チケット詳細Ticket Information
① 1月9日(金) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 1月10日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 1月14日(水) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 1月17日(土) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード250-807]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード36019〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
*残券がある場合、3/2(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調『テンペスト』Op.31-2
Beethoven: Piano Sonata No.17 in D Minor, Op.31-2 ‘Tempest’
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調 BWV944
Bach: Fantasy and Fugue in A Minor, BWV 944
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
Bach / Busoni: Chaconne
– – – – – – – – – – – – – – – – – –
リスト:愛の夢 第2番 ホ長調/第3番 変イ長調
Liszt: Liebestraume No.2 E-Major / No.3 A-Flat Major
リスト:パガニーニ大練習曲
Liszt: Grandes Etudes de Paganini
- ショパン:前奏曲 第15番“雨だれ”
- グリーグ:叙情小曲集
公演によせてMessage
明日には新しい可能性がある、
アリス=紗良・オットの場合。
アリス=紗良・オットは変化を怖れない。なぜなら、作品がそれを求め、彼女の素直な感性が応え、果敢な思考がそこへ向かうから。いつも強く前を向いて、挑戦の気概を崩さないのは、彼女が敬愛し、日々対話を続けてきた作曲家たちにもまっすぐ通じるスピリットだろう。飽くなき冒険に駆り立てられるのは、手のうちに解くべき謎かけがあり、未解決の物語が拓かれて、つまりは音楽作品が尽きせぬ引力で彼女を旅立たせるからだ。
ちょっと目を離したら、どうなっているかわからない。演奏を聴いて、驚くほどの変化をまざまざと知ることになることもたびたびである。一日一日、ひとつひとつの季節が、大きな変化を運ぶ年代を、アリス=紗良・オットは自分の直感を信じて、精いっぱいに生きているのだ。だから、いま綴っているこの一文も、快く裏切られるのを待つばかりの運命-。
そうは言っても、ピアニストには幸い作品という大地があり、綿密な地図がある。ベートーヴェンはどこまでいってもベートーヴェンだし、リストは行きつくところリストである。バッハが際限なくバッハであるのは言うまでもない。
今回のプログラムは、リストの愛奏曲を含めて、デビュー以来のアリス=紗良・オットの成長と真価を改めて問うものとなるだろう。私が初めて彼女の実演を聴いたのは、ちょうど10年前、2005年2月の日本デビュー・リサイタルで、このときオール・リストのプログラムをしめくくったのが「パガニーニ大練習曲」だった。15歳のとき録音したCDにも選んでいたが、なかでも第3曲「ラ・カンパネッラ」は11歳から弾き続ける得意曲。ドイツ・グラモフォンからのデビュー作の、日本盤ボーナストラックにも収められたが、今回はこれが大練習曲6曲の、そしてプログラム全体のしめくくりに堂々と置かれる。
ベートーヴェンは、op.2-3とop.53の2つのハ長調ソナタを含むCDを2010年に録音しているが、今回は「テンペスト」の愛称で知られるニ短調ソナタop.31-2が幕開けに相応しく演奏される。前半には、バッハのイ短調の「幻想曲とフーガ」、ニ短調のシャコンヌが続き、彼女がとくに集中してきたドイツ音楽の探求の進境を充実したかたちで物語るだろう。
晴れやかな気分、新鮮な驚きをもって、その日の演奏に臨みたい。明日には新しい可能性があることを、アリス=紗良・オットは敬愛する音楽で、大らかに謳い上げるはずだから。
青澤隆明(音楽評論)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2015/5/11(月)
- 会場
- Iichiko総合文化センターグランシアタ
- お問い合わせ先
野ばらの会 097-592-0584
- 日時
- 2015/5/13(水)
- 会場
- いずみホール
- お問い合わせ先
いずみホール 06-6944-1188
- 日時
- 2015/5/14(木)
- 会場
- 東京文化会館
- お問い合わせ先
都民劇場 03-3572-4311
- 日時
- 2015/5/16(土)
- 会場
- 所沢市民文化センター ミューズ アークホール
- お問い合わせ先
ミューズチケットカウンター04-2998-7777
- 日時
- 2015/5/17(日)
- 会場
- 軽井沢大賀ホール
- お問い合わせ先
軽井沢大賀ホール0267-42-0055
- 日時
- 2015/5/19(火)
- 会場
- 東京オペラシティ
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ03-5774-3040
- 日時
- 2015/5/20(水)
- 会場
- 前橋市民文化会館
- お問い合わせ先
前橋市民文化会館 027-221-4321
- 日時
- 2015/5/22(金)
- 会場
- 東京エレクトロン韮崎文化ホール
- お問い合わせ先
東京エレクトロン韮崎文化ホール0551-20-1155
- 日時
- 2015/5/23(土)
- 会場
- びわ湖ホール 大ホール
- お問い合わせ先
しがぎん経済文化センター 077-526-0011
- 日時
- 2015/5/24(日)
- 会場
- 霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)
- お問い合わせ先
霧島国際音楽ホール 0995-78-8000
プロフィールProfile
アリス=紗良・オット Alice Sara Ott (ピアノ / Piano)
ドイツ人と日本人の両親をもつ現在25歳のピアニスト、アリス=紗良・オットは、5年足らずのうちに世界各地の主要なコンサート・ホールで演奏し、批評家の絶賛を博すとともに、今日最も刺激的な音楽家の一人として確固たる地位を築いた。
近年はフランクフルト放送交響楽団(パーヴォ・ヤルヴィ)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(ロリン・マゼール)、フィルハーモニア管弦楽団(ウラディーミル・アシュケナージ)、フィンランド放送交響楽団(ハンヌ・リントゥ)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(ワシリー・ペトレンコ)フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団(チョン・ミョンフン)などと共演、サンフランシスコ交響楽団(パブロ・ヘラス=カサド)、インディアナポリス交響楽団(クシシュトフ・ウルバンスキ)、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団(トーマス・センデゴー)との初共演が予定されている。また、ロンドン交響楽団(ジャナンドレア・ノセダ)、バイエルン放送交響楽団(エサ=ペッカ・サロネン)、NHK交響楽団(ジョン・ストゥールゴールズ)などとも再共演をする。
2008年よりドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、リストの超絶技巧練習曲集、ショパンのワルツ全曲を収めアルバムの他、リリースされ、ヘンゲルブロック指揮/ミュンヘン・フィルとの共演によるチャイコフスキーとリストのピアノ協奏曲第1番、ムソルグスキー《展覧会の絵》(白夜祭中ライヴ録音)が全世界でリリースされた。
2012年9月には初のピアノ・デュオ・プロジェクトとして、フランチェスコ・トリスターノとバレエ・リュスをテーマとしたアルバム「スキャンダル」が全世界でリリースされ、2014年6月より日本、韓国、オーストラリアでのツアーを成功に収め、2014/2015シーズンにはシュトゥットガルト、ルクセンブルク、ベルリン、ロンドンなどのヨーロッパ主要都市でのツアーを予定している。
2014年より「音楽の友」にて、アリスによるエッセイ「アリス=紗良・オット ピアニスト 世界を巡る」を連載中。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
協力:ユニバーサル ミュージック
後援:ドイツ連邦共和国大使館 / 東京ドイツ文化センター