日本・スロヴェニア友好プロジェクト
カーキ・ソロムニシヴィリ指揮 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団
- オーケストラ
- 日時
- 2025年11月24日(月・祝) 14:00
- 開場 / 終演予定
- 13:15 / 16:00
- 日時
- 2025年11月27日(木) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:00 / 21:00
ピックアップ
令和7年度文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業対象公演
こちらでご案内する公演は、子供たちが劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を提供する取組を文化庁支援のもとで行われるものです。子供無料招待席を設け、広く募集いたします。 この貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちが本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただければ幸いです。
カーキ・ソロムニシヴィリ指揮 スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団(ピアノ:アレクサンダー・ガジェヴ)
2025年11月27日(木) 19:00開演 東京芸術劇場コンサートホール
先着先行受付:2025年6月28日(土)10:00~公演前日17:00
・申込資格:平成19年(2007年)4月2日~平成31年(2019年)4月1日に生まれた方(小学校1年生相当~高校3年生相当)
※公演当日18歳以下であっても上記生年月日の範囲外の方は対象外となります。
・推奨年齢:中学生~高校生 ・保護者同伴者席はございません。
▶ 応募受付はこちら
(応募期間前は表示されません。)
▶ 申込詳細・注意事項等はこちら
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 6月21日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 6月28日(土) 10:00a.m.~発売 一般
TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
2025/11/24
一般
通常価格
- SS席
- –
- S席
16,000円
- A席
13,000円
- B席
9,000円
- C席
6,000円
- D席
- –
- E席
- –
- 学生席
- –
- 全席指定
- –
学生割引
通常価格
- SS席
- –
- S席
8,000円
- A席
6,500円
- B席
4,500円
- C席
3,000円
- D席
- –
- E席
- –
- 学生席
- –
- 全席指定
- –
- ◎学生割引/横浜公演のみ 各ランク半額にてお求めいただけます。
- *残席がある場合、10/27(月)10:00より受付を開始いたします。
- *社会人学生を除く公演当日25歳以下が対象です。当日は学生証を提示のうえご入場ください。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴いたします。)
2025/11/27
一般
通常価格
- SS席
- –
- S席
16,000円
- A席
13,000円
- B席
9,000円
- C席
6,000円
- D席
- –
- E席
- –
- 学生席
- –
- 全席指定
- –
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
S席¥15,000 A席¥12,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(WEBでの取扱い無し/東京公演はジャパン・アーツぴあコールセンターで、横浜公演は神奈川芸術協会で受付)
その他プレイガイド
- 東京芸術劇場ボックスオフィス www.geigeki.jp 0570-010-296 (東京) ※休館中のため、9/6(土)以降の販売となります。
- 神奈川芸術協会 kanagawa-geikyo.com 045-453-5080 (横浜)
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000 (横浜)
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 299-534(東京) 296-572(横浜)]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 33772(東京) 32032(横浜)]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- 11月24日(月・休)14:00 横浜みなとみらいホール
- ニーナ・シェンク:静けさの影
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op. 18 [ピアノ] アレクサンダー・ガジェヴ
- ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 Op. 68
- 11月27日(木)19:00 東京芸術劇場コンサートホール
- ニーナ・シェンク:静けさの影
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op. 18 [ピアノ] アレクサンダー・ガジェヴ
- チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 Op. 64
公演によせてMessage
アレクサンダー・ガジェヴは、すでに日本の聴衆にとって特別な存在となりつつある。彼がキャリアをスタートさせるきっかけとなったのも、この日本で2015年に開催された浜松国際ピアノコンクールでの優勝だった。彼はこれを皮切りに、2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクール第2位、同年のシドニー国際ピアノコンクール優勝と、まさに国際的な舞台で輝かしい足跡を刻んできたピアニストだ。演奏は常に、詩的な繊細さと精神的な深さを兼ね備え、楽譜を超えた何かを静かに語りかけてくる。今回ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を彼がどのように描き出すのか̶ガジェヴの手に託されたラフマニノフは、言葉を超えて、音楽だけが到達できる場所へと導いてくれることだろう。
共演するスロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団は、1701年創設のアカデミア・フィルハーモニコルムを起源とし、ヨーロッパで最も長い伝統を持つオーケストラのひとつ。ハイドンやベートーヴェン、ブラームスらを名誉会員に迎えた輝かしい歴史を持ち、18世紀から現代に至るまで多彩なレパートリーを高水準で演奏し続けてきた。今回の来日は、その響きを日本で体感できる貴重な機会だ。
タクトを執るカーキ・ソロムニシヴィリは1990年ジョージア・トビリシ生まれ。ピアニストとしてキャリアをスタートさせたのち、若くしてトビリシ歌劇場やジョージア・フィルの指揮者として活躍し、2024年よりスロヴェニア・フィルの首席指揮者に就任。構築的な音楽設計と情熱的な表現を兼ね備え、国際的にも注目を集める存在だ。
このように、これからの世界の音楽界を担うであろう若手の共演に加えて、スロヴェニアを代表する現代作曲家ニーナ・シェンクによる作品が演奏されることも非常に楽しみである。近年、彼女が作曲した《Baca》がBBC Promsで演奏されるなど、国際的にも注目を集めており、その鋭敏な音響感覚と構築性は高く評価されている。本公演の幕開けを飾る《静けさの影》では、緊張と沈黙のあわいに広がる繊細な美学が、演奏会全体に深い陰影と余韻をもたらすことだろう。過去と現在が響き合うこのステージに、大きな期待が寄せられている。
大井 駿(指揮者・ピアニスト・古楽器奏者)
全国公演日程National performance
♦アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ) ★阪田知樹(ピアノ)
プロフィールProfile
カーキ・ソロムニシヴィリ Kakhi Solomnishvili (指揮/スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者, Conductor/Principle Conductor of Slovenian Philharmonic Orchestra)
1990年5月9日、ジョージアのトビリシに生まれる。ソロムニシヴィリの音楽人生は、コンサートとフェスティバルに活発に参加するピアニストとして始まった。2011年にトビリシ・オペラ・バレエ劇場のアシスタント指揮者の役割を担う。2014年より同劇場の指揮者を務めている。2016年からジョージア・フィルハーモニー管弦楽団との活発な共演活動に従事し、2017年に指揮者に就任する。2023年よりスロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団と活発に共演し、2024年には首席指揮者に就任。その他にもポーランド・バルティック・フレデリック・ショパンフィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・シンフォニエッタ、ジョージアン・シンフォニエッタ等、様々な国立オーケストラや国際的なオーケストラと共演している。
- オフィシャルウェブサイト
- https://kakhisolomnishvili.com/
アレクサンダー・ガジェヴ Alexaner Gadjiev (ピアノ, Piano)
音楽家の両親のもと、イタリアのゴリツィア生まれ。スロヴェニアの国境からほど近く、多様な文化、言語が交差する街で育ったことはガジェヴの才能に影響を与えた。9歳でオーケストラと共演、10歳でリサイタルを開き、浜松やモンテカルロ、シドニーのコンクールでの優勝を経て、2021年にはショパン国際コンクールで2位となる。これまでルイージ指揮/RAI国立響、ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管、メータ指揮/フィレンツェ五月音楽祭管をはじめ、指揮者ではテミルカーノフ、ヴィット、井上道義、広上淳一、山田和樹らと共演。2024年のウィーン楽友協会でのスロヴェニア・フィルとの共演も大成功を収めた。国際音楽祭への出演も多い。2024年から毎年ロンドンのウィグモアホールでリサイタルを行う。
- オフィシャルウェブサイト
- https://www.alexandergadjiev.com/en/
スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団 Slovenian Philharmonic Orchestra
前身であるアカデミア・フィルハーモニコルム、フィルハーモニー・ソサイエティ、初代スロヴェニア・フィルハーモニーと共に、スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団は同種の団体としてはヨーロッパで最古の一つであり、豊かな伝統を誇る。1947年に本格的に動き出し、それ以前の1世紀半の間フィルハーモニー・ソサイエティによって特徴づけられた豊かなコンサートの日常をよみがえらせた。カルロス・クライバー、リッカルド・ムーティ、シャルル・デュトワ、ダニエル・ハーディング等の客演指揮者のみならず、スロヴェニア人常任指揮者、さらに国際的な名声を誇る偉大なソリスト達に負うところが大きい。2019年からはリュブリャナ・フェスティバルのレジデント・オーケストラを務めている。
- オフィシャルウェブサイト
- https://filharmonija.si/
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ(東京公演) / 神奈川芸術協会(横浜公演)
- 協賛
(東京公演)
- 後援
- スロヴェニア共和国大使館
- 協力
- 横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)(横浜公演)
令和7年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業(東京公演)