ピエタリ・インキネンPietari Inkinen

  • 指揮

プロフィールProfile

世界各地で活躍の場を広げ注目を集めるインキネン。ザールブリュッケン・カイザースラウテルンドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を務める。日本フィルにおける任期は21年9月より2年間延長し、23年夏まで予定されている。2022年1月より韓国のKBS交響楽団音楽監督に3年間の任期で就任予定。

2019年1月にプラハ響を率いて3週間の日本公演を行い、4月には日本フィルと共にフィンランド、ドイツ、オーストリア、英国への13年ぶりのヨーロッパツアーを実現。この時、日本とフィンランドの国交100周年を記念し、ヘルシンキとインキネンの故郷コウヴォラも訪れた。

ワーグナーの音楽はインキネンの活動の紛れもない中心であり、2020年夏のバイロイトでヴァレンティン・シュヴァルツ演出の「指環」全曲の新プロダクションを指揮すべく招待されたが、コロナ禍により中止となり、21年は「ワルキューレ」で予定されている。
(指輪は2022年に延期)。

客員指揮者として、コンセルトヘボウ管、北ドイツ放響、ベルリン・シュターツカペレ、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル、ロサンゼルス・フィル、イスラエル・フィル、バイエルン放響、バーミンガム市響、ヘルシンキ・フィル、スウェーデン放響、オスロ・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管等と共演。

オペラではフィンランド国立歌劇場、ブリュッセルのモネ劇場、ベルリン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場に出演。ドレスデン国立歌劇場では、大成功した新プロダクションの「エフゲニー・オネーギン」を数回指揮している。

これまでに、2015年から2020年までプラハ交響楽団の首席指揮者、2008年から2016年までニュージーランド交響楽団の音楽監督を務め、現在は名誉指揮者の称号を持つ。

ヴァイオリニストの一面も持ち、ケルン音楽大学でザハール・ブロンに師事し、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーでさらに指揮を学び始めるまでに、ソロ活動で様々な賞を受賞している。現在も、弾き振りや常連の音楽仲間との室内楽演奏を楽しむ。

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