東京で一夜のみのリサイタルが実現!12年振り天賦の才との邂逅。

ジャンルカ・カシオーリ ピアノ・リサイタル

ジャンルカ・カシオーリ ピアノ・リサイタル

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  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
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◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

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曲目・演目Program

シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
Schubert: Sonata in a minor D 537 (op. post. 164)
カシオーリ: 3つの夜想曲(日本初演)
Cascioli: Tre Notturni (2009-2012)

リスト:《伝説》より 『水の上を歩く聖フランチェスコ』
Franz Liszt (1811-1886):Legend n. 2 ‘St. Francis walking on the waters’

– – – – – – – –

コッラ:夜想曲第4番《月の虹》(日本初演)
Colla: Notturno IV, ‘Moonbow’ (2009)

ドビュッシー:前奏曲集 第1集より6つの前奏曲
Debussy: 6 Preludes (from book I)
 7. 西風の見たもの VII. Ce qu’a vu le vent d’Ouest
 8. 亜麻色の髪の乙女 VIII. La fille aux cheveux de lin
 9. さえぎられたセレナード IX. La sérénade interrompue
 10 .沈める寺 X. La Cathédrale engloutie
 11. パックの踊り XI. La danse de Puck
 12. ミンストレル XII. Minstrels

ショパン:夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 作品15-2
Chopin: Nocturne op 15 n. 2 in F sharp major

ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 作品20
Chopin: Scherzo n. 1 op. 20 in B minor

※曲目・曲順が変更にある場合がございます。予めご了承ください。

公演によせてMessage

今回のプログラムについて
ジャンルカ・カシオーリ Gianluca Cascioli  

 私は楽曲の持つ詩的な趣きや表情の豊かさといった特質を際立たせ、技巧的な名人芸を二次的に考えます。全ての曲目は内省的で威厳に満ち、品の良さを特徴としています。“夜想曲”の音楽形式には繰り返し循環するという特徴があり、今回の曲目もこの論理に従った上で変化に富んだものに組ませていただきました。
シューベルト:ソナタ第4番は私が好んで演奏する曲ですが、それは苦悩、甘美さ、哀感、郷愁などが作品全体に満ちているからです。リスト:《伝説》第2番と有名なショパン:スケルツォ第1番は、ピアノによる妙技がいかに純然たる表現上の目的で用いられ得るかを示す模範例です。リストは高度な技巧によって自然界の力、つまり鳴り響く水の流れと、その水の上を歩いたとされる聖フランチェスコが起こした奇跡を描き、ショパンは、その名人芸をして自らの人生に起こった悲痛な史実にぶつける激情の表現としたのです。
  幻想的で最も有名なショパン:夜想曲第5番は、この古来の音楽形式が今なおどれほど今日の作曲家たちの関心を引き付けるかを示しつつ、手を引きながら聴衆の皆さんを今日この時代にまで誘います。アルベルト・コッラは、現存する最も権威ある作曲家の一人と考えており、彼の《月の虹》と名付けられた夜想曲第4番を演奏します。コッラの音楽には誠実さや親しみやすさがあります。技巧的にも非常に洗練されていて、素朴であると同時にきわめて念入りに仕上げられており、聴衆を引き込んでしまうのです。日本の皆様にご紹介させていただけることを心から嬉しく思います。
 近年、私〈G.カシオーリ〉にとって作曲家としての活動はより一層重要になってきております。パーソナリティにとっても意義深い側面でもありますので、今回は私の作曲したピアノのための夜想曲を演奏したいと思います。私はこの音楽形式特有のこの上ない率直さと感傷に彩られたリリシズムを現代的な作曲技法に結び付けようと試みます
  2000年にアバド、ベルリン・フィルと来日した際、ドビュッシー:前奏曲集第1章のリサイタルも行いました。約10年の沈思の時を経て再び取り上げるこの曲は興味深いと思います。06年デッカで前奏曲全曲を録音しましたが、その際に歴史的な録音やドビュッシー自身と彼の残した資料を長期に亘って研究しました。ドビュッシーの作品は、きっとこのリサイタルにすっと溶け込むことでしょう。
(本人のコメントより一部抜粋)

プロフィールProfile

ジャンルカ・カシオーリ Gianluca Cascioli (ピアノ / Piano)

 1979年、イタリアのトリノ生まれ。ピアノをイモラのピアノ・アカデミーでフランコ・スカラに学び、作曲と電子音楽をトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院にて学ぶ。94年、ベリオ、ポリーニ等が審査員のウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝後、ヨーロッパ、北米、日本に演奏の場を広げている。これまでに、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、コンセルトヘボウ管、スカラ・フィル、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響など、多くの著名オーケストラと共演。そして、アバド、アシュケナージ、ゲルギエフ、ハーディング、ムーティ、マゼール、メータ、ロストロポーヴィチ、ガッティ、ホーネックなど名だたる指揮者との共演も数え切れない。
 カシオーリは近年作曲家としても頭角を現している。2010年には、国際作曲コンクール「2 Agosto」でモーツァルト賞を獲得した後、I.C.O.M.S作曲コンクールで優勝。また自作の《ピアノとオーケストラのための幻想曲》をボローニャ歌劇場管弦楽団とピアッツァ・グランデで共演し、イタリアのRAIラジオ3によってライブ放送された。録音はドイツ・グラモフォンおよびデッカより、それぞれ3枚のCDがリリースされている。

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主催・協賛

[主催] 公益財団法人ジェスク音楽文化振興会
[マネジメント] ジャパン・アーツ
[後援] イタリア大使館/イタリア文化会館
[協力] ユニバーサルミュージック

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