)
ヴィオラ:安達真理 (日本フィルハーモニー交響楽団客演首席ヴィオラ奏者)
ヴィオラ:石橋直子 (名古屋フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者)
ヴィオラ:篠﨑友美 (東京都交響楽団首席ヴィオラ奏者)
ヴィオラ:中恵菜 (カルテット・アマービレメンバー)
ヴィオラ:渡邉信一郎 (群馬交響楽団首席ヴィオラ奏者)
チェロ:イ・カンホ (韓国国立芸術大学音楽学部長・教授)
チェロ:菊地知也 (日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・チェロ奏者)
チェロ:上村文乃 (バッハ・コレギウム・ジャパンメンバー)
チェロ:笹沼樹 (東京交響楽団客演首席チェロ奏者)
チェロ:ホワン・ソジン (慶熙大学、漢陽大学非常勤教授)
コントラバス:吉田秀 (NHK交響楽団首席コントラバス奏者)
コントラバス:内岡沙月 (桐朋オーケストラ・アカデミー修了)
コントラバス:瀬泰幸 (読売日本交響楽団コントラバス奏者)
コントラバス:十河七海 (東京藝術大学、同大学院卒)
コントラバス:長谷川信久 (東京シンフォニエッタコントラバス奏者)
コントラバス:宮坂典幸 (日本フィルハーモニー交響楽団コントラバス奏者)
フルート:上野星矢 (ランパル国際フルートコンクール優勝)
フルート:有田紘平 (国内主要オーケストラに客演)
フルート:白石法久 (第14回びわ湖国際フルートコンクール第1位)
フルート:満丸彬人 (オーケストラ・アンサンブル金沢フルート奏者)
フルート:山内豊瑞 (日本ウインドアンサンブル首席フルート奏者)
オーボエ:広田智之 (東京都交響楽団首席オーボエ奏者)
オーボエ:荒木良太 (東京交響楽団首席オーボエ奏者(研究員))
オーボエ:大植圭太郎 (東京都交響楽団オーボエ奏者)
オーボエ:大島弥州夫 (大阪フィルハーモニー交響楽団オーボエ奏者)
オーボエ:大隈淳幾 (第34回および第37回日本管打楽器コンクール入選)
クラリネット:三界秀実 (元東京都交響楽団首席クラリネット奏者)
クラリネット:鎌田浩志 (読売日本交響楽団クラリネット奏者)
クラリネット:高子由佳 (群馬交響楽団クラリネット奏者)
クラリネット:濱崎由紀 (藝大フィル、横浜シンフォニエッタクラリネット奏者)
クラリネット:和川聖也 (国内主要オーケストラに客演)
ファゴット:井上俊次 (読売日本交響楽団ファゴット奏者)
ファゴット:石川晃 (新日本フィルハーモニー交響楽団ファゴット奏者)
ファゴット:岩佐雅美 (読売日本交響楽団ファゴット奏者)
ファゴット:前関祐紀 (東京交響楽団ファゴット奏者)
ファゴット:山田知史 (東京都交響楽団ファゴット奏者)
ホルン:安土真弓 (名古屋フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者)
ホルン:石山直城 (NHK交響楽団ホルン奏者)
ホルン:井上華 (元シカゴ・シビック・オーケストラホルン奏者)
ホルン:小椋陽咲 (山形交響楽団ホルン奏者)
ホルン:田中雅樹 (新日本フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者)
ホルン:谷あかね (東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団ホルン奏者)
ホルン:堀風翔 (東京佼成ウインドオーケストラホルン奏者)
ホルン:松原秀人 (日本音楽コンクールホルン部門第3位)
トランペット:高橋敦 (東京都交響楽団首席奏者)
トランペット:ガイルス彩乃 (元兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバー)
トランペット:田中敏雄 (読売日本交響楽団トランペット奏者)
トランペット:中山隆崇 (東京都交響楽団トランペット奏者)
トランペット:宮本弦 (名古屋フィルハーモニー交響楽団首席トランペット奏者)
バストランペット:大房美穂 (昭和音楽大学、聖徳大学、武蔵野音楽大学各講師)
トロンボーン:倉田寛 (元神奈川フィル首席トロンボーン奏者)
トロンボーン:ザッカリー・ガイルス (東京都交響楽団トロンボーン奏者)
トロンボーン:篠崎卓美 (読売日本交響楽団バストロンボーン奏者)
テューバ:佐藤潔 (東京都交響楽団テューバ奏者)
テューバ:大塚哲也 (東京フィルハーモニー交響楽団テューバ奏者)
ティンパニ:久保昌一 (NHK交響楽団首席ティンパニ奏者)
ティンパニ:幸多俊 (国内主要オーケストラに客演)
打楽器:石毛智子 (マインツ・フィルハーモニー管弦楽団副首席ティンパニ奏者)
打楽器:植田晴 (ニーダーライン交響楽団打楽器奏者)
打楽器:堀田理恵 (スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団打楽器奏者)
打楽器:丸山 由華 (ライプツィヒ音楽大学講師)
ハープ:伊藤 元子 (国内主要オーケストラに客演)
主催・協賛
- 音楽監督
- 堤 剛
- 主催
- 鹿児島県 / 公益財団法人ジェスク音楽文化振興会 / 公益財団法人鹿児島県文化振興財団
- 協賛
- 後援
- 外務省 / 文化庁 / 国際交流基金 / ベルギー大使館 / ドイツ連邦共和国総領事館 / 駐日韓国大使館 韓国文化院
- マネジメント
- ジャパン・アーツ