2013/5/7

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マリインスキー新劇場(マリインスキー2)オープニング・グランド・ガラ公演レポート

新劇場(マリインスキー2)オープニング・グランド・ガラ公演では、冒頭にプーチン大統領がスピーチ。
困難に立ち向かい続けたゲルギエフに讃辞を贈り、この劇場を今後の発展の礎とすることを話した後、そのまま1階客席、プリセツカヤの隣でガラ公演を鑑賞しました。

マリインスキー新劇場

コンサートは、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」の組曲でスタート。
その後は、スターが入れ替わり立ち代りに登場し、大興奮の舞台が続きました。
中でも、モーツァルトの「お手をどうぞ」のアリアでは、プラシド・ドミンゴが指揮。
バリトン歌手が次々に登場して一節ずつ歌ってネトレプコに迫り、最後は指揮台でドミンゴまで歌いだすという趣向!
舞台機構も、その高性能ぶりを発揮。1曲ごとにセットを転換し、大型映像とともに見応え抜群。

マリインスキー新劇場
<パーティーでのノセダ夫妻とネトレプコ>

ドミンゴ、ネトレプコ、パーペ、アブドラザコフ、ボロディナ、ニキーチンなどのスター歌手たちに加え、ロパートキナ、ヴィシニョーワ、コンダウーロワ、シクリャローフなど綺羅星のごときダンサーたち、そしてバシュメット、マツーエフ、カヴァコスなどのアーティストたちも登場し、新しい時代の開幕を祝いました。
http://www.mariinsky.ru/en
<右下に新劇場を紹介する動画をご覧いだけます。>

この新劇場の素晴らしさは「音響の良さ」にあります。
どの席で聴いても、歌手が舞台上のどこで歌っても、とてもクリアに美しく客席に響き、多くの来場者が感嘆していました。

実は、5月2日はゲルギエフの60歳の誕生日。
終演後のパーティーには、新劇場の形をしたバースデーケーキが届き、参加者からは「ハッピーバースデー」の大合唱が続きました!

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