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ギル・シャハムからメッセージが届きました![バイエルン放送交響楽団]

マリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団日本ツアーで、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演するギル・シャハム。ヤンソンスが信頼を寄せるこの名ヴァイオリニストは、2016/2017シーズンの始まりと同時に、ほぼ二日おきに世界の都市で演奏し賞賛されています。 
今回、ギル・シャハム本人が忙しい演奏旅行の合間に、共演するマリス・ヤンソンスとバイエルン放送響そしてベートーヴェンの協奏曲について、メッセージを寄せてくれました。

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、ヤンソンス指揮バイエルン放送響と演奏することの醍醐味をどのように感じていますか?
Mo.ヤンソンス、バイエルン放送響とは幾度も共演していますが、ベートーヴェンのコンチェルトを共演するのは初めてになります。マエストロのことは、本当に尊敬していますし、彼らのベートーヴェンの交響曲の演奏を聴いて、ぞくぞくしたことを覚えています!私はバイエルン放送響の音楽も、演奏者達も大好きです。彼らとのヴァイオリン協奏曲の共演が、本当に待ち遠しいです。

ベートーヴェンのヴァイオリン・コンチェルトの一番の魅力は何だとお考えですか?
ベートーヴェンはこの曲で、ヴァオリン協奏曲の形式を大改革したのではないか、と思います。この曲は、それまでのヴァイオリン協奏曲より演奏時間が長いだけでなく、もっと重要なこととして、音楽に込められた感情的な範囲が遥かに広いのです。とても流暢であるため、隅々まで斬新さが行き渡っているように感じます。例えば、第1楽章のソロ・ヴァイオリンが高音のトリルでフリーズし、主題を表す4つの繰り返しの音を伴奏して、低音部の不思議な不協和音になるパッセージ。これは抽象的且つモダンで、当時の聴衆を驚かすに十分です。しかしこれらは、音楽の物語を導くために、念入りに作り込まれており、他のパッセージも、シンプルでありながら音楽全体に深く影響を及ぼしています。この曲は申し分ないほどに、ユニークな物語を聴き手に語りかけ、我々の仕事はその物語の魅力を聞いてくださる人々に伝えることだと思っています。

日本のお客様へメッセージをお願いします。
日本に行くことを考えると、いつでも自然に笑顔になってしまいます。日本でのすべてが楽しみですし、ここで音楽を演奏する機会を有難く思います。皆さんと共に過ごし、バイエルン放送響とマエストロ・マリス・ヤンソンスと共演するベートーヴェンの音楽の体験を、皆さんと分かち合えることを楽しみにしています。

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巨匠ヤンソンスが魅せる、オーケストラ芸術の粋 芳醇なる黄金の響き。
マリス・ヤンソンス(首席指揮者)バイエルン放送交響楽団
2016年11月27日(日) 14:00開演 サントリーホール
2016年11月28日(月) 19:00開演 サントリーホール ヴァイオリン:ギル・シャハム
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