マリインスキー・バレエ初日公演レポート

【マリインスキー・バレエ】日本公演は、ロパートキナ＆コルスンツェフ、そしてコンダウーロワの「ラ・バヤデール」で華やかに開幕しました。
今日ご来場くださった方は、まずロパートキナの高貴な踊りに心うたれたのではないでしょうか。
情熱を秘め、すべてをコントロールした硬質な踊り、究極の美を追求したポーズ。
ロパートキナの素晴らしさは、もう言葉では語りつくせません。
そして、コンダウーロワの華やかな美貌を発見した方も多いはず！
愛と美とプライドをかけた女の闘いは、本当に美しくも怖かったですね…。
コンダウーロワは、24日にはニキヤ役を踊りますので注目です。
そして・・・なんと、26日にはヴィシニョーワ（ニキヤ役）を相手に
再びガムザッティ役で対決します。

そして悩める王子を踊ったコルスンツェフ。
彼の献身的なサポート、押さえた中にも心に残る演技、そして変わらぬ端正な踊りは、やはり素晴らしかったですね。

古典（クラシカル）作品を観る喜びは、同じ作品でも踊り手によって、またその日によって変わるニュアンスを楽しむこと！
この秋は、どうぞマリインスキー・バレエで、バレエを深めてください！！！

今日は第2幕を彩ったダンサーたちを撮影しました。

長い脚を投げ出してビュン！と回転。
ダイナミックな“金の仏像”を披露したアレクセイ・ティモフェーエフ。

写真撮影のために、わざわざ上着を脱いでポーズしてくれました！
周りのダンサーたちから、ヒューヒューひやかされていましたよ。

愛らしいマヌーを踊ったナデジダ・バトーエワ。

今回の来日公演では大活躍する予定。要チェーック！

そして、グランド・パ・クラシックを踊ったアンドレイ・エルマコフ。

スラッとして舞台姿を、すでにチェック済みの方も多いはず。
彼は23日「アンナ・カレーニナ」で、ロパートキナの相手役ヴロンスキーを踊ります。
（そして、20日「白鳥の湖」ではロットバルトも踊る予定！）

最後に・・・。
初日に盛り上がる楽屋で、楽しそうにしていた2人。

左（白いT[シャツ）がコンスタンチン・ズヴェレフ、右（赤いTシャツ）がティムール・アスケロフ。
ちなみに、17日「白鳥の湖」公演のロットバルトは、ズヴェレフが踊る予定です。

キャスト表も、できるだけ早くアップしてきますので、お楽しみに！

マリインスキー・バレエ　2012年来日公演

　[公演日程]
　《ラ・バヤデール》
　□11月24日(土) 18:00　東京文化会館
　　11月25日(日) 14:00　東京文化会館
　　11月26日(月) 18:45　東京文化会館　

　《アンナ・カレニーナ》
　□11月22日(木) 19:00　東京文化会館
　□11月23日(金・祝) 14:00　東京文化会館

　《白鳥の湖》
　□11月17日(土) 18:00　文京シビックホール
　□11月20日(火) 18:45　府中の森芸術劇場
　□11月27日(火) 18:45　東京文化会館
　□11月29日(木) 13:00　東京文化会館
　□11月29日(木) 18:45　東京文化会館　

　《オールスター・ガラ》
　□12月2日(日) 18:00　東京文化会館

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