エイフマン・バレエ

ENGLISH

ロダン

ロダン ~魂を捧げた幻想
(全2幕 / 休憩1回)

台本・振付・演出:ボリス・エイフマン
音楽:ラヴェル、サン=サーンス、マスネ、ドビュッシー、サティ
上演時間:2時間
※演奏は特別録音音源を使用いたします。

  • 2019.7.18[木] 19:00 [開場 18:00 / 終演予定21:00]
  • 7月18日(木)19:00公演は、ロシア文化フェスティバルオープニングにあたり、
    開演前の18:45から、舞台上にて組織委員会代表によるご挨拶がございます。
  • 2019.7.19[金] 19:00 [開場 18:00 / 終演予定21:00]


【出演】
ロダン:オレグ・ガブィシェフ
カミーユ:リュボーフィ・アンドレーエワ
ローズ・ブーレ:リリア・リシュク

生み出された傑作彫刻の数々・・・
その創作の裏にあった激しくも儚い愛を描く

2017年に没後100周年を迎えた、「考える人」「接吻」などの代表作で誰もが知るフランスの彫刻家オーギュスト・ロダン。彼が名声を築いた裏には、ひとりの女性の存在がありました。カミーユ・クローデル‐若き才能溢れる弟子であり愛人であった彼女は、自らの愛・身体・才能のすべてをロダンに捧げ、ロダンが傑作を生み出す源となりました。クローデル自らの創作世界はロダンの名声の前には幻想に過ぎなかったのか・・・
このバレエでは、芸術家たちの創作への賞賛と、ロダンをめぐる女性たち(クローデルと、ロダンの内縁の妻ローズ)の狂おしいほど熱く切ない人生が、コケティッシュに、そして美しく描かれます。

見どころは、鍛え上げられた肉体を持つダンサーたちが、ロダンの名作「カレーの市民」「地獄の門」などを想起させる“彫刻作品”となっていくシーン。
ロダンの力強い彫刻が“リアルに”舞台上に生み出されていく様は、必見です!

ラヴェル、サン=サーンス、ドビュッシーなど、甘美で色彩豊かなフランス作曲家たちのめくるめく音楽が流れる中、美しい照明と共にスピーディーに場面が切り替わり、ドキドキとワクワクの連続です。

素足の脚線美が、
まるで光を放つ彫刻の大理石かのように神々しく見えてくる本作。

舞台上で繰り広げられるすべての瞬間が、オリジナリティに溢れ、観る者を驚かせるアイディアに満ち、イマジネーションを刺激し、様々なインスピレーションを与えてくれる、、、そんな特別な新たなバレエとの出会い、それがこの作品。

使用楽曲(すべて抜粋/順不同)

<第1幕>

ラヴェル

  • スペイン狂詩曲 夜へのプレリュード

サン=サーンス

  • ピアノ協奏曲第1番 二長調 Op.17より第2楽章
  • 「動物の謝肉祭」より“終曲”
  • 交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」より第1楽章
  • 序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
  • 死の舞踏 Op.40

マスネ

  • 組曲第6番「おとぎの国の風景」より“幻”
  • 組曲第6番「おとぎの国の風景」より“バレエ”

ドビュッシー

  • 月の光

サティ

  • 3つのグノシエンヌ

<第2幕>

サン=サーンス

  • ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22より第1楽章
  • ヴァイオリン協奏曲第2番 ハ長調 Op.58より第1楽章
  • 交響曲第1番 変ホ長調 Op.2より第3楽章
  • 動物の謝肉祭より“耳の長い登場人物”
  • 七重奏曲 変ホ長調 Op.65より第3楽章

マスネ

  • 組曲第6番「おとぎの国の風景」より“バッカナール”
  • 組曲第5番「ナポリの風景」より“祭り”
  • 組曲第3番「劇的風景」より“メロドラマ”
  • タイスの瞑想曲

ラヴェル

  • 左手のためのピアノ協奏曲
  • 「ダフニスとクロエ」組曲第2番より“全員の踊り”

サティ

  • 3つのグノシエンヌ

バレエの中で描写される彫刻作品

ロダン作

  • うずくまる女
  • カレーの市民
  • 永遠の偶像
  • 考える人
  • 地獄の門
  • カテドラル

クローデル作

  • 分別の年代
  • クロト ほか

MOVIE

チケット申込み

ジャパン・アーツ ぴあコールセンター
0570-00-1212

(10:00~18:00年末年始を除く)