チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 6月7日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 6月14日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

2025/11/21

一般

通常価格

SS席
S席
A席
B席
C席
D席
E席
学生席
全席指定
残席あり

6,000円

学生割引

通常価格

SS席
S席
A席
B席
C席
D席
E席
学生席
全席指定
残席あり

3,000円

  • 学生券
  • *6/7(土)10:00よりジャパン・アーツぴあオンラインチケット、6/14(土)10:00よりジャパン・アーツぴあにて受付を開始いたします。
  • *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口または窓口にて学生証を拝見させていただきます。
     (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴いたします。)
特別割引
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

  • J.S.バッハ:管弦楽組曲第1番~序曲〔マックス・レーガーの編曲による連弾版〕
  • シューマン:子供の情景 Op. 15 (渡邉ソロ)
  • シューマン:東洋の絵「6つの即興曲」Op. 66 より
* * *
  • ドビュッシー:「金色の魚」「月の光」「西風の見たもの」(以上、寺田ソロ)
  • ドビュッシー:交響詩「海」〔作曲家自身の編曲による連弾版〕
  • 坂本龍一:東風

公演によせてMessage

四手連弾の宇宙Ⅴ~時空を超えて~

 一台の鍵盤楽器を二人で連弾するという習慣はバッハの時代にはなく、連弾音楽はモーツァルト以降に楽器の発展とともにポピュラーなものになりました。今回のリサイタルはあえてその大バッハの管弦楽組曲『序曲』の連弾用編曲で幕を開け、シューマン、ドビュッシー、坂本龍一という時代もスタイルも異なる作曲家のソロ作品と連弾曲を交えた構成です。
 ドイツロマン派を代表する作曲家シューマン。「トロイメライ」がよく知られる『子供の情景』は、優しいまなざしと愛に溢れた傑作であり、連弾曲『東洋の絵』は彼の音楽に常に影響を与えていた文学から、中東を舞台にした叙事散文集《マカマート》にインスピレーションを得た、作曲家のまだ見ぬ異国文化への想いが感じられる作品です。
 ドビュッシーは20世紀のフランス音楽のみならず、その後の現代音楽の世界に大きな影響を与えた作曲家です。「月の光」他暗示に富んだ題名を持つ魅力的なピアノ曲の数々、1905年に発表した交響詩『海』は革新的な和声とオーケストレーションで20世紀の扉を開いた記念碑的な作品です。その彼もまた東洋への関心が高く、『海』の初版スコアの表紙には葛飾北斎の《富嶽三十六景》を用いたほどですが、ほとんど同時に作曲者自身によるピアノ連弾版も出版されました。
 十代の頃ドビュッシーの音楽に強い衝撃と影響を受けたという坂本の繊細で透明なピアノの音には “東洋の心” を感じます。シューマンやドビュッシーが憧れ抱いた “かなた” の音楽が今、時空を超えて玉手箱から飛び出します。

寺田悦子

寺田悦子&渡邉規久雄

透明感のある音色と豊かな情感で聴衆を魅了し続ける寺田悦子と、シベリウスをライフワークとして演奏活動の中心に据える渡邉規久雄。ソリストとして活躍する二人によるデュオは、2台ピアノや連弾のオリジナル作品、いろいろなスタイルからの編曲作品、藤岡幸夫指揮東京シティ・フィルとヴォーン・ウィリアムズを演奏した2台ピアノのための協奏曲まで、カラフルでエキサイティングな世界の醍醐味を余さず伝えます。この《四手連弾の宇宙》シリーズではこれまでベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン、シューベルト、モーツァルトそしてブラームスの代表的な作品を取り上げています。

プロフィールProfile

寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ, Piano)

16歳でウィーンに留学。在学中に東京でオールショパン・プログラムでデビュー・リサイタルを開いた寺田悦子は、ウィーン音楽大学を最優秀賞で卒業後に渡米。ジュリアード音楽院大学院、インディアナ大学等で研鑽中の1977年、ルービンシュタイン自身が審査した第2回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位受賞で注目を集め、翌1978年第6回リーズ国際ピアノ・コンクール入賞、日本ショパン協会賞、飛騨古川音楽賞などを受賞。東京・名古屋・大阪など国内各地でのリサイタルやN響をはじめとする日本の主要オーケストラとの共演はもちろん、「プラハの春」などの国際音楽祭出演、イスラエル・フィル、ヘルシンキ・フィル、ドレスデン・フィル、北BBC響等数多くの海外オーケストラとの共演、英国、ドイツ、フィンランド、ロシア、ラトヴィア、アメリカ、メキシコ、パナマ、ペルーでのソロ・リサイタル、ニューヨークのカーネギーホールでの演奏等、国際的に活躍してきました。日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール全国大会、ピティナ全国大会等数多くのコンクール審査員、ドイツやオーストリアで演奏とマスタークラスを行うなど後進の指導にも積極的です。CDにショパン作品集「ノアンⅠ」「ノアンⅡ」、渡邉規久雄とのデュオ「春の祭典&ラフマニノフ」、シューベルトの連弾作品集「シューベルト奇跡の1828年」他多数。

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/etsukoterada/
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渡邉規久雄 Kikuo Watanabe (ピアノ, Piano)

北欧、特にフィンランド音楽に造詣が深く、中でもシベリウスを生涯のライフワークとして演奏活動の中心に据えている渡邉規久雄。2003年から2023年まで6回にわたったシベリウスのピアノ音楽全曲シリーズがすべてCD化され、シベリウス生誕150年記念の2015年にはNHK-BSプレミアムのクラシック倶楽部『シベリウスの室内楽の世界』に出演、東京と大阪で行ったオール・シベリウス・プログラムでのリサイタルはNHK-FMで放送されるなど、シベリウス・ピアノ音楽の第一人者として活躍してきた長年の功績は、2015年12月にフィンランド・シベリウス協会から歴史と伝統ある《シベリウスメダル》が授与されるという栄誉に結実しました。1974年インディアナ大学を成績優秀賞で卒業、1976年同大学院を修了。1976年7月のデビュー・リサイタル以降、ショパンのポロネーズ全曲、シューベルトの最後の3曲のソナタなどによるリサイタル、ラトヴィアの首都リガやヘルシンキ、東京、大阪、名古屋等での寺田悦子とのデュオ・リサイタル、国内はもとよりサンクトペテルブルグ、モスクワ、ハバロフスクなどでのオーケストラとの共演など精力的に演奏活動を行っています。CDは他に寺田悦子とのデュオや佐藤まどかとのシベリウス・ヴァイオリン作品集など。武蔵野音楽大学ピアノ科特任教授、大阪ザ・フェニックスホール音楽アドヴァイザー。

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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
後援
国際ピアノデュオ協会、公益財団法人 日本ピアノ教育連盟、 日本ショパン協会、公益財団法人 日本フィルハーモニー交響楽団
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