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樫本大進のインタビュー[ベルリン・フィル八重奏団]

昨年12月、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルと名演を聴かせてくれた樫本大進。まもなく始まるベルリン・フィル八重奏団について話してくれました!

樫本さんにとって室内楽の魅力、このアンサンブルの特徴は?
室内楽は、一人ではなく皆の意見を合わせて作り上げるので、メンバーが変わると演奏も完全に変わります。お互い影響し合いながら音楽を作り、同じ曲でも毎回違った演奏ができる。そこが魅力ですね。
普通の室内楽と少し違うのは、お互いの音や演奏に慣れているので、方向性がまとまりやすいこと。僕も色々な室内楽をやっていますが、自然にまとまる点と反応の速さは、このグループだけの特徴です。

今回のプログラムで演奏するドヴォルザークの「5つのバガテル」は、スペシャル・アレンジですね。
元々は、ヴァイオリン2本とヴィオラとハーモニウムのための曲で、オーケストラ版も作られていたと思います。これは今回のツアーのために依頼したアレンジ。編曲者のシェーファーは、ホルンのシュテファン・ドールの知り合いで、この曲を取り上げるのもシュテファンのアイディアです。既に試奏しましたが、完成度の高いアレンジで、ハーモニウムの部分をホルンが吹いたり、コントラバスが弾いたりするので、オリジナルとの色合いの違いも感じました。曲自体はスラヴの民族的な音楽で、聴いてすぐにドヴォルザークだとわかる作品。この曲は演奏するのが楽しみですね。

そして看板曲であるシューベルトの八重奏曲。
完成度が高く、リート、室内楽、カルテット、シンフォニーなど、シューベルトの音楽の様々な要素が含まれています。長い曲ですが、色々なシーンのあるオペラのようなものです。
演奏者としてはチャレンジですね。1つのラインを最後まで保つのは難しいので、集中力が必要。しかも8人中1人でもそれを失うと全体にダメージを与えますから、互いについていきながら最後まで辿り着く、いわば“旅”のようなものです。この八重奏団でも20回以上演奏していますが、表現が毎回変化します。センシティブな曲なので、ちょっとした違いで全てが変わってしまう。ですから今回のツアーでは、何度聴かれても面白いと思いますよ。

(聞き手:柴田克彦)

▼ 樫本大進から動画メッセージが届きました ▼


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選ばれし8人、最強のソリスト集団!
ベルリン・フィル八重奏団
2017年1月31日(火) 19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
公演詳細はこちらから

ベルリン・フィル八重奏団 全国日程
1月19日(木) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館コンサートホール
1月21日(土) 川西市みつなかホール
1月22日(日) 横浜みなとみらいホール
1月24日(火) 東京文化会館大ホール
1月25日(水) 杉並公会堂
1月27日(金) 愛知県芸術劇場コンサートホール
1月28日(土) 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール
1月29日(日) 三島市民文化会館 ゆうゆうホール
1月31日(火) 東京オペラシティ コンサートホール