溢れる情熱&艶やかで華麗なフレンチ・サウンドの幸福なマリアージュ

チョン・ミョンフン指揮 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団

チョン・ミョンフン指揮 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団

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夢倶楽部 間近割引

チョン・ミョンフン 特別インタビュー

アリス=紗良・オット:来日前インタビュー

【チョン・ミョンフンよりメッセージ】
「私の音楽人生の中で、最も長い年月を注ぐことになった、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団との演奏を、皆様にお聴きいただけること、これは格別な幸せです。このオーケストラの中に培われている深い深い人間同士の理解、そして今なお強まっている良き絆、それが、他に類を見ない音となって、表現されることになるでしょう。」

チケット詳細Ticket Information

① 3月2日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 3月3日(日) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 3月4日(月) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 3月17日(日) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

9月29日横浜公演 チケット購入はこちら

9月30日東京公演 チケット購入はこちら

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可

 

【その他プレイガイド】
<横浜公演>
横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000
神奈川芸術協会 045-453-5080

<東京公演>
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017

<共通>
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード193-282(横浜)、193-283(東京)]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード35849(横浜)、35851(東京)〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
  *残券がある場合、7/1(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

9月29日(日)14時開演 横浜みなとみらいホール
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 Op.9
Berlioz: Ouverture ‘Le Carnaval Romain’ Op.9

ビゼー:カルメン組曲
前奏曲/アラゴネーズ/間奏曲/セギディーリャ/アルカラの竜騎兵/衛兵の交代/ジプシーの踊り

Bizet: ‘Carmen Suite’ Prélude/L’Aragonaise/Intermezzo/Séguedille/Les Dragons d’Alcala/La Garde Montante/Danse bohème’

———————–

ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
Berlioz: Symphonie fantastique Op.14

 

9月30日(月)19時開演 サントリーホール
当初発表をしておりましたベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」から、
ラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ」に、曲目が変更となっております。
(2013年3月14日現在)

ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
Ravel: ‘Ma Mère l’Oye’, suite pour orchestre

ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ピアノ:アリス=紗良・オット
Ravel: Concerto pour piano et orchestre (Piano: Alice-Sara Ott)

サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調「オルガン付」Op.78
Sain-Saëns: Symphonie No.3 Op.78

公演によせてMessage

指揮者とオーケストラの個性の幸福な結び付き
寺西基之( 音楽評論家)

 チョン・ミョンフンがフランス国立放送フィルの音楽監督に就任したのは2000年というから、すでに12年余りもこのポストにあることになる。一昔前とは違って、ひとりの指揮者がひとつのオーケストラに腰を据えてじっくりと密な関係を築くということが少なくなってしまった今日、12年というのはかなりの年数といってよい。これまでいくつかのオーケストラのシェフを歴任してきたチョンにしても、これほど長い期間ひとつの地位に留まったことはないようだ。フランス国立放送フィルとの相性がいかに良いかがそのことに示されているといえるだろう。
 実際チョン・ミョンフンがフランス国立放送フィルを振る時、指揮者の個性とオーケストラの個性との実に幸福な結び付きというものが感じられる。牽引力に満ちたチョンの求心的な熱っぽい音楽作りに、フランス国立放送フィル本来の持ち味であるフランス特有の色彩感や感覚性といかにも放送オーケストラらしいフレクシブルな機能性が溶け合うことによって、緊張感ある集中性のうちにも輝かしいきらめきと色合いの変化に満ちた、独特の雰囲気の漂う世界が作り出されるのだ。
 両者の特質が化学反応を起こすことによって生まれるこのコンビ特有のそうした特質は、今回の来日公演でもさらなる深化したものとして示されるに違いない。プログラムもまさにこのコンビの演奏を聴くにふさわしい名曲ばかりが選ばれており、ベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」の華麗な躍動感や「幻想交響曲」のドラマティックな情熱、ビゼーの「カルメン」組曲の濃厚な色彩感、サン=サーンスの交響曲第3番の壮麗な響きの広がり、そして才媛アリス=紗良・オットが華を添えるラヴェルのピアノ協奏曲の洒脱さなど、チョン・ミョンフン&フランス国立放送フィルの美質と魅力がフルに発揮されることだろう。チョンの俊敏な棒さばきから引き出されるこのオーケストラの鮮やかな響きを思う存分に堪能したいものだ。

全国公演日程National performance

日時
2013/9/29(日)
会場
横浜みなとみらいホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2013/9/30(月)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2013/10/1(火)
会場
フェスティバルホール
お問い合わせ先

フェスティバルホールチケットセンター 06-6231-2221

日時
2013/10/3(木)
会場
アクロス福岡シンフォニーホール
お問い合わせ先

アクロス福岡チケットセンター 092-725-9112

日時
2013/10/4(金)
会場
グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター)
お問い合わせ先

グランシップチケットセンター 054-289-9000

プロフィールProfile

チョン・ミョンフン Myung-Whun Chung (音楽監督・指揮 / Directeur musical)

 1953年ソウル生まれ。ピアニストとしてキャリアをはじめ、74年チャイコフスキー国際コンクール第2位。その後、指揮者としての活動に転じ、89年パリ・オペラ座バスティーユの音楽監督就任以来、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル等のオーケストラはもちろん、テアトロ・フェニーチェ、ウィーン国立歌劇場等でのオペラ指揮を中心に世界中で活躍。現在、フランス国立放送フィル、アジア・フィル、ソウル・フィルの音楽監督、シュターツカペレ・ドレスデン首席客演指揮者を兼任。
 1995年以来、東京フィルやN響との演奏会のほか手兵のオーケストラやシュターツカペレ・ドレスデン、スカラ・フィル、ロンドン響等と頻繁に来日。学生オーケストラの指導を通じて教育活動にも熱心に取り組み、またアジアの音楽を通じた友情関係を築くために皇太子殿下と共演するなど、活発なアジア音楽外交を展開している。フランス国立放送フィルとは2007年5月以来の日本公演を行う。

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アリス=紗良・オット Alice-Sara Ott (ピアノ / Piano)

 ドイツ人と日本人の両親の許、ミュンヘンに生まれたアリス=紗良・オットは、すでにヨーロッパ、日本の主要コンサートホールにおける演奏により、その実力を高く評価されている。弱冠13歳にして浜松国際ピアノ・アカデミー・コンクールでモスト・プロミッシング・アーティスト賞を受賞、その2年後には、イタリアでシルヴィオ・ベンガーリ国際ピアノ・コンクールにて、最年少の最優秀賞に輝いた。
 これまでに、北ドイツ放送交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、hr交響楽団、シンシナティ交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、王立ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒMDR交響楽団、バンベルク交響楽団、ウィーン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、東京交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団などと共演。リサイタル分野では、ルツェルン音楽祭、バーデン・バーデン祝祭劇場、ブリュッセル古楽器祭に出演。
 2008年4月より、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。デビュー盤のリスト「超絶技巧練習曲集」、続くショパン「ワルツ全集」(アメリカとドイツiTunesチャート第一位獲得)ともに、高評価を得る。2010年1月には、ヘンゲルブロック指揮ミュンヘン・フィルとの、リストとチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を発売した。

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フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団 Orchestre Philharmonique de Radio France

 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団は1930年代にフランスのラジオ局によって初めて創設されたフィルハーモニー管弦楽団である。1976年フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団はリリック管弦楽団、室内管弦楽団を合併し、フランス国営放送局(ラジオ・フランス)に所属する二つのオーケストラの一つとして新しく活動を開始。硬直した伝統的オーケストラ編成に対するピエール・ブーレーズの提言に触発され、18世紀から現代までのレパートリーに応じられるよう、アンサンブルからフル・オーケストラまであらゆる編成に対応しうるよう再編成された。
 1981年までジルベール・アミが芸術監督を務め、89年からはマレク・ヤノフスキが音楽監督に就任した。2010年に音楽監督として10周年を迎えたチョン・ミョンフンは、現在ヨーロッパにおいて最も注目される音楽家のひとりである。この在任期間中にブラームス、マーラー、シュトラウス、ドヴォルザークをはじめ、フランス音楽やフィデリオ、オテロ、タンホイザー、カルメンといったオペラをレパートリーとし、数々の海外ツアーを行っており、好評を博している。
 チョン・ミョンフンのほかにも、ピエール・ブーレーズ、エサ=ペッカ・サロネン、ワレリー・ゲルギエフ、トン・コープマン等世界最高の音楽家が同団の仕事に貢献し、グスタボ・ドゥダメル、アラン・ギルバート、リオネル・ブランギエという新世代の先頭を走る指揮者がそれに続いている。
 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団は、パリでも有数の伝統と歴史を誇るサル・プレイエルのレジデント・オーケストラである。それに加えて、ラジオ・フランス社屋に2013年にオープンする1500席の新ホールの完成を待つ間、シテ・ド・ラ・ミュジーク、シャトレ座、オペラ・コミックのプロジェクトにも参加している。
 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏は、フランス・テレビジョンを始め、様々なテレビやラジオにおいて定期的に放送されている。同団はレコーディング活動にも非常に積極的で、300以上の曲がiTuneでダウンロード可能になっている。
その他にも学校や病院の小児病棟でも演奏を行っているほか、同団とチョン・ミョンフンは2007年からユニセフ大使を務めている。
 同団は毎シーズン、2週間ほど現代音楽の新作を演奏する機会を設けており、主要な現代音楽フェスティヴァルに参加しているが、2011年には3週間にわたってシャトレ座で開催されたプレゾンス・フェスティヴァル2011においてエサ=ペッカ・サロネンの指揮の下、ピエール・ブーレーズ、ペートル・エトヴェシュ、ジョージ・ベンジャミンらの作品を演奏した。
 また、若い音楽家のためにパリ国立高等音楽院の協力の下に「フィルハーモニック・アカデミー」を設立した。また、アムンディの援助を得て若いリスナーのためのウェブサイト(www.zikphil.fr)も立ち上げている。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:韓国大使館、フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本 / 韓国文化院
協力:ユニバーサル ミュージック / 横浜みなとみらいホール(横浜公演)

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