チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団Tonhalle-Orchester Zürich
- オーケストラ
プロフィールProfile
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団は1868年に創設され、特に1895年に世界でもベストともいわれる音響効果を誇る新ホール(Tonhalle)が誕生してからはスイスのドイツ語文化圏の音楽界で重要な役割を果たしてきた。
ハンス・ロスバウト、ルドルフ・ケンペ、ゲルト・アルブレヒト、クリストフ・エッシェンバッハなどの主要な首席指揮者たちは楽団に決定的な影響を及ぼし、また錚々たる客演指揮者たち(古くはベーム、フルトベングラー、クレンペラー、クーベリック、シューリヒト、ワルターなど、最近ではブリュッヘン、デュトワ、ハイティンク、ヤノフスキ、ヤンソンス、ロジェストヴェンスキーなど)も楽団を大いに発展させた。
毎シーズン100を超えるコンサートで約50のプログラムの演奏を行っており、これまで演奏会を行った都市は100都市を超える。
2019年10月よりパーヴォ・ヤルヴィがオーケストラ音楽監督・首席指揮者を務めており、
その卓越した演奏で国際的に高く評価されている。
レコーディングも精力的に行っており、現在までに40枚以上のCDをリリースしている。
パーヴォとはチャイコフスキープロジェクトが進行中であり、好評を博した交響曲第5番に続き、チャイコフスキー交響曲全集第2弾が2021年4月にリリースされた。
ジョン・アダムスの作品を収録した最新のCDは批評家から高い評価を受け、ディアパソン・ドール賞を受賞している。パーヴォ・ヤルヴィとの共演で、2022年欧州文化賞(Europäischer Kulturpreis)を受賞した。
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