2017/1/27

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ベルリン・フィル八重奏団 喝采を浴び絶賛ツアー中!

2017年1月19日(木)新潟公演を皮切りに、順調にツアー中のベルリン・フィル八重奏団。
大曲シューベルトを演奏し終わる度に、各地のお客様からの大きなブラボーと拍手が飛び交い、舞台上の8人、そしてお客様の満面の笑顔で、会場中が温かな空気で包まれます。
公演のオープニングを告げるニールセンは、チェロとコントラバスの低音弦楽器と軽妙に歌う3つの管楽器による五重奏曲。気になる女性の気を引こうとする紳士たちの様子をチャーミングに描く1曲で、会場の空気が温まるのが感じられます。

2曲目で早くもベルリン・フィル八重奏団が勢ぞろい。舞台上にこの8人が揃うだけで、さすがの迫力です。
今ツアーのために八重奏版に特別編曲されたドヴォルザーク:5つのバガテルは、異なる曲想の5つの小曲から成る美しい作品。繊細な編曲で、各楽器の音色が綺麗な織物のように織り込まれていくようです。ドヴォルザークらしい哀愁の調べが、樫本大進のヴァイオリン、ヴェンツェル・フックスのクラリネット、シュテファン・ドールのホルン…と名手たちによって朗々と歌い上げられるさまは、深い感動を心に呼び起こします。

休憩を挟んでいよいよ、このアンサンブルの真骨頂、シューベルト:八重奏曲。
ここまで余裕を感じさせ、ここまでぴったりと息を合わせて、そしてここまで楽しそうに演奏されるシューベルト:八重奏曲はあるだろうか!?と実感させられる至福の60分。
樫本大進がインタビューで、「リート、室内楽、カルテット、シンフォニーなど、シューベルトの音楽の様々な要素が含まれている曲。色々なシーンのあるオペラのようなもの!」と語ったように、曲の変化を楽しんでいる間に、あっという間に時間が過ぎていきます。

外は寒い風が吹いていますが、コンサートを終える頃には心がほんわかと温まる、素敵なコンサートです。
ベルリン・フィル八重奏団の日本公演は残りわずか!この必聴公演、ぜひご期待ください。

そして、昨年2016年1月から「Daishin Year!!!」にご注目いただいている樫本大進を応援して下さっている皆さま!
このベルリン・フィル八重奏団公演が「Daishin Year!!!」のファイナル公演となります。樫本大進が気心知れたベルリン・フィルの仲間たちとお贈りする室内楽、ぜひ最後までお楽しみください。
<イラストは、ヴィオラのアミハイが描きました!上手い!>

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選ばれし8人、最強のソリスト集団!
ベルリン・フィル八重奏団
2017年1月31日(火) 19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
公演詳細はこちらから

ベルリン・フィル八重奏団 全国日程
1月28日(土) 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール
1月29日(日) 三島市民文化会館 ゆうゆうホール
1月31日(火) 東京オペラシティ コンサートホール

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