山岸ルツ子 ピアノ・リサイタルロマンティシズム ~ピアノ芸術の粋~

  • ピアノ
日時
2023年11月30日(木) 19:00
開場 / 終演予定
18:30 / 21:00
会場
サントリーホール ブルーローズ Suntory Hall Blue Rose
出演
山岸 ルツ子 Rutsuko Yamagishi (ピアノ, Piano)

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チケット詳細Ticket Information

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  1. ① 9月23日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
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曲目・演目Program

  • D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K. 87 L. 33
  • D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K. 386 L. 171
  • F.ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
  • F.ショパン:ノクターン第20番 嬰ハ短調(遺作)
  • F.ショパン:バラード第1番 ト短調 Op. 23
* * *
  • F.リスト:巡礼の年 第3年より「エステ荘の噴水」
  • R.シューマン/F.リスト:献呈
  • F.リスト:ラ・カンパネラ
  • F.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調

公演によせてMessage

私たちは、時に様々な困難に直面する事があります。絶望感を感じるほどの大きな困難を前にした時、人はいかに生と向き合うでしょうか。私は、ここに希望という言葉を想います。そして、共鳴。
人が自然界の営みの中で生きているという事実は、私たちが決して一人ではないということ、自己以外の他者との繋がりの中で生命は脈打つのだと感じます。
ロマン派を象徴するフレデリック・ショパンとフランツ・リスト、後世に至るまで脈々と受け継がれる彼らの音楽は、作曲家自身がその人生における大きな困難に直面する中で、絶望の淵から希望を見出し、そこから魂を振り絞って生み出した音楽を通して、他者と繋がり、共鳴を求め続けた生命の軌跡であると私には思えてなりません。
同じ時代に同じ場所で互いに影響を受けながら、共にピアノ芸術を極め、ロマンティシズムを開花させたショパンとリスト。19世紀パリが熱狂した二人の天才音楽家によるピアノ芸術の粋を皆様と共有したいと思います。

山岸ルツ子

プロフィールProfile

山岸 ルツ子 Rutsuko Yamagishi (ピアノ, Piano)

カナダ生まれ。3歳で帰国後父の転勤に伴い6歳よりマニラに転居。9歳の時に若手演奏家の登竜門パコ・パークにてリサイタル開催。現地の教育テレビにて全国放映される。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部にて濱口ゆり、松岡貞子各氏の下で学び、19歳よりバンクーバーに留学。97年より巨匠ラザール・ベルマンの下に弟子入り、以後8年間に亘り最後の弟子としてイタリア・フィレンツェにて研鑽を重ねる。95年イタリア・ローマ国際コンクール第3位受賞。97年カナダ、キワニスコンクール、コンチェルト・ソロ両部門において総合第1位受賞、カナダ、B.C.アソシエーション・パフォーミング・アーツ・コンクールにて審査員全員一致の第1位受賞。NHK-FM「FM リサイタル」「名曲リサイタル」への出演をはじめ、カワイコンサート、住友生命全国縦断チャリティコンサート等の全国各地でのコンサート他、イタリア「美術館の夜」コンサートシリーズへの出演、リトアニア・カウナス管弦楽団、チリ・アンドレス・ベジョ管弦楽団、エストニア・D.オイストラフ・フェスティバルにソリストとして招聘されるなどヨーロッパを中心に海外でも精力的に活動を展開。近年は、北米・南米公演に続きN.Y.カーネギーホール、ハンガリー・リスト音楽院に於けるリサイタル等、聴衆の熱狂的な支持を得て広く活躍の場を広げている。また2007年より「学問と芸術の融合文化の振興」活動を開始し、国立天文台講堂ソロリサイタル、東京大学チリ・アタカマ天文台開設記念式典ピアノコンサート、米カリフォルニア大学サンディエゴ校、イスラエル工科大学でのリサイタル等、国内外の数々の学術研究機関に招聘されている。これまでに8枚のCDをリリース、iTunesにて2枚のアルバムが配信されている。フランツ・リスト直系の流れを汲むラザール・ベルマン最後の弟子であり、特にロマン派音楽作品におけるドラマ性、精神性を力強く浮き上がらせていく表現力はダイナミックにして繊細な感性に彩られたピアニズムを特徴としている。

山岸ルツ子公式ウェブサイト
http://www.rutsuko.com/
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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
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